ドーナツと言えば、真ん中に穴が開いている形が定番ですよね。
今では穴が開いていないものもありますが、そもそもどうしてドーナツは穴を開けて作られるのでしょうか?
ドーナツに穴が開いている理由は諸説ありますので、それぞれ詳しく解説していきます。
また、家で穴のあるドーナツを作るときの簡単な作り方もご紹介します。
ドーナツの真ん中に穴が開いている理由
ドーナツのもとになるおやつは、もともとイギリスやオランダなどのヨーロッパ地域で食べられていました。
その後、19世紀ごろのアメリカでもドーナツは人気になり、1970年ごろに日本にもドーナツ店ができました。
では、その穴の開いたリングドーナツはどうしてそのような形になったのでしょうか。理由は以下のように諸説あります。
- 火の通りを良くするため
- 舵輪にさしていつでも食べられるようにするため
- その他の説
ドーナツの穴の理由は熱を満遍なく通す為に有る また穴を空ける事によって油も平均に広がり味も均一に出来る
あんドーナツは小さいので熱が通るだけでなく中身を生地ではなく餡にしている為満遍なく熱が通る
ドーナツの定義は油で揚げた洋菓子なので穴が空いていなくても油で揚げればドーナツになる— よわむし狼Alicia (@rezerbit1212) January 20, 2020
火の通りを良くするため
最も有力な説は、火の通りを良くするために開けられたという説。
元々は穴のないお菓子でしたが、中までしっかり火が通らないので、真ん中に穴を開けて火を通しやすくしたと言われています。
ドーナツの穴が空いている理由に気付いた26歳の春。 pic.twitter.com/hdWV15NiEN
— ken (@kurose_kenken) May 6, 2020
舵輪にさしていつでも食べられるようにするため
穴あきドーナツを生み出したと言われているのが、ハンソン・グレゴリーという船乗り。
彼が16歳のときに、船で朝食を作っているときに思いついたのが穴あきケーキ。
それが後に穴あきドーナツになったとのこと。
グレゴリーは穴あきケーキを舵輪にさして、いつでも食べられるようにしていたと言われています。
友「ドーナツの穴ってなんのためにあるんだろうな」
僕「火の通りを均一にするためとか、船乗りが操舵の時に食べやすくするためとか言われてるけどよくわかってないらしいね」
友「俺思うんだ・・・・・・ドーナツの穴は異世界への入口なんじゃないかって」
僕「?」モグ
友「ーー入口が開いた」 pic.twitter.com/QMHwRESI8H
— A.S.|初瀬四季 (@A_S_17697879) February 1, 2021
その他の説
その他にも様々な説があります。
「ドー」が「生地」という意味で、「ナッツ」がもともと中央にのっていたという説。
アメリカではナッツが手に入りにくかったので、中央に穴を開けるようになったとも言われています。
また、「ナッツ」が「ナット」に起源があるという説。
ナットは真ん中に六角形の穴が開いている部品です。確かに形がよく似ていますよね。
ドーナツのドーって生地の事だったんだね()
— 啜 烏賊 (@L_ITYA) January 26, 2023
他にも、インディアンの放った矢が偶然生地に刺さって、真ん中に穴が開いたという説もあります。
ドーナツの穴に名前はある?
調べたところ、ドーナツの穴自体に名前があるかどうかはわかりませんでした。
しかし、くりぬいた部分で作った球状のドーナツのことを、「ドーナツホールズ」と呼ぶそうです。
よって、ドーナツの穴はそのまま「ドーナツホール」と呼んで問題ないでしょう。
2.型抜きした一部の生地は?
※wiki調べ
硬い生地を型抜きする方法の
過程で抜かれた生地は
ドーナツホールズと呼ばれる
丸い小型の球体をした物に
加工される。
これもドーナツの一種らしい。
だが、市販のリングドーナツ
のほとんどは形成の時点で
型抜きは行わない。— 三条さん🍩®️(椎名法子@ship10) (@Mobius3_118) January 18, 2020
ドーナツの穴の開け方
家でドーナツを作るときでも、簡単に穴を開けて作ることができます。
また、型が無くても家にあるもので代用できるので、ぜひ試してみてください。
うちの子は、ドーナツの穴の開け方について、根本的に誤解している。箸は使わないぞ。 pic.twitter.com/WBs9gz5MTD
— hmori (@moridroid) May 21, 2022
型を使う
型を使えば、最も簡単にバランスよく穴を開けられます。
製菓のアイテムを販売しているお店で購入することができます。
型を使えば、中央の穴も同時に開けられますよ。
ドーナツ型とマフィン型の天板購入したので、米粉でお菓子作り🥰
さてと
コーヒータイムじゃ☕️( _´ω`)_ pic.twitter.com/RaQaW8FYLG— てり໒꒱. ゚ (@TetoraRikera) February 22, 2023
指で開ける
道具なしで、指で穴を開けることもできます。
丸くくりぬいた生地に指で穴を開け、ピザ生地を伸ばすようにグルグルと穴を広げてください。
もしくは棒状に生地を伸ばし、ベーグルを作るときのように、端と端をくっつけてリング状に成形してもOKです。
くっつけた後は生地全体を押しつぶし、薄く伸ばしておきましょう。
朝はドーナツ揚げた
絞り出しもめんどくさいし、型もないので指で穴あけて😌 pic.twitter.com/mO10PUAD2P
— pinko (@AttackPinko) February 12, 2023
コップ・グラス+ペットボトルのフタで開ける
家にあるものでも綺麗に穴を開けられます。
まずマグカップやグラスなど、口の大きなカップでドーナツ生地を丸くくり抜きます。
その後、ペットボトルのキャップで中央をくり抜いたら完成です。
ドーナツの型とかあるの……??(←そこから)
コップ……で型抜き……??🤔????— ゆい( ˘ω˘ ) (@Yui_0901_) January 10, 2023
箸で開ける
箸を使ってもOK。ドーナツ生地を箸でプスプスと刺して円形にくり抜きます。
その後、同じように中央に小さい円をくり抜いて完成です。
またはカップなどで大きく丸くくり抜いた後、箸で中央に穴を開け、少しずつ箸や手で穴を広げてもいいでしょう。
ドーナツ型が無くてタルト型で焼いたから、こんな形だけどドーナツ!
穴がなくてもドーナツ!!
なぜなら、ドーナツのレシピで作ったから!— 桜海 (@SakuraSaku_0um1) May 10, 2018
まとめ
ドーナツに穴があるのには、諸説あります。
今ではツイストドーナツや穴の無いドーナツなど、様々な形のドーナツが登場し多くの人々から愛されています。
家でも簡単に穴あきドーナツを作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
型が無い方はこちらのサーターアンダギーのレシピもおすすめです。