おはぎの保存方法とおはぎ 日持ちは?お は ぎ 保存は「常温」「冷蔵」「冷凍」どれが最適?

おはぎを食べたけど余ってしまった!そんな時、どのように保存したらよいのか迷ってしまう場合があります。

日持ちはどれくらいなのか、「おはぎ」はわかりづらいですよね!

今回は、おはぎの保存方法を「常温」・「冷蔵」・「冷凍」それぞれを見ていきながら、どの保存方法が最適なのかを確認していきます。

おはぎを常温保存する方法と日持ちは?

おはぎを買ったあと、お供えしたり、テーブルに一旦置いておくこともありますよね。

ただ、おはぎは常温での保存にあまり適していません。また、季節によっても美味しく食べられる時間は変わります。気温が高くなる夏場は傷みやすいので、保存できる期間は非常に短いです。

いずれにしても、常温の場合は長期保存には向いていないことを覚えておきましょう。

常温で保存する方法


おはぎは常温下でそのまま放っておくとすぐに悪くなってしまいます。

常温下で保存する場合は、室温20℃以下で直射日光の当たらない冷暗所に置いておきましょう。その際、密閉容器に入れることが望ましいです。

この状態であれば、半日~1日は美味しいままでおはぎを食べることができます。

日持ち・保存期間の目安は?

おはぎの賞味期限は1日と表示されていることが多いため、常温保存する際は「当日中」が目安となります。お昼に買って、夜に食べるのは問題ありません。

ただ、真夏などの気温が高い場合は腐りやすいので、長時間の保存は避けた方が良いです。

常温保存のおはぎは「その日のうちに出来るだけ早く食べる」ことが鉄則です。

おはぎの保存は冷蔵庫の野菜室がおすすめ?何日大丈夫?


おはぎを買っても、食べきれない時もあります。

せっかく買ったおはぎをそのままにして、腐らせてしまい食べられないのはもったいないですよね。

かと言って、勿体ないからと何日も常温保存したままのおはぎをそのまま食べて、お腹を悪くしてしまうのもよくありません。

今回は、おはぎをただ単に保存するのではなく、野菜室で保存するのがおすすめなのかについてみていきます。

おはぎの保存が野菜室がおすすめの理由は?


おはぎを冷蔵保存する場合は、野菜室がおすすめです。冷蔵庫の温度は4°以下となっていて、もち米が劣化する温度が0℃〜4℃といわれています。

一方で野菜室は7度くらいの温度に保たれているため、もち米が劣化してしまう温度よりも高く設定されている点がポイントです。

冷蔵庫に入れると固くなる?冷蔵保存の方法と注意点は?


ここまで冷蔵保存の方法を紹介してきましたが、先ほども触れましたが、「おはぎ」と冷蔵保存の相性はあまりよくありません。

もう少し詳しく説明していくのですが、冷蔵室・野菜室に入れたおはぎが固くなることがありますが、これは、冷やされたことでお米のでんぷん質が固くなり、もちもち感がなくなってしまうからです。

おはぎの風味を出来るだけ損なわないようにするのであれば、「1~2日」以内に食べることをお勧めします。

もしくは、「野菜室」に保存するのがベストな選択なのです。

冷蔵保存したおはぎをおいしく食べる方法

「野菜室」で保存するのが良いことが分かったところで、次に冷蔵保存したおはぎを美味しく食べる方法についてみていきます。

冷蔵したおはぎは、ラップのまま電子レンジで温めるともちもち感が復活します。

600Wで30秒ほどが目安です。足りない場合は10秒ずつ足してみましょう。温めすぎると表面がぱさぱさになりやすいので注意してくださいね。

日持ち・保存期間の目安は?

冷蔵保存の保存の目安は、「2・3日」です。より美味しく食べるなら、できるだけ半日以内には食べましょう。

パサパサにならない!おはぎの冷凍保存の方法・保存期間は?


おはぎを買っても、その日のうちに食べきれない時もあります。せっかく買ったおはぎですので、出来るだけ買った状態を保ったまま保存したいですよね。

味わいを損なわずに保存するには、冷凍保存が最も効果的な保存方法です。

家庭用冷凍庫の温度は-18℃が基準となっており、冷蔵保存のようにごはんが劣化することも防げますし、菌の繁殖もを避けることができます。

長期保存可能!おはぎの冷凍保存の方法!


おはぎを何日も食べないのであれば、冷凍保存をしましょう。

冷凍保存すれば、パサパサになることもなく、おはぎの水分と風味を保つことができます。冷凍保存する場合は、まず空気が入らないようにぴったりとラップで包みましょう。

そして、ジッパーがついている密封性の高い保存袋に入れてください。

保存する際に、ラップの上にアルミホイルで巻いたり、保存袋を二重にしたりすると冷凍庫の匂い移りを予防できます。

冷凍したおはぎの保存期間は?

