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冷たいお菓子

りんごのシーブストの作り方♪専用型なし!本格なのに簡単プロレシピ

調理時間
1時間30分
費用目安
300円

 

「シブースト」とは、パイ生地やタルト生地の上にフルーツとクレーム・シブーストを重ねて上面をキャラメリゼしたお菓子です。

 

このお菓子のポイントは、「クレーム・シブースト」。

カスタードクリームにゼラチンを加え、イタリアンメレンゲを混ぜて作る甘いクリームです。

 

今回は、ココット型を使って、タルト生地の代わりにビスケットを敷き、りんごのソテーの上からクレーム・シブーストを乗せた、簡単に作れるシブーストのレシピをご紹介します。

生地、フルーツ、クリームのそれぞれを作って組み立てるのではなく、ココット型に順に詰めていくだけで手軽に本格的なシブーストが味わえるレシピです。

 

シブーストを初めて作る方でも失敗なく作れる簡単レシピなので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

材料【土台】

材料
分量
ビスケット
40g
バター
20g

材料【りんごのソテー】

材料
分量
りんご
1/2個
バター
5g
グラニュー糖
10g

材料【クレーム・シブースト】

材料
分量
牛乳
30ml
卵黄
1個分
グラニュー糖(A)
10g
薄力粉
5g
板ゼラチン
2g
卵白
1個分
グラニュー糖(B)
35g
10ml
バニラエッセンス
適量
仕上げ用カソナード
適量

作り方【準備】

1

ボトム用のビスケットは、チャック付き袋に入れて麺棒などで叩いて砕いておく。

2

ボトム用のバターを湯せんかレンジで溶かし、砕いたビスケットと合わせておく。

3

りんごは皮を剥いて芯を取り除き、縦に4等分してから横に5mm程度にカットしておく。

4

りんごは皮を剥いて芯を取り除き、縦に4等分してから横に5mm程度にカットしておく。

準備のポイント

・りんごは煮崩れしにくい紅玉がおすすめです。

・カソナードはグラニュー糖でも代用可能です。

作り方

1




砕いて溶かしバターと混ぜたビスケットをココット型に敷き、コップの底などで押して固めておく。
できたら冷蔵庫で冷やしておく。

2




フライパンにバターを入れて火にかけ、りんごを加えてしんなりするまで炒めます。
グラニュー糖を加え、砂糖が溶けたら火からおろし、冷ましておく。

3




ボウルに卵黄、グラニュー糖(A)、薄力粉を入れ、粉気がなくなるまで混ぜます。

4




卵液を濾しながら鍋に流し、火にかけて混ぜながらとろみがつくまで加熱して、カスタードクリームを炊きます。
液状からとろみがつき始めるとダマになりやすいので、手早く混ぜてください。
クリーム状になったら火を止め、ふやかしておいた板ゼラチンの水気を絞って加え混ぜま

5




タリアンメレンゲを作る。
ボウルに卵白を入れ、5分立て程度まで撹拌する。

6




メレンゲと同時進行でシロップを作ります。
小さめのフライパンか鍋に、グラニュー糖(B)と水を入れて火にかけ、110度程度まで加熱します。

シロップを火にかけたまま、メレンゲの撹拌を再開します。
角が立ったなめらかなきめ細かいメレンゲが仕上がって、シロップの温度が118℃まで上がったら、メレンゲのボウルにシロップを糸状に垂らしながら撹拌する。

7




最終的にツヤのある角の立ったなめらかなクリーム状のメレンゲにする。

8




イタリアンメレンゲに、③のカスタードクリームを2回に分けて加え、撹拌する。
カスタードクリームが硬くなっている場合は、少し火にかけてゆるめましょう。

9




メレンゲとカスタードクリームがしっかり混ざったら、最後にバニラエッセンスを加えてクレーム・シブーストの完成です。

10




冷ましておいた②のりんごをココット型に詰めます。

11




りんごの上からクレーム・シブーストを流します。
流したら冷蔵庫で3時間以上冷やします。

12




冷やしたクレーム・シブーストの上に、カソナードを大さじ1杯程度、表面が隠れるぐらいにふりかけます。

13




ガスバーナーを使う方法もありますが、今回はスプーンを使ってキャラメリゼしてみましょう。
金属製のスプーンをガス火にあてて温めます。
スプーンが茶色っぽくなるまで加熱してください。
スプーンは大変熱くなるので、軍手やグローブをして作業しましょう。

14




ガスバーナーを使う方法もありますが、今回はスプーンを使ってキャラメリゼしてみましょう。
金属製のスプーンをガス火にあてて温めます。
スプーンが茶色っぽくなるまで加熱してください。
スプーンは大変熱くなるので、軍手やグローブをして作業しましょう。

ポイント

りんごは炒める際、しんなりして型に詰めやすくする程度でOKです。

加熱し過ぎるとりんごが形崩れしてしまうので、加熱し過ぎないよう注意しましょう。

ゼラチンを加えた後のカスタードクリームは、時間が経つと固まってきてしまうので、硬くなった場合は使う直前に再度火にかけてゆるめましょう。

加熱し過ぎるとカスタードクリームが硬くなってしまうので、ゆるんだらすぐに火からおろしてください。

りんごは品種によって食感や火の通りが違ってきます。

紅玉は火を通しても煮崩れしないのでおすすめです。

その他ゴールデンデリシャスやジョナゴールド等も紅玉に似た品種なのでおすすめです。

表面のキャラメリゼのパリパリした食感と中のクレームのなめらかさ、りんごとビスケットの食感が絶妙なバランスのひんやりスイーツです。

簡単なので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。