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<横浜かをり・山下町本店>古き良き横浜の歴史感じる洋菓子店のレーズンサンド|横浜の帰省土産や母の日ギフトにもおすすめ

横浜の歴史を感じるエリアの中で、深い緑色の蔦に包まれた趣のある建物がひときわ目を引く横浜かをり。

西洋文化発祥の地といわれる横浜山下町70番地で、地元民にも、また観光客にも長年愛され続けるレーズンサンドで有名な老舗洋菓子店です。

今回は、古き良き洋菓子店「横浜かをり」の魅力と、横浜かをりの新ブランド「Huffnagel(フフナーゲル)」をご紹介していきます!

横浜山下町本店の“横浜かをり”の店舗建物は必見

横浜かをりは、1969年にフレンチレストランとして横浜山下町70番地に誕生。
その後看板商品のレーズンサンドなどの洋菓子を販売し、現在まで続いている洋菓子店です。

この土地はかつて居留地70番と呼ばれ、ホテル、洋食、洋菓子の発祥の地といわれています。

横浜かをりの店名は、江戸時代の国学者、本居宣長が詠んだ「しきしまの やまと心を人問わば 朝日ににほう 山桜」という歌からヒントを得て、名づけられたそう。

日本人の心の故郷ともいえる桜と香りを、いつまでも心に留めて成長発展させていきたいという想いが込められています。

横浜かをりはツタで覆われた歴史を感じる建物で、重厚な扉を開けると昭和の香りただようレトロな空間。

インテリアもレトロ感たっぷりのテーブルや革張りソファなどが置かれ、まるで昭和で時間が止まっているかのようなどこか懐かしい雰囲気です。
静かで心地よいので、ゆったりとした時間が過ごせるお店です。

横浜かをりの超定番|人気商品7選

老舗洋菓子店の横浜かをりでは、まごころを込めて手作りされ長年愛されてきた定番商品が豊富。

口コミやSNSでも、昔から変わらない美味しさの横浜かをりのお菓子を愛する方の投稿をたくさん目にすることができます。
「懐かしい」「変わらない美味しさ」と、長く愛される横浜かをりのお菓子の中から、特に人気のメニューをご紹介します。

横浜かをりの代表作「レーズンサンド」

横浜のお土産として長年親しまれてきた、横浜かをりのレーズンサンド。
口コミでも美味しいという高評価を一番多く見かける、横浜かをりを代表するお菓子です。

横浜かをりのレーズンサンドは、現社長の板倉敬子氏が乳業研究所に1年通って、試行錯誤の上完成させた横浜かをりを代表する人気商品。
上質なバターを使用した2枚のホームメイドクッキーの間には、高級ブランデーにたっぷりと浸したカリフォルニアレーズンと、上品な甘さのクリームをはさんであります。

バターの香り広がる、さっくりほっくりした厚めのクッキー生地にたっぷりのレーズンとバタークリーム。
常温保存が可能で、お土産にもピッタリのスイーツです。

商品名:レーズンサンド
値段:5個入プチバッグ810円他
賞味期限:14日

レーズンサンドといえば「鎌倉小川軒」や「北海道六花亭のマルセイバターサンド」も有名ですが、横浜かをりのバターサンドは似ているようで、食感も風味も異なる味わい。

横浜かをりの大人のお菓子|マロングラッセ

ヨーロッパでも特に上質と言われるイタリア産の栗を、シロップでじっくりと漬け込んだ横浜かをりのマロングラッセ。

栗本来の香りと風味、そしてやわらかな食感をしっかりと堪能できる大人の洋菓子に仕上げてある自慢のお菓子です。
ゴージャスな金の包みも贈り物にぴったり。
老舗洋菓子店の誇りを感じる逸品です。

商品名:マロングラッセ
値段:5個入り1,836円(税込)
賞味期限:約6か月

トリフ|いち早く日本に取り入れたのは横浜かをり

横浜かをりのトリフは、レーズンサンドと共に横浜で長年愛されている人気商品。
昭和50年に日本人にはまだ知られていなかった“トリフ”を、現社長がお店に訪れた知事に提供し好評を得たことが話題となり商品化を開始。

