北海道函館の和菓子屋「千秋庵総本家」100年の歴史を食す
北海道を代表する老舗和菓子屋の千秋庵の発祥が、函館にある「千秋庵総本家」です。
千秋庵では元祖山親爺やどらやきなどの、有名なお菓子があります。
今回は100年の歴史をもつ、千秋庵総本家についてご紹介します。
函館の千秋庵総本家はどら焼きが名物! pic.twitter.com/CjzmbNG6fb
— つっちぃー@冬眠しない羆 (@MTss0063) October 1, 2017
函館の老舗和菓子屋「千秋庵総本家」
1860年に創業した千秋庵総本家は、北海道に現存する2番目に古い菓子店です。創業者が秋田県出身で、故郷を懐かしんで付けられた名前で、千秋庵となっています。
現在では函館市内と東京有楽町に支店があります。
店内にはちょっとしたイートインスペースがあります。店内で食べる場合には無料でお茶を出してくれるそうです。
ショーケースには和菓子だけでなく、洋菓子も置いてあります。
たまには甘いものを。
千秋庵総本家 糖分も必要かと、
旨い😋 pic.twitter.com/7g8rFiYL1L— こぅくん (@varrapa) February 16, 2019
千秋庵総本家の元祖山親爺
元祖 山親爺(やまおやじ)は、千秋庵総本家の看板商品です。
幕末に開港して洋風文化が広まるのが早かった函館らしく、バターと水の代わりに函館近郊の牧場牛乳、白玉粉と小麦粉の生地のせんべいとなっています。
食感はパリッとしていてバターの風味が広がる、昔から愛され続けているお菓子です。
山親爺は北海道でいうヒグマの別称で、スキーをしているヒグマが描かれています。
箱入りで5枚350円(税込み)、缶入りで5枚500円(税込み)で、賞味期限は製造後の1か月半です。
千秋庵の店舗だけでなく、函館空港などでも購入することができます。
本日のお夜食。函館千秋庵総本家さんの「元祖 山親爺」。あっさりとした甘さで香ばしい。洋風せんべいの部類に入るのかな?#ゆーきのお夜食 pic.twitter.com/JItIVXwD1E
— ゆーき@MIU404 (@yuuki1009) July 22, 2019
千秋庵総本家のどらやき
続いてご紹介するのは千秋庵総本家の根強い人気商品「どらやき」です。
北海道道南地方の大納言を使っており、3日間かけて粒あんにしています。どらやきの皮は宵ごねで生地を仕込んで、蒸し焼きにして完成させています。
SNSなどでは「千秋庵総本家のどらやきが世界一だと思う」「あんこと生地の相性がすごくいい」など、多くの良い口コミが見られました。
生地はふっくら食感でしっかりとした弾力があり、粒が大きめのあんはみちっとたっぷり入っていて、上品な甘みがありこだわりの詰まった商品です。
値段は1個220円(税込み)、5個箱入り1,250円(税込み)で、賞味期限は夏5日、冬6日です。
【 千秋庵総本家 どらやき 】
函館の老舗和菓子店千秋庵は 大正時代よりどらやきを作り始めました
道南地方の大納言を使い 今も三日かけて丁寧に粒あんに仕上げています
皮は手間のかかる宵ごねで 生地を仕込み一枚一枚で蒸し焼きにして 作っています餡子たっぷり 上品な甘さの美味しい和菓子です pic.twitter.com/pzi0Zx9H6h
— CHIE (@HOKKIDO_N) November 2, 2018
千秋庵総本家の函館ふぃなんしぇ
千秋庵総本家の函館ふぃなんしぇは、北海道バターとアーモンドの香ばしさを軽い食べ心地に仕上げた商品です。
函館ふぃなんしぇはプレーン、紅茶、抹茶の3種類あります。
外側はさくっとした食感、内側はしっとりとしたフィナンシェで、食べながらアーモンドの香りを楽しめます。
値段はプレーンが1個180円(税込み)、紅茶と抹茶が1個200円(税込み)で、賞味期限は製造から30日です。
賞味期限が長いこともあり、函館土産としてよく選ばれています。
ほかにもおすすめしたい千秋庵総本家のお菓子
山親爺、どらやき、函館ふぃなんしぇのほかにも千秋庵総本家にはまだまだ美味しいお菓子があります。
今回は宝来まんじゅうと小萩饅頭、ばたどらをご紹介します。
たまには甘いものを。
千秋庵総本家 糖分も必要かと、
旨い😋 pic.twitter.com/7g8rFiYL1L— こぅくん (@varrapa) February 16, 2019
千秋庵総本家の宝来まんじゅう
千秋庵総本家の宝来まんじゅうは、真ん中に宝と書かれた一口サイズの饅頭です。
沖縄産黒糖使った生地が小豆こし餡を包み込んだ、餡職人が作るこだわりある商品となっています。
外側の黒糖を使った生地はほろっとした食感に、しっとりとした食感のこし餡がマッチしていて、口当たりも良いです。
値段は8個入り900円(税込み)です。
ひと口サイズのちっちゃい宝来まんじゅうも美味でした pic.twitter.com/yriBCTNW8i
— リエカエリ (@RiecaHeidekraut) August 12, 2020
千秋庵総本家の小萩饅頭
千秋庵総本家の小萩饅頭(こはぎまんじゅう)は、店頭販売限定商品です。
ゆずの風味香る大学芋の生地で小豆のこし餡を包んで蒸した、長く人気が続いている饅頭です。
生地はとろろ饅頭でできていて、表面に焼きを入れゴマを散らばせています。食べると柚子の風味が香ってきますよ。こし餡はしっとりとしていて、やわらかい外の生地との相性もバツグンです。
値段は1本180円(税込み)、10本入りで1,970円(税込み)となっています。
函館の千秋庵総本家の小萩饅頭。 pic.twitter.com/LkoqpoaQN5
— 畑 主税 (@wagashibuyer) January 21, 2018
千秋庵総本家のばたどら
千秋庵総本家のばたどらはプレーン、抹茶、モンブランの3種類あります。
値段はプレーンが1個210円(税込み)、5個1,200円(税込み)、10個入り2,300円(税込み)で、抹茶とモンブランが1個250円(税込み)、5個1,400円(税込み)、10個入り2,700円(税込み)となっています。
生地はふんわりとやわらかく、風味豊かな小豆餡が入っており国産のバターを挟んでいます。小豆餡の部分が、プレミアムな抹茶を使用していたり、イタリア栗を使用していたりして、モンブランは白餡とのハーモニーを楽しめますよ。
千秋庵総本家の基本情報
千秋庵総本家には宝来町駅から100m以内と徒歩2分ほどで、着きます。
駐車場もあるため、車でも簡単に行くことが可能です。
建物は昔ながらの風格があり、外にはベンチも出ているため、ベンチで購入した商品を食べる人も多いそうです。
宝来町本店のほかに函館内には4店舗あるため、函館に旅行した際にはぜひ立ち寄ってほしいお店です。
その方の函館もう一つのオススメは千秋庵のどら焼きだった。せっかくなので千秋庵総本家で買うことに。試食した函館散歩も美味しくて購入。CMソングて有名な山親爺もね(^ ^) pic.twitter.com/DAHvdiSERd
— にいち (@e117_d) July 8, 2017
住所:北海道函館市宝来町9-9
営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日