ケーキ

プロ級!フォレ・ノワールのレシピ♪おしゃれなデコレーションケーキ

調理時間
1時間(焼成時間を除く)
費用目安
800円

「フォレ・ノワール」とは、フランス語で“黒い森”を意味し、ドイツの「シュバルツバルト」という森(山地)の特産品であるさくらんぼを使ったケーキです。

“黒い森”をイメージして、ココアを使ったスポンジケーキに雪に見立てた生クリーム、落ち葉に見立てたチョコレートコポーを飾り、通常のデコレーションケーキとは違い、全体的にシックな色で統一するのが特徴のケーキです。

今回は、ダークチェリーの季節以外でも作れるように、サワーチェリー(さくらんぼのシロップ漬け)を使ったレシピにしました。

甘酸っぱいチェリーと、甘いココアの香りが相性抜群です。

スポンジケーキを焼いた後は、生クリームを泡立てて組み立てるだけなので、意外と簡単。

見た目にも華やかでプロっぽく仕上がるレシピなので、バースデーケーキやクリスマスケーキとしてプレゼントしても、大変喜ばれますよ。

プロ級!フォレ・ノワールのレシピ♪おしゃれなデコレーションケーキ

 

材料【ココアスポンジ】(15cmデコ型1台分)

材料
分量
バター
14g
薄力粉
50g
ココア
14g
L2個
グラニュー糖
60g

材料【シロップ】

材料
分量
50ml
グラニュー糖
25g
チョコレートリキュール
小さじ1

材料【デコレーション】

材料
分量
生クリーム
150ml
グラニュー糖
小さじ2
サワーチェリー
150g程度
チョコレート
適量

作り方【準備】

1

バターはレンジで温めるか、湯煎で溶かしておく。

2

薄力粉とココアは合わせて軽く混ぜておく。

3

フライパンに湯せん用のお湯を沸かしておく。

4

型に型紙を敷いておく。

5

オーブンの余熱は180℃に設定しておく。

準備のポイント

・チョコレートリキュールは香り付けで入れていますが、なくてもOKです。

・シロップは、鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けたら火を止め、チョコレートリキュールを加えたものを冷ましておく。

・チョコレートは削るので、板状のものを準備しておきましょう。

 

作り方

1




ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、混ぜながら湯せんにあてて、40℃程度まで温めます。

2




湯せんから外したら、ハンドミキサーの高速で撹拌し、8の字が書けるぐらいまで泡立てる。

3




泡立てた②の卵を大さじ1程度とり、溶かしバターに加えてよく混ぜておく。

4




②の泡立てた卵に粉類をふるいながら加え、ゴムベラでさっくり切るように混ぜます。
泡を潰さないように手早く混ぜ、粉気がなくなる手前で止めます。

5




③で準備しておいた溶かしバターを、④の生地に加え、ゴムベラでなじむまで混ぜます。
バターが底に沈みやすいので、底からすくい上げるように混ぜましょう。

6




生地ができたら型に流し、余熱しておいた180℃のオーブンで25〜28分焼成する。
焼き上がったら型から外して10分程度逆さまにして冷まし、粗熱が取れたら表に返して完全に冷ます。

7




できたスポンジケーキを3枚にスライスします。

8




それぞれのカット面に、作っておいたシロップを刷毛で塗ります。

9




生クリームを8分立てまで泡立てて、2/3程度を丸口金をセットした絞り袋に流します。

10




底のスポンジ生地に生クリームを絞り出します。
生クリームの上からサワーチェリーを乗せ、チェリーと高さが揃うように、さらに生クリームを絞ります。
できたら真ん中の生地を乗せます。

11




真ん中の生地にも生クリームを絞り出し、最後に一番上のスポンジ生地を乗せます。

12




表面に薄く生クリームをのばし、縁に星口金でデコレーションし、チェリーを乗せます。
シロップ漬けのチェリーは、使う前にキッチンペーパー等で水気を取っておきましょう。

13



14




チョコレートをセルクルで削ります。
できるだけ長い板状のチョコレートを使って、セルクルの縁を立て、上から下に向かってスーっと削ります。

15




削ったチョコレートを、⑦のケーキのデコレーションの中央に飾ったら出来上がりです。

16



ポイント

スポンジ生地は、ルーラー等で両端を挟み、ルーラーの高さに沿って包丁を入れると、綺麗に高さを揃える事ができます。

もう少し高さのあるケーキに仕上げたい場合は、真ん中の生地にもサワーチェリーを乗せて挟んでください。

最後の削りチョコは、板状のチョコレートが無い場合、スライサーで削って作る事もできます。

小さいタブレットチョコしか無い場合はスライサーを使って削りましょう。

サワーチェリーは種抜きのものが多く、粒が潰れているものが混じっているので、粒が綺麗なものをデコレーション用に、潰れているものは挟む用に使ってください。