粉砂糖コーティングされたトリフはブランデー風味、
カカオコーティングされたトリフはグランマニエル風味。

2種類のショコラが楽しめるトリフアソートになっています。

また、2009年にはローマ法王に献納し、金と銀の包み紙がバチカン市国の国旗と同じだと大変お喜びになられました。
ブランデーの香り豊かなトリフは、横浜かをりの洋菓子店の原点ともいえる商品です。

商品名:トリフ
値段:6個入 1,404円
賞味期限:約1ヵ月

かをりサブレ|横浜土産に人気

かをりサブレは、平成元年に開催された横浜博覧会を記念して作られた、横浜かをりオリジナルのお菓子です。

アーモンド風味の舵型、チョコレート風味のかをりロゴ型、クルミが入った船型の3種類。バターの味わいがしっかりと楽しめ、食べ応えのある大きめサイズのサブレです。

横浜らしい形とパッケージが特徴で、贈り物や横浜土産としてプレゼントすると喜ばれます。

商品名:かをりサブレ
値段:5個入プチバッグ650円
賞味期限:1ヵ月

美しさと懐かしさがギュッと詰まったお菓子|宝石ゼリー

横浜かをりの宝石ゼリーは、色とりどりに光り輝く宝石のように美しい天然素材を使用したペクチンゼリーです。

ゼリーとグミの中間のような弾力のある歯ごたえと、スッキリとした甘さが特徴。
お味はグレープ、ピーチ、オレンジ、アップル、ゆず、ブルーキュラソー、ペパーミント、紫いもの8種類が入っています。

開けた瞬間、その可愛さに思わず歓声があがる、見ても食べても楽しめる横浜かをりで女性に人気の商品です。

商品名:宝石ゼリー(ヴィーナスの誕生)
値段:60粒 1,188円
賞味期限:3ヵ月

桜ゼリー|日本らしさが凝縮!

こちらはきれいな色のゼリーに八重桜の入った、横浜かをりの桜ゼリー。
白ワインがしっかり香るゼリーと、たっぷり入ったシロップがつるんと美味しい、見た目もお味もとっても上品なゼリーです。

どことなく和を感じるこのお菓子は、海外へのお土産にもおすすめ。

商品名:桜ゼリー
値段:3個 1,188円   他
賞味期限:約8ヵ月

ブランデーケーキ|知る人ぞ知る横浜かをりのロングセラー商品

根強い隠れファンが多いお菓子が、かをりのブランデーケーキ。

しっかり効いたブランデーの香りとバターの味わいが懐かしく美味しいお菓子です。

<お得に買える♪>横浜かをりの訳ありレーズンサンドをアウトレット購入

お菓子を製造する時にどうしても出来てしまう、割れてしまったものや切れ端などの横浜かをりの訳あり商品をアウトレットで購入することもできるんです。

実は地元民は、このお得な購入方法で横浜かをりの美味しいお菓子を楽しんでいる方も多いんですよ。

横浜市にある南部市場や、横浜市金沢区にある横浜かをりの工場直売所で入手できますが、訳ありなので数に限りがあり、早々に品切れしてしまうことも・・。
なるべく早い時間に覗いてみた方がいいかもしれません。

また、南部市場~金沢区の工場までは車や電車ですぐの場所。片方の売場で売り切れの場合はもう片方に買いに行くことも可能です。

横浜かをりのティーラウンジ情報

横浜かをり本店の建物の1階にはケーキショップとティーラウンジがあり、かをり特製カレーやハヤシライス、ケーキセットなどを楽しむことができます。
※2023年1月現在はティーラウンジは休業中です。

店内はカウンターとソファ席4卓とそれほどたくさんの客席があるわけではありませんが、歴史を感じる静かな店内でかをりのスイーツやお料理を味わうことができます。

実は2階にも本格フランス料理のレストランがありましたが、しばらく休業されています。
レストラン再開の要望もかなり来ているそうですが、再開日は未定のようです。

横浜かをりの昭和レトロな雰囲気が存分に楽しめるので、店内もぜひ利用してみてください。

横浜かをりの通販情報

横浜かをりの公式オンラインショップでは、各種お菓子やレトルトカレーなどが通販で購入できます。

西洋式ホテル発祥の地で明治初期の味を再現したハヤシビーフやビーフカレーは、伝統の味が家庭でも手軽に味わえると評判。

店舗のない地域の方や忙しくてなかなか店舗に行けない方も、家にいながら横浜かをりの商品が購入できます。
横浜かをり公式オンラインショップはこちら
また、横浜かをり楽天市場店でも購入することができますよ!

