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東京 モンブランの名店<アンジェリーナ> |本場パリで118年愛され続ける伝統レシピ

アンジェリーナは、本場パリの「元祖モンブラン」を味わえる、フランス生まれの洋菓子店。

1984年、銀座プランタンの創業と同時に日本上陸したアンジェリーナは、モンブラン好きさんには絶対一度は食べてもらいたい、本物のモンブランが食べられるお店です。

ケーキの中でも定番中の定番といってもいいほど、どこの洋菓子店にも並ぶモンブランですが、アンジェリーナのモンブランを食べたらその濃厚さに驚くと思いますよ!

今回は、昔から変わらない濃厚な味わいを求めてモンブラン好きが集う、アンジェリーナのモンブランの魅力をたっぷりとご紹介していきます。

モンブランが看板商品の「アンジェリーナ」とは

アンジェリーナは1903年創業のパリの老舗洋菓子店。110年以上、パリジェンヌをはじめとした世界中のファンに愛され続けているお店です。
日本上陸の際にオープンした“プランタン銀座”は2018年に惜しまれつつ閉店となってしまいましたので、現在日本では、“日本橋三越本店”と“東武百貨店池袋店”の2店舗のみ常設店舗として営業中です。

アンジェリーナの歴史

1903年、フランス・パリにて創業した「サロン ド テ アンジェリーナ」。
老舗のサロン ド テ アンジェリーナは長い歴史の中で、ココシャネルやプルーストなど錚々たる面々の著名人や社交界の人々に愛されてきました。

アンジェリーナの前身となるお店は、ニースでオーストリア人の菓子職人アントワーヌ・ランペルマイユが1870年に開いたケーキ店と言われています。
その後、息子であるルネ・ランペルマイエが1903年にパリのリヴォリ通りに「サロン ド テ アンジェリーナ」をオープンしました。
また、店名の“アンジェリーナ”は、ルネ・ランペルマイエの妻の名前からとっています。

ルネ・ランペルマイエの妻である、アンジェリーナの地元イタリアの家庭菓子が、このお店のスペシャリテ “モンブラン” のヒントとなったことについて次でご紹介していきます。

アンジェリーナがモンブラン発祥のお店と言われる由縁

アンジェリーナはフランス式モンブランの発祥と言われています。

モンブランのルーツは、フランスのサヴォア地方やイタリアのピエモンテ州で昔から食べられていた“デセール(イタリア名)”と呼ばれる家庭菓子。
“デセール”とは、名産である栗を渋皮のまま煮てつぶしたものにホイップしたクリームを添えるという、実にシンプルなお菓子でした。

その家庭菓子をブラッシュアップしてケーキにしたのがアンジェリーナのモンブラン。

食べてみるとわかるのですが、アンジェリーナの定番モンブランは余計なアクセントがなく、確かに家庭菓子の素朴さやシンプルさが色濃く残っていると気が付きます。

アンジェリーナのモンブランは、驚くべきことにモンブラン誕生以来レシピが変わっていないそう。いつも変わらぬ美味しさを味わえるところが、アンジェリーナのモンブランが現在も愛され続ける理由なのかもしれません。

ちなみに日本式の黄色いモンブランは、菓子職人の迫田氏がアンジェリーナのモンブランに感銘を受けたのがきっかけ。
アンジェリーナに許可を取った上で、栗の甘露煮などを使った日本式モンブランを1933年に自由が丘の「モンブラン」で発売したのが日本のモンブランのはじまりです。

アンジェリーナのモンブランの特徴

渋皮ごとペーストにしている為、栗本来の茶色い色をしているアンジェリーナのモンブラン。

このフランス式モンブランがやっと日本に上陸したのが1984年のサロン ド テ アンジェリーナオープンの時でした。
このモンブランの濃厚な味わいに、当時の人々は驚き、あっという間に日本中に広まりました。
そして現在ではこの茶色いモンブランがすっかり定番に。

アンジェリーナの昔から変わらぬ味わいのモンブランは、マロンクリームとメレンゲ、生クリームのみを使用したシンプルな味わいが魅力です。
マロンクリームの甘みに無糖の生クリーム、さっくりとしたメレンゲの食感が絶妙なバランス。このバランスの取れた美味しさはレシピが変わってないのも納得。

