岡山県民ならみんな知ってる?!白十字の〇〇

岡山県で大人気のお菓子メーカー白十字は、県内を中心に隣県を合わせると30店舗近くもお店があります。
そんな地元民から愛される白十字はどんなお菓子屋さんなのでしょうか。

白十字ってどんなお店

県民に愛される白十字

白十字は1957年に岡山で創業したケーキや焼き菓子、和菓子などバラエティー豊富なお菓子製造、販売するメーカーです。一号店を出店した表町は岡山市内でも大きな商店街で、その一角にある美味しいお菓子を販売するお店として白十字は人気店となりました。
表町に買い物に出た岡山県民がお土産としてワッフルやバターケーキを持ち帰り、岡山県民の憧れの洋菓子の地位を確立していきました。
白十字が創業した当時はまだまだ洋菓子が珍しい時代で、子供たちにとってはうれしいお土産でした。今でも白十字のバターケーキというと40代、50代の岡山県民にとっては特別な存在です。
白十字は1980年代ころから出店を続け、2000年になってもその勢いは衰えることはなく現在は岡山、広島、兵庫、香川に約30のお店を構えるほどに成長しました。

白十字では創業当時より「心ときめき、なごむひととき」をお客様に提供することを仕事の使命とし、より美味しいお菓子つくりに取り組んでいます。
ギフトとしても重宝される商品が多いため、贈ったほうも受け取る方も満足して「また食べたい」と思われる商品を作り続けています。

創業当時から人気のワッフルやバターケーキは伝統の味と製法を大切にしつつ、時代に合わせた新しい素材や製法にも挑戦する姿勢が、「白十字の〇〇」と言われる人気のお菓子を生み出す秘訣なのです。

白十字には自社農園もある

食の安全や素材にこだわる白十字では2010年に自社農園で果物栽培を開始しました。
ケーキに合うサイズや甘みがあるということで「さがほのか」というイチゴの栽培からスタートした白十字農園は、2020年に規模を拡大しました。
今ではブルーベリーや、いちごの新品種「おいCベリー」の植え付けもしているそうです。
ブルーベリーは6月から8月まで2ヶ月間が収穫期で、この時期にはブルーベリータルトが店に登場します。
おいCベリーは糖度が高いのに酸味をしっかり感じられるおいしいイチゴです。
ビタミンCが多く含まれ、高い抗酸化活性があることで、白十字では美味しいだけではなく美容や健康面でも素材選びに力を入れていることがわかります。

季節限定商品多数あり

白十字では旬のフルーツや季節の食材を使用し、食べた人が「季節感を感じられる」お菓子作りを行っています。白十字では毎日新鮮なものを必要な量だけ業者から納品してもらうことで、新鮮なお菓子を作っています。
鮮度を重視する生ケーキは工房付きの店舗で仕上げ、工房がない店舗ヘは工場から日に2~3回発送するこだわりようですから、白十字のショーケースにはいつもキラキラと新鮮なフルーツを使ったケーキがたくさん並んでます。

さらにフルーツの季節感を大事にしているので、季節限定の商品もたくさんあります。
農園で紹介したブルーベリータルトもその一つです。
フルーツを使った生ケーキから、ゼリー、和菓子、はたまた日持ちしそうな焼き菓子までさまざまなジャンルで季節限定商品が用意されています。

白十字の人気メニューは?

岡山県を代表するお菓子メーカーの白十字の商品は、日常の生活から特別な日まで多くのシーンに登場しています。
ここからは代表的な白十字のお菓子をシーン別に紹介していきましょう。

記念日やちょっと特別な日の生ケーキ

白十字では旬のフルーツを使ったタルトやショートケーキから、定番のチーズケーキやチョコレートケーキなど種類が豊富です。
工房が併設されているカフェや店舗では、その日に仕入れた旬のフルーツをカットして、店頭の売れ行きに応じて様々なケーキが仕上がっていく様を楽しむこともできます。
新鮮で美味しい白十字の生ケーキで人気の商品をご紹介します。

・フルーツショートスペシャル480円(税込み/季節限定)
ふんわりとした白十字こだわりのスポンジに苺を2層サンドし、彩り鮮やかにフルーツをデコレーションしています。

・フルーツタルト500円(税込み/季節限定)
白十字のフルーツタルトは、さっくり仕上げたタルト生地に、オリジナルのカスタードクリームをたっぷりと絞り、旬のフルーツをたっぷりとデコレーションしています。
メロン、イチゴ、ブルーベリーなどフルーツの香りや酸味、甘味のバランスが取れたタルトです。

