和菓子

生栗から作る栗 スイーツ!簡単万能 マロンペースト 作り方♪栗 レシピ スイーツ 活用レシピもご紹介|生栗からマロンクリームを作る・ 栗レシピ スイーツ

調理時間
約1時間半
費用目安
730円

栗の美味しさを存分に引き出したマロンペーストのレシピの紹介です!

生栗から作る自家製マロンペーストは、栗の風味やほっくり感をしっかりと味わうことができます。

パンにつけたり、パイのフィリングにしたり、また、パウンドケーキに入れるのもおすすめです。生クリームと合わせてマロンクリームにすれば、最高に美味しいモンブランが作れます♪

また、時間のかかる栗の皮むきですが、圧力鍋を利用すれば鬼皮、そして渋皮まで簡単かつキレイにむけます。栗が手に入る時期にぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。

後半でマロンペーストを使った、ホットケーキミックスで作る、栗どら焼きのレシピも紹介しているので参考にしてください。

材料

材料
分量
栗(皮むきしたゆで栗)
約200g(生栗約300g使用)
砂糖
80g(皮むきしたゆで栗の40% ※甘さをしっかりつけたい場合は50%)
牛乳
100ml(皮むきしたゆで栗の50%)
ラム酒
小さじ1/2程度(お好み)

作り方【準備】

1

ボウルに栗を入れ、ひたひたの水を注いだら約30分放置します。

作り方【栗のゆで方(圧力鍋使用)】

1




水に浸けた栗の先端にキッチンバサミで切り込みを入れます。渋皮まで切り込むようにすると皮むきがとても楽です。

2




圧力鍋に栗を入れ、かぶるくらいの水を注いだら蓋をして火にかけます。

3

圧力がかかったら火を弱め、8分程度加熱します。火を止めたら圧力が下がるまで放置して粗熱をとります。

4




切り込みを入れた部分が深く割れてむきやすくなっています。

5




包丁を使って割れ目から鬼皮をむき、渋皮もむきます。

作り方【マロンペースト】

1




フードプロセッサーに適当な大きさにカットしたゆで栗、砂糖、牛乳を入れます。

2




なめらかなペースト状になるまで撹拌します。

3




2を鍋に移して最初は中火、ふつふつしてきたら弱火にして木べらで混ぜながら5分程加熱します。火を止めたらお好みでラム酒を加えて完成です。

4




※保存の際は煮沸消毒した瓶に、粗熱がとれたマロンペーストを入れて冷蔵保存してください。

ポイント

○2の工程(フードプロセッサーの撹拌)では、途中ゴムべらで壁面についた生地を落としてまんべんなく混ぜると均一なペーストになります。

○マロンペーストは加熱し過ぎないよう注意してください。少しとろっとしたら火を止めます。

マロンクリームを使ったアレンジレシピ♪栗どら焼きの作り方!

 マロンペーストは洋菓子だけでなく、和菓子との相性も抜群です。手作りのどら焼きの皮にマロンペーストをたっぷりはさんだ、栗どら焼きのレシピを紹介します。

どら焼きの皮はホットケーキミックスを使えば簡単に作れます!はちみつとみりんを入れるとしっとり、色つや良く焼けますよ。

材料【栗どら焼き 生地】(約4〜5個分) 

材料
分量
ホットケーキミックス
100g
1個
牛乳
50ml
はちみつ
大さじ1.5(約30g)
みりん
大さじ1

材料【栗どら焼き あん】

材料
分量
マロンペースト
お好み
バター
お好み
栗(ゆで栗・甘栗・栗の甘露煮など)
適量

作り方

1




ボウルに全ての材料を入れて良く混ぜ合わせます。

2

フライパンを中火で温めたらサラダ油を引き、キッチンペーパーで薄く伸ばします。

3

濡れ布巾の上にフライパンを数秒のせて底を冷まします。

4




フライパンに生地を流し入れ、丸く形を整えます(直径8cm程度)。

5




中火で、表面にぷつぷつと気泡が出てきたら裏返し、弱火にして約30秒焼いたら完成です。残りの生地も同様に焼きます。

6




どら焼きの皮にマロンペースト、バター、小さくカットした栗をのせ、もう1枚の生地ではさんだら栗どら焼きの完成です。
※ラップに包むと翌日も生地がしっとりしています。

よくある質問

マロンペーストとマロンクリームの違いは何ですか?

マロンペーストとマロンクリームは、どちらも栗を主成分としているものの、テクスチャー、甘さ、および使用方法において異なります。それぞれの特徴を詳しく見てみましょう:

  1. マロンペースト:
    • マロンペーストは、茹でた栗を細かく砕いて、滑らかなペースト状にしたものです。
    • 通常は砂糖が少なめで、栗の自然な風味と甘みが特徴です。
    • ペーストはより濃厚で、栗の風味が強いため、製菓材料として使用されることが多いです。
    • パン、ケーキ、ビスケットのフィリングや、アイスクリーム、ショコラなどのフレーバーとして用いられます。
  2. マロンクリーム:
    • マロンクリームは、砂糖を多く含む甘いクリーム状の製品です。
    • 通常、マロンペーストにクリームやバター、砂糖などを加えてより滑らかで甘みの強いテクスチャーに仕上げます。
    • その甘さとクリーミーな質感のため、デザートやスイーツのトッピング、パンやクレープのフィリングとして好まれます。

栗 の 甘露煮とは

栗の甘露煮は、栗を砂糖や水あめなどの甘いシロップで煮込み、甘くて柔らかな食感に仕上げた和菓子です。この過程で栗本来の風味が引き出され、独特の甘さと栗の芳醇な味わいが楽しめます。甘露煮はそのまま食べるのはもちろん、和菓子や洋菓子の材料としても広く利用され、特に秋の季節に親しまれる伝統的なスイーツの一つです。

栗 の 渋皮 煮とは

栗の渋皮煮は、栗の外皮を剥いた後、渋皮(薄い茶色の皮)を付けたまま砂糖やシロップでゆっくりと煮込んで作る日本の伝統的な和菓子です。この煮込み過程で栗は独特の甘さと柔らかな食感を持つようになり、渋皮が加える微妙な渋みが味わいの深みを増します。栗本来の味と香りが引き立ち、お茶うけやおやつ、さらには和食の添え物としても楽しまれます。渋皮煮は秋の時期に特に人気があり、季節を感じさせる味わいとして親しまれています。

栗 きん と んとは

栗きんとんは、主に秋から冬にかけて人気のある日本の和菓子です。このお菓子は、栗を主材料としており、栗を甘く煮てから裏ごしし、さらに砂糖や甘味料を加えて練り上げることで滑らかで甘いペースト状に仕上げられます。その結果、栗の豊かな風味と自然な甘さが際立つ、なめらかな口当たりのスイーツになります。

栗きんとんは、その美しい金黄色が秋の収穫を象徴し、おせち料理にも用いられることがあります。また、健康や長寿の願いを込めて食べられることもあり、特に新年の祝いの席で重宝される伝統的なお菓子です。