【帰省土産にも!】横浜かをりのお菓子は横浜高島屋や横浜そごうでも買える!

横浜かをり本店は、みなとみらい線日本大通り駅から徒歩3分の場所、山下公園のすぐ近くにあります。

大さん橋通り沿いにあるツタで覆われた建物にオレンジ色の“かをり”と書かれた看板が目立ちますので、すぐに見つけることができると思いますよ♪

横浜かをりは山下町にある本店の他に、横浜高島屋、横浜そごうなど横浜のデパートを中心に直営店があります。
横浜以外の地域では新宿高島屋、そごう大宮店、福屋 広島店、静岡伊勢丹などでも入手可能。

また、茨城県笠間市にある常磐自動車道友部サービスエリアでも一部商品の取り扱いがありますので、近くを通った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

横浜かをりの新ブランド「Huffnagel(フフナーゲル)」とは

「時空を結ぶホテル」をテーマとして新しく登場した洋菓子ブランド、「Huffnagel(フフナーゲル)」。

特徴とブランド名の由来は?

パッケージやBOXがあまりにも可愛すぎていつまでも取って置きたくなってしまいそうな「Huffnagel(フフナーゲル)」のアソート。

古き良きヨーロッパを感じるデザインは、横浜の地で外国の文化にいち早く触れてきた老舗店「かをり」ならではの感性によるもの。
そして、この「Huffnagel(フフナーゲル)」というブランド名も、かをり本店のある横浜居留地70番の地に初めて西洋式ホテルを開業したオランダ人船長フフナーゲル氏にちなんで名付けました。

「Huffnagel(フフナーゲル)」のバターサンド

フレッシュなバタークリームとレーズンなどを、ほんのりと塩味の効いたオーツ麦使用のクッキーでサンドしたバターサンド。
2023年1月現在のフレーバーは、以下の10種類。
洋菓子らしい味わいもありますが、和素材のフレーバーも魅力です。

  • オリジナル
  • あんバター
  • チーズ
  • レモン
  • ほうじ茶
  • チョコレート
  • 黒糖きなこ
  • セサミポテト
  • アールグレイ
  • ジャンドゥーヤ

それぞれ、香ばしく焼いたソルティなオーツクッキーとの相性が最高の素材ばかりなので、アソートで全てのフレーバーをまずは味わってみてください。

「Huffnagel(フフナーゲル)」のケーク

バターサンドともうひとつ、“ブリスケークセレクション”のシリーズが販売中。
パウンドケーキのルックスですが、持ってみるとその重厚感にびっくり。
ずっしり、みっちりと生地のしっとり感と、素材が詰まった美味しい焼き菓子です。
フレーバーは、
フルーツとナッツたっぷりの「フルーツケーク」、
マロンペーストを練りこみ、栗をたっぷりトッピングした「シナモンマロンケーク」の2種類。

素敵な包みで手土産やちょっとしたギフトにもぴったりです。

「Huffnagel(フフナーゲル)」はオンラインショップと店舗で買える

2022年12月に、赤レンガ倉庫2号館に新店舗をオープンした「Huffnagel(フフナーゲル)」。
店舗でも手に取って選べますが、オンラインショップでの通販も可能です♪

Huffnagel(フフナーゲル)公式HPとオンラインショップはこちらから!

“横浜かをり”は古き良き横浜を色濃く残すお店

昔ながらの雰囲気や味わいを守りながら続いている横浜かをり。

横浜の旅のお土産として、また、ご自宅でのお茶菓子として長く愛されているお店です。
歴史的な建物を含めて、これから先も絶対に残したい貴重な洋菓子店です。

店舗情報
店名: 横浜かをり 山下町本店

住所: 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町70

営業時間: 【ケーキショップ】平日 9:00~19:00、土曜 10:00~19:00、日・祝 12:00~19:00
【ティーラウンジ】平日 11:30~19:00、土曜 11:30~19:00、日祝 12:00~19:00※営業時間等は変更の可能性がありますので、公式の情報でご確認ください。

定休日:無休