・甘夏とチーズのガトー380円(税込み/季節限定)

生カスタードクリームに甘酸っぱい甘夏をミックスし、ほんのりレモンをきかせたチーズクリープをたっぷり絞りました。後味がさわやかな初夏にぴったりのケーキです。

・クリームチーズケーキ280円(税込み/季節限定)
デンマーク産の風味豊かなクリームチーズをたっぷり使って、じっくりと湯せんで焼き上げたオーソドックスなコクのあるケーキです。

・北海道十勝レアチーズ330円(税込み)
北海道産のチーズを使い、濃厚さと後味のさっぱり感がクセになるレアチーズケーキです。

・濃茶のガトー390円(税込み)
白十字の店頭のショーケースでも鮮やかな緑が目を引く抹茶のガトーは、ほんのりオレンジの香りがする風味豊かなケーキです。

・デコレーションケーキ
岡山県民の記念日には白十字のデコレーションケーキという方も多いでしょう。
種類も豊富で大切な日に彩を添えてくれます。
フルーツいっぱいデコレーション、フルーツいっぱいタルト、ショコラトルテ、フルーツチーズケーキなどバリエーションも豊富です。
サイズは15センチから21センチと商品によって展開があります。
お値段も2,600円(税込み)からとリーズナブルです。

お土産に最適な高原ブッセ

岡山に帰省した県民がお土産としても絶大な信頼を寄せるのが、白十字の高原ブッセです。
ブッセはお土産としては、どこに行ってもありがちなお菓子ではありますが、中のクリームや生地にはそれぞれのお店のこだわりがあるので、一概に「どこにでもあるお菓子」とは言い切れないのです。
白十字の高原ブッセももちろん「どこにでもあるお菓子」とは全く異なります。
白十字のブッセのスポンジは岡山県北にひろがる雄大な蒜山高原のジャージー牛乳を使っています。さらに中のクリームには刻んだチーズで塩味をプラスしています。
甘さの中に塩味を感じ、飽きずにいくらでも食べられます。
食の安全にこだわる白十字では、通年商品だった高原ブッセの販売時期も、温暖化の影響で販売時期を見直しました。
白十字の高原ブッセは気温25度以下の常温で保存が可能な商品として、お土産として重宝します。
しかしここ数年夏場は気温が25度を越える日が増えてきました。
白十字の高原ブッセの滑らかなクリームが溶けてしまい、さらにはチーズが固くなります。
そのため白十字では通年通して人気だった高原ブッセの販売を夏場だけ休止するという英断を下しました。
美味しさと安全性を重視する白十字ならではの判断です。
さらに季節のフルーツを使った高原ブッセが限定商品として登場します。
・高原ブッセ(販売期間10月~5月末頃)1個135円
・高原ブッセ苺(販売期間)2月中旬~5月末頃)

高原ブッセは手土産としても大人気で白十字の店頭では5個から20個(730円~)までの箱入りで購入も可能です。
味の異なる高原ブッセの詰め合わせも販売中であれば可能です。

日常の手土産ぴったりな〇〇

岡山市内に出た時のお土産として創業当時から白十字のお菓子といえば特別な存在でした。
今では県内に店舗も増え、珍しさは薄れたとはいえ白十字のロゴや箱を見れば懐かしさがこみ上げてくる県民も多いことでしょう。
そんな白十字で「白十字といえば〇〇」という、ロングセラーで定番の洋菓子を3つご紹介します。

シュークリーム

バターと牛乳をふんだんに使った柔らかなシュー生地に、自家製のカスタードクリームと北海道産の生クリームを合わせた生カスタードクリームをたっぷり詰めた、誰からも愛されるオーソドックスなシュークリームです。
シュークリーム1個135円税込み

ワッフル

ワッフルといえばどんな形を想像しますか?
最近は格子型の型に流して焼いたワッフルが多いですが、岡山県民にとってワッフルはふわふわのスポンジにカスタードクリームをサンドしたものが定番です。
白十字のワッフルは手に持った瞬間に生地のふわふわ感が伝わってきます。
見た目はボリュームがある白十字のワッフルですが、生地の軽さとキレのよいカスタードクリームで1個はぺろりと食べられてしまいます。
取引先や家族へのちょっとした手土産として10個、20個とまとめ買いする方が後をたちません。
昔は箱にそのまま入っていましたが今は袋の個包装となり、さらに使い勝手がよくなりました。

ワッフル1個140円(税込み)

<h3バターケーキ

創業以来のロングセラー商品で、白十字の代名詞ともいえるバターケーキがしっとり生地にリニューアルし、さらにおいしくなりました。
白十字のバターケーキは見た目はとっても素朴な焼き菓子で、何度食べても飽きが来ず、白十字に行くとついつい家族への手土産に買いたくなるそんなお菓子です。
厳選したフレッシュバターとはちみつと新鮮な卵を使った風味豊かな生地と、ふんわり甘さをプラスするフォンダン、そこにパイナップルの酸味がなんともいえないアクセントになっています。
岡山に帰省したら必ず食べたくなるソウルスイーツともいえる逸品です。
バターケーキ1,300円(税込み)

白十字の通販は?

