幻の美味しさを受け継ぐ、直火焼きバウムクーヘンの専門店チロリア
福知山城があり観光地としても人気の京都府福知山市に店を構えるチロリアは、バウムクーヘンの専門店です。
チロリアの直火で焼き上げるバウムクーヘンは30年以上の歴史があり、一口食べると他にはない舌触り・喉ごし・美味しさ・後口の良さに驚きます。
チロリアのバウムクーヘンを一度でも食べたことがある方からは「これまで味わったことがない」、「美味しくて感動する」、「この店以上のバウムクーヘンを知らない」という声が。
今回は、本当の美味しさを全国に伝えたいとこだわりを守り続けるバウムクーヘン専門店チロリアをご紹介します。
福知山のチロリアって洋菓子店で、おじいちゃんが焼くバウムクーヘン
ふわふわなバウムクーヘンとは別でギュッとしっとりしてて、口の水分が持ってかれないし、説明の通り“喉越しがいい”…… pic.twitter.com/7Dka9rTOIp— くろパフェ⇄light action (@LA_kuroparfait) November 25, 2020
直火にこだわるバウムクーヘン専門店チロリア
四季折々に美しい姿を見せる明智光秀が築いたお城『福知山城』が街を見守る京都府福知山市。
自然豊かな丹波地方にある福知山市はスイーツのまちとも呼ばれ、多くの製菓店があります。
『福知山城』に面するお城通りを北へ1本入り歩いていると見えてくるのが、歴史を感じさせるレトロな外観をしたチロリアです。
店内にはバウムクーヘンのみが並び専門店であることが一目でわかります。
お店の奥へ声を掛ければ、技を磨いてきた口数の少ない職人のような雰囲気の店主 塩見さんが顔を出してくれます。
福知山に行ったら絶対これです。
チロリアのバウムクーヘン。
しっとりしててとても美味しい😆#バウムクーヘン #チロリア#福知山 pic.twitter.com/TbTJX5yL6T— 黒うさぎ (@coperabbit) October 11, 2020
チロリア自慢の「バウムクーヘン」の特長
味を第一に考えて厳選した素材を使用し、一層一層丁寧に焼き上げられたチロリアのバウムクーヘンは、美味しさと口あたりの良さが特長です。
乳化剤や膨張剤、保存剤といった添加物などは不使用にも関わらず、チロリアのバウムクーヘンは数えられないほど繊細に層が重ねられ重厚感があります。
生地の一番外の層はチョコレートで仕上げられており、生地の甘さとチョコレートのほろ苦さ、香りが絶妙。
どっしりとした重厚感とは裏腹にチロリアのバウムクーヘンは、驚くほどしっとりとしていて、食べても口の中の水分が奪われることはありません。
「食べる際に飲み物がいらない」と言われるチロリアのバウムクーヘンが他店と異なる一番の特徴は焼き方。
バウムクーヘンを電気の熱で焼き上げる大型の電気オーブンが主流となっている中、チロリアでは昔ながらの直火焼きオーブンで焼き上げることにこだわっているそうです。
直火で一層一層 丁寧に焼き上げることで、しっとりとした滑らかな口当たりと、飲み物を必要としない喉ごしの良さ、もう一口食べたくなるような後味が生れるとのこと。
チロリアのバウムクーヘン pic.twitter.com/9ufyU39cjf
— コンツォルネ (@kontuxorune) June 9, 2019
チロリアの店主 塩見さん
チロリアの店主の塩見さんは、昔ながらの職人という表現がしっくりくるような方です。
口で美味しさを語るのではなく、実際に自慢の商品を食べてもらい本物の美味しさを実感してもらうことを大切にされています
店頭に足を運んだ人には商品をまるまる一つ渡し、その日のバウムクーヘンの味を確かめてから購入してほしいとおっしゃることも。
店主の塩見さんは、かつて東京で一番美味しいと言われたバウムクーヘンを焼いていた東京・日本橋の『トロイカ』でバウムクーヘンの技術を学び、京都府福知山市へ帰郷されました。
『トロイカ』で先輩たちから学んだ、本物のバウムクーヘンを焼くために必要不可欠だったのが直火のオーブン。
電気のオーブンが主流となった現代では直火のオーブンを入手することが困難だったため、塩見さんは自身で直火焼きオーブンを開発し特許を取得。
直火で焼く本物の美味しいバウムクーヘンの味を全国へ普及したいという強い思いを持つ塩見さんは、後継者がいないチロリアの「秘伝のレシピ」を伝承するレッスンも行われています。
チロリアのバウムクーヘンは直径で選べる?
チロリアのバウムクーヘンは大きさを選ぶことが可能です。
直径のサイズは、9cm・5号サイズの15cm・6号サイズの18cm・7号サイズの21cmから選ぶことができます。
チロリアのバウムクーヘンは厚さも選べる?
チロリアのバウムクーヘンは直径のサイズによって厚さが異なります。
直径が9cmの商品は厚さが1cm、直径が15cm~21cmの品は厚さが3cmです。
チロリアのバウムクーヘンはお取り寄せできる?
チロリアのバウムクーヘンは店頭でも購入できますが、現在は通販をメインにしているそうです。
注文はオンラインショップ(公式サイトのご注文フォーム)もしくは電話、FAXで行うことができます。
チロリアのバウムクーヘンは引き出物やギフトとしても利用される機会が多く、オンラインショップからも婚礼用の対応や熨斗、化粧箱の有無を選ぶことが可能。
公式サイト
http://www.chiroria.jp/
昨日ブルベ中に買った、福知山の『洋菓子のチロリア』のバウムクーヘンがもう届いた!
めっちゃ美味しいので福知山へお越しの際は是非。
(チョコでコーティングしてあるので自転車で持ち帰りは難しいです) pic.twitter.com/gDoqBlDqVg— TERU@CXシーズン終了 (@eicyan300) April 8, 2018
チロリアの店舗情報
今では幻とまで言われる直火で焼くバウムクーヘンを作るチロリア。
ふわふわとしたソフトな生地で口の中の水分がなくなるイメージのあるバウムクーヘン。チロリアではイメージを一掃するような、どっしりとして溶けるように滑らかな生地、甘さとほろ苦さ、香りが調和した逸品がいただけます。
昔は喫茶店だったらしいチロリアの店内にはテーブルと椅子があるので、直径9cmの商品であればその場でいただくこともできそうです。(イートインをご希望の場合は、店主の塩見さんへ一度ご確認ください。)
チロリアのバウムクーヘンは通販で注文できるので、京都以外にお住いの方もぜひ一度、幻と言われる美味しい一品をお取り寄せしてみてください。
今日のオヤツは、福知山で買ってきたチロリアさんのバウムクーヘン。
パッケージもいい感じです。 pic.twitter.com/dVqlc8DQS9— マズ (@KOKUYO_3) October 11, 2020
住所:京都府福知山市字内記4丁目61番地
営業時間:月曜~土曜 10:00~18:00
日曜・祝日 10:00~17:00
定休日:無休