焼き菓子

パウンド型で焼ける♪りんごのアップサイドダウンケーキのレシピ

調理時間
1時間(焼成時間を除く)
費用目安
650円

「アップサイドダウンケーキ」とは、ケーキ型の底に甘く煮たフルーツを並べて上からケーキ生地を流し、焼成してから逆さまにして仕上げるケーキです。

底に敷いたフルーツが、出来上がると上にくるので、「アップサイドダウンケーキ」と呼ばれています。

定番はりんごやバナナを使ったアップサイドダウンケーキ。

キャラメリゼしたりんごやバナナを使ったアップサイドダウンケーキは、そのほろ苦さが人気のお菓子です。

今回は、そんなりんごのアップサイドダウンケーキを、パウンドケーキ型を使って作ってみました。

りんごをたっぷり2個分使った、ケーキの半分がりんごでできたアップサイドダウンケーキです。

初心者の方でも失敗なく作れるレシピなので、アップサイドダウンケーキが初めての方も、ぜひチャレンジしてみてください。

材料(17cmパウンド型1台分)

材料
分量
りんご
2個
グラニュー糖
40g
15ml
バター(A)
10g
アーモンドパウダー
70g
粉糖
60g
全卵
1個
卵黄
1個分
りんごジャム
20g
バター(B)
40g
薄力粉
20g
ベーキングパウダー
ひとつまみ

作り方【準備】

1

卵は室温に戻しておく。

2

バター(B)はレンジで温めるか、湯煎で溶かしておく。

3

薄力粉とベーキングパウダーは合わせて軽く混ぜておく。

4

オーブンは200℃に設定しておく。

ポイント

・りんごジャムは、その他アプリコットジャムやいちじくジャムでもOKです。

・バターは材料に使う意外に、型に塗る用のバターも少量準備しておきましょう。

作り方

1




カラメルを作る。
鍋にグラニュー糖と水を入れ、中火にかけて茶色くなるまで加熱します。
色が変化するまで混ぜずに鍋を湯する程度にしておきましょう。

2




カラメル色になったら、熱いうちに型に流します。
型の底にまんべんなく行き渡るように広げましょう。
カラメルは高温になっているので、型を持つ時はグローブを付けて火傷に注意してください。
できたら冷まして固めておきます。

3




りんごの皮を剥いて4等分し、芯を切り取って2mm程度にスライスします。

4




4等分した塊のままボウルに入れ、ふんわりラップをかけて600Wのレンジで5分程度、りんごがしんなりするまで温めます。

5




カラメルの表面と型の側面にバターを塗って、②のリンゴを隙間の無いように詰めます。
りんご1個分で一段ずつ、二段にして詰めましょう。
スライスの端の小さいものを型とりんごの隙間に詰めると、綺麗に隙間が埋まりますよ。

6




りんごの上にバター(A)をちぎって所々に乗せて、余熱しておいた200℃のオーブンで13〜15分焼成します。
焼けたら冷ましておきます。

7




ケーキ生地を作る。
ボウルにアーモンドプードルと粉糖を入れて軽く混ぜ、真ん中に窪みを作ります。
窪みに全卵と卵黄をといたものを入れて、ハンドミキサーの高速でもったりするまで撹拌します。

8




よく混ざったらジャムを入れて、さらに撹拌します。

9




粉類をふるい入れ、ホイッパーで粉気がなくなるまで混ぜます。

10




バターを2〜3回に分け加え、その都度よくなじむまで混ぜます。

11




冷ました⑥の型の側面にバターを塗り直し、⑦の生地を流します。
表面を平らにならしたら、余熱しておいた200℃のオーブンで10分、180℃に温度を下げて20〜25分焼成します。
焼き上がったら型のまま冷まし、粗熱が取れたらラップをして一晩おきます。

12




軍手かグローブを付けて型を持ち、型の底にガス火をあてます。
底のカラメルが溶ける程度でいいので、弱火でゆっくり溶かしましょう。

13




型の側面とケーキの間にパレットナイフか包丁を入れ、型を逆さまにしてケーキを取り出したら出来上がりです。
ケーキが型から外れない場合は、もう一度ガス火にあてて、再度カラメルを溶かしてからひっくり返してください。

ポイント

りんごはレンジ加熱する際、りんごがしんなりして型に詰めやすくする程度でOKです。

加熱し過ぎるとりんごが形崩れしてしまうので、加熱し過ぎないよう注意しましょう。

ケーキ生地が膨らんで、底にした時すわりが悪い場合は、膨らんだ部分をスライスして平らに整えましょう。

りんごは品種によって食感や火の通りが違ってきます。

紅玉は火を通しても煮崩れしないのでおすすめです。

その他ゴールデンデリシャスやジョナゴールド等も紅玉に似た品種なのでおすすめです。