焼き菓子

【プロがフランス伝統菓子を南国風にアレンジ】ガトーバスク〜ピニャコラーダ風〜のレシピ・作り方

調理時間
2時間30分
費用目安
2,000円

フランスの地方菓子ガトーバスクを、カクテルのピニャコラーダをイメージした南国風にアレンジ。サクサクのアーモンド生地の中には、滑らかでこくのあるココナッツクリームと、爽やかな酸味を与えるパイナップルのソテーが絶妙です。

材料【サブレ】

材料
分量
バター
125g
カソナード(なければ甜菜糖)
110g
ひとつまみ
1個
小麦粉
170g
アーモンドプードル
60g
ココナッツファイン
50g
ベーキングパウダー
2g
レモンのゼスト
1個分

材料【ココナッツクリーム】

材料
分量
ココナッツミルク
250g
卵黄
40g
グラニュー糖
60g
コーンスターチ
20g
ホワイトラム(なければラム酒)
25g
マスカルポーネ
60g

材料【パイナップルソテー】

材料
分量
パイナップル
200g
グラニュー糖
30g

ドリュール

材料
分量
卵黄
1個分
砂糖
ひとつまみ
小さじ1

材料【仕上げ】

材料
分量
粉糖
適量

作り方【準備】

1

バターを1㎝程に角切りし常温に戻しておく。

2

セルクルにバターを塗り小麦粉をまぶして冷やしておく。

3

オーブンを170度に温める。

4

粉類はふるっておく。

作り方

1




常温に戻しておいたバターにサブレの材料をすべて入れ、粉けがなくなるまで手で混ぜ合わせる。

2







1を約300gと約250g程に分けそれぞれ丸いボール状にしてから上からつぶしクッキングシートに挟んで綿棒で伸ばす。

3




300gの方はセルクルより少し大きめに、250gの方はセルクルと同じくらいの大きさに伸ばし、冷蔵庫で1から2時間ほど冷やしておく。

4




中身のココナッツクリームをカスタードクリームの要領で作る。まず卵黄とグラニュー糖を白っぽくなるまで混ぜ合わせる。

5




4にふるったコーンスターチを入れ混ぜ合わせる。

6




ココナッツミルクを手鍋に入れゴムベラでかき混ぜながら温める。とても焦げ付きやすいので鍋肌や底をよく注意しながら混ぜて温める。

7




温めたココナッツミルクを半分5のボールに入れて、よく混ぜてから手鍋に戻す。

8







焦げ付かないように注意しながら混ぜ、クリーム状になるまで熱する。

9




熱いクリームをボールに移し、マスカルポーネを加えよく混ぜる。

10




クリ―ムが乾燥してしまわないようにラップをクリームにぴったりと密着させて冷蔵庫で冷やす。

11






中に入れるパイナップルの準備をする。パイナップルを上下を切り落としたら、縦にして皮を切っていく。

12







とげのようなものが残っていたらナイフを斜めに入れて取り除く。

13




縦に4分割したら、芯を切り落とし、1㎝の角切りにする。

14







フライパンに砂糖を入れキャラメルにし、パイナップルをソテーする。

15




バットなどに移し冷ましておく。

16




冷やしておいた3のサブレの250gの生地はセルクルで抜いてまた冷蔵庫に戻しておく。

17




300gの生地はセルクルよりも1.5㎝ほど外側をナイフで切り落とす。

18




17の生地をセルクルの角にもきちんと入るように指で押しながら敷いていく。

19




もし立ち上がっている生地の高さが均一でなければ高くなっている部分の生地を切り落とす。

20










冷めたクリームにホワイトラム酒を加えて泡だて器を使って滑らかになるまでほぐし、絞り袋に入れる。

21







19のセルクルに絞り入れる。

22







冷めたパイナップルソテーの汁気を取ったら絞ったクリームの上にまんべんなく敷き詰める。スプーン裏などを使って軽くクリームの中に押し入れる。

23




16のサブレをセルクルの内側にかぶせるように乗せ、立ちあがっている生地とかぶせた生地がきちんとくっつくように指で軽く押してやる。

24







ドリュール用の材料を全て混ぜ合わせサブレの上に塗り、フォークやナイフの背などを使って好みの模様を入れる。

25




170度のオーブンで20分ほど焼き、焼き色が偏ってついているようであれば方向を変えてもう10分程焼き色を見ながら焼く。

26




熱いうちにセルクルを外し冷ます。

27







冷めたらふちに粉糖をかけて完成。
焼きたてよりも翌日のほうが味がなじんでベスト。