モンブランといえば、マロンクリームをたっぷり使った、栗の濃厚な香りが特徴のお菓子ですね。
そこにチョコレートが加われば・・・想像しただけでも美味しそうなチョコモンブランに変身します！
マロンの代わりに生チョコを包み、マロンクリームとチョコレートを合わせたクリームを、洋菓子店のように華やかに飾ります。
土台にはココアのスポンジ生地を使って、食べ応えも満点☆
まるでお店のモンブランのような本格チョコモンブランです。
工程は多いですが、ひとつずつ順番に作っていけば、後は組み立てるだけ。
初めてでも本格的な味わいに仕上がりますので、ぜひ一度作ってみてください。
スポンジ生地用のバターは湯せんかレンジで溶かしておく。
薄力粉とココアパウダーは合わせて軽く混ぜておく。
マフィン型に薄くバターを塗るか、オイルスプレーを吹き付けておく。
オーブンの予熱は１７０℃に設定しておく。
チョコマロンクリーム用のバターは室温に戻しておく。
チョコマロンクリーム用のチョコレートは湯せんかレンジで溶かしておく。
チョコマロンクリーム用の生クリームは６００Wのレンジで３０秒ほど温めておく。
マロンペーストは裏ごししておく。
ココアスポンジ生地を作る。
卵にグラニュー糖を加え、白くもったりするまでしっかり泡立てる。
※持ち上げた時、薄く跡が残るぐらいが目安です。
➀に薄力粉とココアパウダーをふるいながら加え、ゴムベラで底から返すように手早く混ぜる。
粉気がなくなったら混ぜ終わり。
マフィン型に、高さが同じぐらいになるように均等に流す。
※今回はバランスよく仕上げるために、立ち上がりが垂直のマフィン型を使用しています。
１７０℃のオーブンで１５〜１６分焼成する。
焼きあがったら型から外し、逆さまにして冷ましておく。
生チョコを作る。
生クリームと水あめを小さめのフライパンか鍋に入れ、沸騰させる。
火からおろしたら、チョコレートを入れたボウルに加え、チョコレートを溶かす。
※チョコレートが溶けきらない場合は湯せんかレンジで溶かしきる。
粗熱を取ったら絞り袋に流し、絞れる程度の硬さになるまで冷ましておく。
※冷蔵庫で冷やすと硬さにムラができたり硬くなり過ぎるので、冷蔵庫で冷やす場合は数分おきに硬さをチェックしてください。
絞れる硬さになったら、バット等にオーブンシートを敷き、半球形に絞って冷蔵庫で冷やし固める。
チョコマロンクリームを作る。
裏ごししておいたマロンペーストに室温に戻したバターを加え、なじむまで捏ね混ぜる。
⑧に溶かしておいたチョコレートを加え、しっかり馴染むまで混ぜる。
※マロンペーストが冷たいとチョコレートが固まってくるので、手早く混ぜてください。
⑨に温めておいた生クリームを少しずつ加え、絞り出せる硬さまで緩める。
※ツヤがあり、ゴムベラで混ぜられるぐらいの緩さが理想です。
硬めのクリーム状になったら、モンブラン口金をセットした絞り袋に詰める。
ホイップクリームを作る。
ホイップクリーム用の生クリームを、冷水にあてながら９分立てまで泡立て、丸口金をセットした絞り袋に詰める。
※しっかり硬めに泡立てないと、チョコマロンクリームが滑ります。
組み立てる。
冷めた④のスポンジ生地の上下を薄くスライスして平にし、真ん中にホイップクリームを少量絞り出す。
絞ったホイップクリームの上に、冷やしておいた生チョコを乗せる。
※形が整っていない場合は、手で簡単に形を変えられるので、半球形に整えてから乗せてください。
生チョコを囲むように残りのホイップクリームを絞り出す。
ドーム型になるように、パレットナイフ等で整える。
⑮の上に、チョコモンブランクリームを縦に往復3回、横に往復4回程度絞り出す。
ココアパウダーをふりかけたら出来上がり。
チョコマロンクリーム、生チョコ、ココアスポンジの３層が美しい、豪華なチョコモンブランです。
トレイに乗せてピックを刺して、お店みたいなチョコモンブランに仕上げましょう☆
手土産や、バレンタインにもぴったりです。
