和菓子

【固くならない!】白玉粉・上新粉を使った本格みたらし団子の人気レシピ・作り方 |上 新 粉 団子 固 く なら ないレシピ

調理時間
1時間
費用目安
200円

甘じょっぱいタレがやみつきになるみたらし団子。

お店によって、団子の作り方もタレの味も様々で、意外とバリエーション豊かな和菓子です。

今回は、そんなみたらし団子を上新粉と白玉粉を使ったレシピでご紹介します。

白玉粉を使うと、お団子がもちもち食感に変身しますよ!

タレは、簡単だけど味が決まる絶妙な配合で作りました。

出来立てのみたらし団子は、手作りならではの食感とお味が楽しめる、既製品では味わえない美味しさです。

ぜひこのレシピで出来立てのみたらし団子を楽しんでみてください!

材料【団子】(7本分)

材料
分量
上新粉
100g
白玉粉
40g
三温糖
5g
ぬるま湯
100ml

材料【タレ】

材料
分量
こいくち醤油
大さじ1
三温糖
大さじ3
大さじ3
水溶き片栗粉
片栗粉小さじ2+水大さじ1

作り方【準備】

1

白玉粉は大きい粒が混じっているので、大きめのものは指でつまんで潰しておく。

2

生地ができたらすぐに茹でられるように、鍋にたっぷりのお湯を沸かしておく。

3

片栗粉小さじ2と水大さじ1を混ぜて、水溶き片栗粉を作っておく。

準備のポイント

・三温糖はその他グラニュー糖などの砂糖でも代用可能です。

・カードはなくても作れますが、混ぜ初めは混ざりにくいので、あれば便利です。

・ぬるま湯は特に温度指定はありませんが、お湯を指で触れられる程度の温度まで冷ますか、熱湯と水を半分ずつ混ぜると丁度いい温度のぬるま湯ができます。

作り方

1




ボウルに上新粉、白玉粉、砂糖を入れ、軽く混ぜたらぬるま湯を注ぎます。
粉類がお湯を吸うので、ここから手早く混ぜていきます。

2




カードを使ってお湯がまんべんなく行き渡るようにザクザクと混ぜていきます。

3




粉気がほとんどなくなって、カードで混ぜにくくなってきたら、手で捏ねるように混ぜます。
生地がまとまって、粉気が完全になくなったらOKです。
この時の生地の柔らかさは、手で握っても指からこぼれない程度の硬さで、握った時の跡がしっかり残るのが理想です。
混ぜても粉気が残ってしまう場合はお湯を少しずつ足してください。
逆に柔らか過ぎる場合は上新粉を足して調整しましょう。

4




できた生地をざっくりでいいので二つに分けます。

5




分けたものを棒状に伸ばし、厚みが同じになるようにカットしていきます。

6




カットした生地を丸めていきます。
手のひらを使って、まな板の上でコロコロと転がすように丸め、デコボコの無い綺麗な球体にしていきます。

7




鍋に沸かしたたっぷりのお湯で茹でていきます。
沸騰したお湯に団子生地を投入し、団子が鍋底にくっつかないように、お箸などで軽く転がします。

8




沈んでいた団子が浮き上がってくるので、全ての団子が浮いたら、そこから2分茹でます。
茹で上がったらお湯をきって、キッチンペーパーを敷いたバット等に並べて粗熱を取ります。

9




団子を竹串に刺していきます。
粗熱が取れた団子を、竹串にひとつひとつ刺していきます。
急いで刺してしまうと団子が割れてしまうので、ゆっくりと団子の中心に竹串を通すように刺しましょう。
団子が乾いてくるとベタつくので、一度水かぬるま湯にくぐらせてから刺すと扱いやすくなりますよ。

10




タレを作っていきます。
小さめの鍋かフライパンに、タレ用の材料全てを入れて火にかけます。
中弱火で常に混ぜながら加熱し、混ぜた跡が残る程度にとろみがついたら火からおろします。

11




団子にタレをかけたら、みたらし団子の完成です。

ポイント

・団子の大きさは目分量でかまいませんが、同じ大きさにするのが難しい場合は、ひとつひとつ計量しながら丸めましょう。

・団子が鍋底にくっついてしまうと、団子が浮き上がってこなくなったり、団子の一部が剥がれたりします。

必ずお湯に投入したらすぐ、一旦かき混ぜて鍋底から離しておきましょう。

・タレは冷えると固くなってしまうので、温かいうちに団子にかけましょう。

・団子を串に刺したら、トースターで焼き色がつく程度に焼いても美味しいです。

焼き餅のように香ばしく表面がパリッとして、食感も味も変わるので、ぜひ焼き団子バージョンもお試しください。

よくある質問

団子が固くならない理由は何ですか?