また、アンジェリーナのモンブランは甘めなのでカロリーを気にする方も多いかもしれませんが、一番売れ筋のデミサイズが326キロカロリーと、モンブランとしては一般的なカロリーです。

モンブランは生菓子なので消費期限は当日中と短いのですが、なんと冷凍保存が可能なのだそう。
これは嬉しい情報ですよね。アンジェリーナの店舗までなかなか足を運ぶことができないという方は、いくつか買いだめをして冷凍保存しておくといいかもしれませんね。

アンジェリーナのモンブラン 定番メニューを紹介!

アンジェリーナのモンブランを食べるなら、まずは一番シンプルなアンジェリーナの定番モンブランがおすすめ!
超濃厚なモンブランですから、お腹のキャパと相談・・食べる量に合わせて色々なサイズが選べるのはうれしいポイントです♪

オリジナルサイズ モンブラン

こちらはパリの本店で提供されているモンブランと同じサイズです。一般的に日本で売られているモンブランの1.8倍ほどの大きさの、直径約8cmと食べ応え抜群!「普通のモンブランは小さくて物足りない」という方は、オリジナルサイズがおすすめです。

デミサイズ モンブラン

オリジナルサイズよりもひとまわり小さいデミサイズは、日本で売られているモンブランと同じくらいの大きさです。このデミサイズは日本限定サイズなのだそう。

アンジェリーナのモンブランは現地と同じレシピで作っています。フランス基準の甘さなので、日本のケーキよりも濃厚で、やや甘く感じる方もいるようです。
でもデミサイズ位なら、あまりの濃厚な美味しさに、意外にペロリと食べられちゃうかもしれません。

プチサイズ モンブラン

手土産に人気を集めるのが、プチサイズのモンブランです。つまんで食べられるサイズで価格もお手頃です。
数も多いので、差し入れや手土産などにとっても喜ばれそうですね!

キャトルサイズ モンブラン

キャトルサイズとは、いわゆるホールサイズのモンブランです。「お腹いっぱいアンジェリーナのモンブランを食べたい」という方や、誕生日などのパーティーの際にオススメ!
<キャトルサイズは4日前までにお店に予約が必要です。詳細は店舗までお問い合わせください。>

モンブラン オ ショコラリッシュ

濃厚なマロンクリームだけではなく、チョコレートの旨味をしっかりと感じられるモンブランです。

毎月変わる美味しさ! 限定メニューのモンブランも一挙ご紹介♪

アンジェリーナでは、月ごとに代わる季節限定フレーバーのモンブランも登場します。
一般的な洋菓子店ではあまりお目にかかれない個性的なものもありますので、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。

1月 オランジュキャラメルモンブラン

キャラメルの香りにオレンジ風味の後味が爽やかなモンブラン。

2月 エスプレッソモンブラン

ほろ苦いコーヒーの中に濃厚マロンクリームが見え隠れする、アンジェリーナのなかでは甘さ控えめのモンブラン。

3月 桜モンブラン

ほんのりと桜が香る、春を感じられるフレーバー。

4月 はちみつモンブラン

甘いものが好きな方におすすめなのがアンジェリーナのはちみつのモンブラン。はちみつが加わっている分、通常のモンブランよりもさらに甘さが際立ちます。

5月 黒糖きなこモンブラン

マロンクリームに黒糖きなこの香ばしさと甘みがプラスされたモンブラン。この組み合わせはアンジェリーナでしか出会えないかも。

6月 塩バターキャラメルモンブラン

濃厚マロンクリーム×濃厚キャラメルという最強の組み合わせ。ほんのり感じる塩気が甘みをより一層引き立てます。

7月 クリームチーズモンブラン

中のクリームがクリームチーズフレーバーになっているのでレアチーズケーキのような味わい。
マロンペーストにもクリームチーズが練りこまれているので、鼻に抜けるさっぱり爽やかな風味が特徴。