白十字の商品は白十字ネットショップから購入が可能です。
鮮度重視の生ケーキや日持ち2日のワッフルなどはお取り寄せでの扱いはありませんが、定番のバターケーキや進物に人気の高原ブッセやゼリーなど商品は豊富に揃っています。
白十字のネットショップはアレルギー原料や、商品紹介、日持ちの情報などとても丁寧に説明があるので、ここからも白十字への安全、安心への配慮が感じられます。
最近では冷凍便のバスク風チーズケーキが販売され、人気商品となっています。
白十字ネットショップ
http://www.hakujuji-g.com/

白十字の通販の人気商品は?

白十字のネットショップではギフトやのし対応も丁寧にしてくれるので、進物を購入するにも大変便利です。
そんな白十字のネットショップで人気の商品をいくつかご紹介します。

岡山の特産品を使った〇〇

白十字のある岡山県は清水白桃の産地として有名です。
もちろん白十字では白桃を使った商品も多数販売しています。
そんな中でも特に人気は5月に受付を開始して、販売期間は8月末までという清水白桃ゼリーは毎年楽しみにしている方も多い商品です。
清水白桃は果肉が緻密で果汁が多く、その上品な味わいは従来の桃とは全く違う美味しさがあります。
そんな清水白桃の美味しさをそのままゼリーにした白十字の清水白桃ゼリーは、夏の進物としても好評です。
・岡山県産清水白桃ゼリー6個/9個 ¥2,480/¥3,680

さらに白十字は特別な清水白桃ゼリーを販売開始しました。
清水白桃の発祥の地である岡山県の備前一宮地区で収穫された清水白桃だけを使った、なんとも贅沢なゼリーです。
さらに県内のワイナリードメーヌ・テッタの白ワインを使い、清水白桃の芳醇な風味をより一層引き出しています。
パッケージも薄い桃の色を使い、特別なお土産や贈答品としても充分満足できる仕上がりです。
この夏の大事な贈り物に、ぜひ白十字のこだわりの清水白桃ゼリーはいかがでしょう。
・備前一宮 清水白桃ゼリー2個/5個 1,080円/3,150円(税込み)

パイ菓子もおススメ

白十字の焼き菓子は店舗でも日持ちがするお菓子として人気です。
これまで販売して人気だったパンプキンやりんごのパイが復刻版として登場しているので、そちらの情報をまとめておきましょう。

1992年に発売を開始したものの時代の流れとともに白十字の求める素材としてのかぼちゃが入手しにくくなり、一度は販売が取りやめられた牛窓パンプキンが創業55年記念の商品として復刻しています。
白十字の求める品質、味、収量のかぼちゃを地元の牛窓で農家を探し歩き、やっと納得のいくかぼちゃを見つけたそうです。
かぼちゃのほくほく感としっとり感を合わせもち、素材本来の優しい甘みが特徴のかぼちゃのパイです。
・山本シェフの牛窓パンプキン4個/7個 540円/1,000円(税込み)

素朴だけど手間がかかるアップルパイを片手で食べやすく提供してくれるお菓子が、白十字のりんごの夢です。
創業60年記念の復刻菓子として販売されています。
国産のふじりんごを丁寧に煮込んでりんごのうまみを凝縮したアップルパイです。
・りんごの夢4個/6個 620円/1,000円(税込み)

店舗情報

岡山、広島、兵庫、香川に今では約30のお店を展開する白十字から2軒を記載します。
ほかの店舗について白十字HPの店舗情報でご確認ください。

・藤田店(本社・工場・店舗)

店舗情報
店名:白十字 藤田店
住所:岡山県岡山市南区藤田651-17
営業時間10:00~20:00
定休日:無休

・一番街店(岡山駅地下街にあるのでアクセスは便利)

店舗情報
店名:白十字 一番街店
住所:岡山県岡山市北区駅元町1
営業時間10:00~20:00
定休日:岡山一番街の定休
※営業時間等が変更になっている場合があるので公式HP等をご確認ください。