保存期間は、2週間から1か月が目安です。

冷凍保存の場合は、金属トレーの上に載せて、冷凍時間を短くするとなお良いです。

急速冷凍することで風味が逃がしにくくなり、作りたての鮮度を保ったまま保存することが出来ます。

おはぎの解凍方法


ここからは冷凍したおはぎの解凍方法についてみていきます。ずばり、一番のおすすめは「自然解凍」になります。

食べる予定の2~3時間前に冷凍室から室内へ出して自然解凍するのがおすすめです。

電子レンジの場合は、解凍モードで温めるとあんこが溶けてしまったり、べちゃべちゃとした食感になることを防ぐことができます。

解凍モードがない場合は、一番低い出力(100~200W)で1分程度温めた後、10秒ずつ温めて様子を見ましょう。

きなこのトッピングがあるおはぎは、解凍する際に「きなこ」が溶けてしまうので冷凍保存はあまりお勧めしません。

もし、きなこやごまがトッピングされたおはぎを冷凍保存する場合は、解凍してから「きなこ」や「ごま」をまぶすようにして下さい。

夏は要注意!おはぎの保存方法のおすすめは?


最初に少し触れましたが、夏に食べるおはぎはより注意が必要です。

おはぎは生ものなので、暑さにはめっぽう弱く放置していたら腐ってしまう可能性があります。

直射日光があたる場所に置く、炎天下での持ち歩き、暑い車内に置きっぱなしにするといったことは絶対に避けましょう。

また、手作りのおはぎを作った場合はより注意が必要になります。

手作りしたおはぎは市販のものと違い、保存料等の添加物を使用していない場合が多いのでより傷みやすいのです。

傷む原因である雑菌の付着を防ぐ為には、作業時は出来るだけ素手で触らないようにしましょう。雑菌がついてしまうと食中毒の原因にもなるので、保存する時はラップや手袋を使って作業すると尚よいです。

食べるな危険!腐ったおはぎはどんな感じ?


おはぎが腐ると、見た目・匂い・味に変化が起きます。

腐ったおはぎは食中毒の可能性があるので、食べないようにして下さい。

腐ったおはぎの状態は?


腐っているおはぎには以下の特徴があります。

見た目:カビが生えている・ぬめっている・糸を引いている
匂い:酸っぱい。鼻につんとくる匂いがする
味:舌がしびれる。発酵した味がする。酸っぱい

このような状態が確認出来たら、そのおはぎは腐っている可能性が非常に高いです。少しでも怪しいと感じたら食べないのが最善です。

1日くらい大丈夫?!賞味期限切れのおはぎは食べれる?

賞味期限が1日と表示されているおはぎは、1日すぎてから食べても大丈夫です。理由は、あんこの糖度が高いのでそもそも腐りにくいからです。

甘さが控えめなあんこよりも、甘さが強めなあんこの方がより腐りにくいです。

ただし、少しでも腐った特徴を確認した場合や、賞味期限が2日以上過ぎた場合は食べないようにしましょう。

常温・冷蔵・冷凍保存を使い分けておいしくおはぎを食べよう!


常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法をご紹介してきました。

ポイントをまとめると以下になります。

・常温保存:当日中に食べれば美味しく食べられます。ただし、夏の暑い日は、腐りやすいので注意が必要です。
・冷蔵保存:2・3日が目安です。冷蔵室よりも野菜室に入れて保存しましょう。
・冷凍保存:2週間~1か月ほどは味を保ったまま保存ができます。温め直す場合は自然解凍か、解凍モードで温めましょう。

おはぎは空気に触れると風味が落ちたり、雑菌がついたりして劣化が早く進んでしまいます。

そのため、スーパーや市販のおはぎを買って、袋から出したあとは、どの保存方法をするにしても、お米や餅が劣化する前に出来るだけ早く保存することが重要です。

たくさん買って食べきれないと感じたら、すぐに最適な方法で保存をするようにしましょう。

お盆休みやお彼岸に家族そろってたべる機会も多いおはぎ。

もし食べきれなかった場合は、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてくださいね!

よくある質問

おはぎは常温で保存できますか?

おはぎは季節によって常温で販売されることがあります。その日のうちに全部食べる予定ならば、直射日光や高温多湿を避けた状態で、約半日は常温保存が可能です。

おはぎは何日くらいもつ?

和菓子店で購入する新鮮なおはぎは、製造日当日が最適ですが、スーパーやコンビニで販売されるおはぎの場合、消費期限は大体2日程度とされています。自宅で手作りする際は、素手での調理や調理器具が完全に殺菌されていない場合、雑菌が付着しやすいため、早めに食べ切ることを推奨します。

おはぎを冷蔵庫に入れても大丈夫?

おはぎを冷蔵庫で保存することは、主成分であるもち米を元の生米の状態に近づけてしまうことを意味します。これが原因で、おはぎのもち米が硬くなり、その甘さも損なわれ、結果的に味わいが落ちてしまうのは避けられない現象です。

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