8月 ココナッツミルクモンブラン

ミルキーなコクに、ココナッツの風味がしっかり香る、味も香りも甘くてふわふわ幸せな気分にしてくれるモンブランです。

9月 スイートポテトモンブラン

アンジェリーナが仕立てると、こんなになめらかなスイートポテトになるのか!と感激してしまう秋のモンブラン。
スイートポテトのやさしい甘さが特徴です。

10月 パンプキンモンブラン

こっくりとしたかぼちゃの甘みがとっても美味しいパンプキンモンブランは、中にたっぷり詰まった砂糖無しのクリームと相性抜群。

11月 メープルモンブラン

上にかかったメープルシュガーも美味しいアクセントに。

12月 紅茶モンブラン

濃厚モンブランに、紅茶のいい香りがふわっと香る、アンジェリーナの人気メニュー。
鼻に抜けるアールグレイの香りはクセになる美味しさです!

まだあります!人気の季節限定モンブラン

アンジェリーナのモンブランファンが毎年首を長くして待っているのが、月替わりではない季節のモンブラン。
この期間しか出会えない、スペシャルフレーバーは絶対見逃さないようにしてくださいね!

3月15日~4月30日 苺のホワイトモンブラン

ホワイトチョコを練りこんだペーストはミルキーで白あんのようなほっこりする甘さ。
中には苺と無糖のホイップクリームが入っているので、甘み・酸味・香りとすべてが調和されたバランスの良いモンブラン。

5月1日~5月31日 抹茶モンブラン

甘めのアンジェリーナのモンブランに抹茶のほろ苦さが効いた、和×洋のモンブラン。美味しい生クリームと混ざり合った後から鼻に抜ける、濃い抹茶の香りが最高です。

6月1日~8月31日 ほうじ茶モンブラン

こちらも和×洋のモンブラン。栗との相性抜群のほうじ茶は、癖のある渋みがアンジェリーナのモンブランの甘みで中和された美味しさが好評。SNSでも『おいしい!』と人気のあるフレーバーです。

アンジェリーナのモンブランはお取り寄せできる?

アンジェリーナのモンブランは、お取り寄せはできません。ただし冷凍保存はできるようなので、アンジェリーナに足を運ぶ機会があったら多めに購入し、冷凍保存をしてみてはいかがでしょうか。

パリのアンジェリーナ&日本のアンジェリーナ

アンジェリーナパリ本店

日本のアンジェリーナもすごく人気なのですが、やはりモンブラン好きなら本店のあるパリのアンジェリーナも気になるもの。ルーブル美術館近くにあり、世界中から来た観光客の人たちなどでいつも賑わっています 。

パリではオリジナルサイズのモンブランを食べてみましょう。フランスの上流階級の人も味わったスイーツを食べながら、パリジェンヌ気分に♡

日本のアンジェリーナ

そんなアンジェリーナが日本に上陸したのは1984年のこと。銀座プランタンの創業と同時に「サロンドテアンジェリーナ」がオープンしたのです。

しかし2018年に日本の「サロンドテアンジェリーナ」惜しまれながら閉店。現在はサロンのない「アンジェリーナ」として引き続き営業しています。

アンジェリーナのモンブランはどこで購入できるの?

アンジェリーナのモンブランは、2021年1月時点で常設店は日本橋三越本店と東武百貨店池袋店の2店のみです。

なかなか都内までは行けない・・とう方には、催事出店がねらい目です!
アンジェリーナは、全国の百貨店や、エキナカなどでの催事出店を不定期で行っています。
近くでアンジェリーナのモンブランを購入できるチャンスがありますので、公式HPの催事情報でお近くの店舗を探して、是非行ってみてください!

アンジェリーナのモンブランのまとめ

いかがでしたか?
美食家が集まるフランス・パリで長く人々に愛され続ける、アンジェリーナのモンブラン。
魅力を存分にお伝えできたでしょうか。

近くでアンジェリーナのお店を見かけたら、ぜひモンブランを召し上がってみてくださいね!

店舗情報
店名:アンジェリーナ銀座マロニエ(閉店)

住所:東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2

営業時間:11:00~21:00

定休日:無休

北海道在住の主婦。教員を経てフリーライターデビューしました。 読書とスピッツと映画と食べ歩きが大好きです