団子が固くならないようにするためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。団子の固さは主に、材料の選択、調理方法、そして保存方法によって影響を受けます。

  1. 材料の選択:
    • 団子の主材料として使う粉の種類が重要です。例えば、もち粉や白玉粉を使うと、より柔らかくて弾力のある団子になります。
    • 水の量も重要です。適量の水を使うことで、団子生地が適切な柔らかさになります。
  2. 調理方法:
    • 団子を茹でる際、沸騰したお湯に入れてからしっかりと茹でることが大切です。団子が浮き上がってきたら、さらに数分間茹で続けると中までしっかりと火が通ります。
    • 団子が茹で上がったら、冷水にとることで、急激に冷やし固まりを防ぐことができます。
  3. 保存方法:
    • 調理後は、団子が乾燥しないように適切に保管することが重要です。乾燥すると団子は硬くなりますので、密封容器やラップで包んで冷蔵保存しましょう。
    • 長期間保存する場合は、冷凍することをお勧めします。食べる前に自然解凍するか、蒸して再加熱することで、柔らかさを保つことができます。

上新粉はなぜ熱湯で練るのですか?

上新粉(じょうしんこ、あるいは上用粉)を熱湯で練る理由は、主にその粉の特性と最終製品の質感に関連しています。

  1. 粉の特性
    • 上新粉は精白されたもち米から作られる粉で、熱湯を加えることで粉のでんぷんが糊化しやすくなります。この糊化プロセスが、上新粉を使った食品に特有のもっちりとした質感を与えます。
  2. もっちりとした食感の形成
    • 熱湯で練ることにより、上新粉のでんぷんが活性化し、粘り気が出てきます。これが、食品にもちもちとした食感を与える要因となります。
  3. 均一な混合
    • 熱湯を使用することで、粉と水がより均一に混ざり合い、ダマになりにくくなります。これにより、滑らかで均一な生地ができあがります。
  4. 加工のしやすさ
    • 熱湯で練った生地は、加工がしやすくなります。熱により粘りが出てきても柔軟性が保たれるため、成形やカットが容易になるのです。

白玉が翌日固くなるのはなぜですか?

白玉が翌日に固くなる主な理由は、白玉粉(もち米から作られる粉)の性質と、調理後のでんぷんの冷却によるものです。

白玉粉を上新粉で代用できますか?

白玉粉を上新粉で代用することは可能ですが、仕上がりの食感や風味に違いが出る可能性があります。白玉粉と上新粉の特性を比較してみましょう。

  1. 白玉粉:
    • 白玉粉はもち米を水洗いして粉にしたもので、非常に粘りが強いです。
    • この粉を使って作られる白玉団子は、特にもっちりとして弾力があります。
  2. 上新粉:
    • 上新粉は精白したうるち米から作られる粉で、白玉粉ほどの粘りはありません。
    • 上新粉で作る団子は、白玉団子ほどもっちりとした食感にはならず、やや柔らかく、軽い食感になります。

代用する場合のポイント:

  • 白玉団子の代わりに上新粉を使用する場合、水の量を調整する必要があるかもしれません。上新粉は白玉粉より吸水性が低いため、少し多めの水が必要になることがあります。
  • 最終的な食感は白玉団子ほどのもっちり感はなく、少し柔らかくなります。

したがって、もっちりとした本来の白玉団子の食感を期待している場合は、白玉粉の代用として上新粉を使うと若干の違いを感じるかもしれません。しかし、上新粉でも美味しい団子は作れますので、手元にある材料で試してみるのも良いでしょう。

団子を作るとき、上新粉と白玉粉の違いは何ですか?

団子を作る際に上新粉と白玉粉を使用すると、その食感や風味に違いが出ます。これは両者の原材料と製造方法の違いに起因します。

  1. 白玉粉はもち米(糯米)から作られています。もち米は粘り気が強く、もっちりとした食感が特徴です。
  2. 上新粉はうるち米(粳米)から作られています。うるち米はもち米よりも粘りが少なく、やや軽い食感になります。

白玉粉を生で食べても大丈夫ですか?

白玉粉を生で食べることはお勧めしません。生の白玉粉(もち米から作られた粉)は、未加熱であるためいくつかのリスクがあります。

  1. 消化不良:生の粉は消化されにくく、胃腸に負担をかける可能性があります。特に白玉粉のようなでんぷん質の高い食品は、十分に加熱することで消化が容易になります。
  2. 細菌や汚染物質のリスク:粉類は製造過程で微生物に汚染される可能性があります。サルモネラなどの細菌が原因で食中毒を起こすことがあるため、安全のためには加熱してから摂取することが推奨されます。