「松琴堂」は伊藤博文も愛した150年の老舗!阿わ雪やゆきごろなど看板商品の魅力や販売店は?
山口県下関市にある和菓子の名店が「松琴堂(しょうきんどう)」。松琴堂は山口県髄一といわれる150年を超える老舗店です。
松琴堂のお店で特に有名なお菓子は「阿わ雪」で、あの伊藤博文公も愛したおいしさ。阿わ雪は大正時代に当時皇太子だった昭和天皇が山口に来た時以来の献上銘菓でもあります。
今回はそんな松琴堂のこだわり、銘菓である阿わ雪、ゆきごろも、プリン、海峡ノスタルジーなどの商品、販売店もご紹介します。
病気の後遺症で固形物が食べられない伯母の家(田布施)に盆正月に行く時は、下関の松琴堂の阿わ雪を持参します。
帰りは、田布施駅前の〝かんべ〟の栗饅頭を買って帰ります。あと岡山の従姉妹から桃とピオーネが来ると、お返しは中須の梨を送ります。pic.twitter.com/sqTfBY3MOP
—こうたろう⚽⚾️👟No.56 (@Koh_Taroh) 2017年8月10日
目次
「阿わ雪 本舗 松琴堂」は七代目
慶應年間の創業である松琴堂。お店は下関市役所のすぐ近くにあり、地元にある和菓子屋さんといったアットホームな雰囲気のお店です。
お店の雰囲気からは想像できないかもしれませが松琴堂は創業130年以上の老舗店で現在は6・7代目の店主が伝統の製法を守りながら、美味しい和菓子を作り続けています。
松琴堂では、他にも和菓子やカステラ、洋菓子など幅広く揃っています。
松琴堂の看板商品といえば「あわゆき」!
特に有名なお菓子はお店の名前と同じ「あわゆき」です。松琴堂の長女である西原由実さんは、大学生の時にお父様から一子相伝のあわゆきの作り方を伝授してもらい、後継者の覚悟を決めたそうです。
また、先述したように「あわゆき」ははかの有名な伊藤博文も愛した銘菓です。
シンプルな材料
あわゆきの材料は卵白・砂糖・寒天のみというとてもシンプルなものですが、どれも厳選された上質な素材を使っています。泡立てた卵白に、寒天と砂糖で作った液体を入れてすべての行程を手作している点も、守り続けています。
レシピは秘伝
また、あわゆきのレシピは門外不出です。松琴堂の後継者のみに伝えられるという秘伝のレシピだということです。
阿わ雪という下関の銘菓。
口の中で、フワリと消え、淡い甘さを残していきます!上品な味✨#かぞくへ 呉ポポロシアター上映にご来場くださいました、#映画工房春組 の下関メンバーの方からいただきました!上映の日はまさに雪が降る中で、、。ありがとうございました!!pic.twitter.com/3sxMAAPlt8—春本雄二郎(@Filmmaker_Hal) 2019年1月30日
食感はふわふわで溶ける?
阿わ雪の食感はふわふわとしていて口の中でサーっと溶けていくという不思議なものです
うれしいことに、あわゆきには食物繊維がたっぷり含まれた寒天が使われています。
また、ノンオイルのためカロリーがとても低い点も、人気がある理由の1つ。罪悪感をあまり感じないで食べることができるうれしい和菓子という声もインスタなどで聞かれます。SNSを見ると、口コミがとても良いこともわかるでしょう。
ひと口でいただける阿わ雪が「ゆき花」
ひと口でいただける阿わ雪の「ゆき花」という商品もあります。プチサイズというだけあって、お子さんやお年寄りでもいただきやすく、大好評です。
ゆき花は味わいが優れているだけではなく、その食感も楽しむことができるのでまさに絶品です。阿わ雪の進化系とも言えるかもしれませんね。
こちらもお土産にいただいてしまい🍵 松琴堂 ひとくち阿わ雪 ゆき花❄️
この繊細さが…。ごちそうさまでした!
(๑ ́ᄇ`๑) pic.twitter.com/KaoD1uENzz— miyu (@sea_miu) December 10, 2018
松琴堂は和洋菓子のような「ゆきごろも」も有名
松琴堂は「あわゆき」だけでなく「ゆきごろも」も広く知られています。ゆきごろもを大量に買うお客さんも珍しくありません。
ゆきごろも
ゆきごろは看板商品であるあわゆきを薄めのカステラ生地で包み、黒ごまと砂糖でコーティングした、やや甘めのお菓子です。
あわゆきも少し楽しみたいという人にもおすすめできます。まるで和菓子のような洋菓子のような不思議な半生菓子で、中はふわっと、外はカリッとしていてたまりません。
一度いただくと皆さんもクセになってリピートしてお買いになるかもしれません。
はじまた!
下関の松琴堂さんからいただいた「ゆきごろも」と共に、しばしほっこり(^^)#abe02 pic.twitter.com/5aS4sOomfy— taka-futago¡sh! (@25moccos) August 18, 2019
平家の焦がしみそパイもおすすめ
壇ノ浦の戦いがあった下関ならではで、その歴史を感じられるのが、「平家の焦がしみそパイ」です。
こちらの商品もゆきごろも同様に和菓子と洋菓子のすばらしいハーモニーが楽しめます。
生き残りの平家の者が作った彦島みそと、壇ノ浦の戦いで浪間から見えた船が木の葉のようだったという話から、リーフパイとみそがコラボすることになった人気商品です。
松琴堂の
焦がしみそパイ 美味い😋 pic.twitter.com/ayvj6JwrCf— 波田陽区 (@hata_youku) March 15, 2018
2021年は松琴堂の「和風プリン」が話題!
2021年、和菓子で有名な松琴堂が絶品「和風プリン」を作っているという情報を知れました。ファンならすでに見ているかもしれませんが、和風プリンの販売は松琴堂のホームページより知れました。名店の洋菓子メニューとはワクワクします。
松琴堂の公式ホームページによると、新メニューであるプリンは「幻のぷりん」で、ひそかにファンが増えていると説明されています。
もちろん形はあるものの口に含むとトロ~リくずれるほどソフトなプリンなのです。なめらかな食感、隠し味である黒糖の風味もたまりませんよ。また、カラメルソースの濃さにも自信があるプリンだそうです。
松琴堂のプリンは残念ながら通販はなく店頭販売のみ。それもいつ行っても買える定番商品ではないため、皆さんもご注意ください。
淡雪作ってる松琴堂からプリン出たらしく、パートさんからお裾分けして頂いた(*´-`)
和三盆使ってて甘さが上品、なめらか んま
今度カステラも出るらしいからそれも楽しみ(*´∀`) pic.twitter.com/GWhjt165Cz— WinonaRock(チョコメロンパン) (@WinonaRock) May 22, 2021
松琴堂の商品はお取り寄せもできる!
松琴堂の和菓子は山口県下関のお店に直接足を運ぶか、通販で購入するかのどちらかになります。
通販は松琴堂のホームページにあるオンラインショップから購入できます。遠方にお住いの方でも気軽に松琴堂のお菓子を手に入れることができて嬉しいですね。
松琴堂の通販では今回紹介した以外のお菓子もたくさんあります。日持ちするお菓子が多いため、お取り寄せしても安心して召し上がっていただけます。皆さんも通販で大人気の和菓子をぜひ手に入れて至福のひと時を過ごしてください。
興味のある方はぜひ下の松琴堂のホームページからチェックしてみてください。
主人がネットで見つけてお取り寄せしてくれた「松琴堂」さんの阿わ雪とゆきごろも。
一保堂さんのお茶を入れてもらってお茶タイム♪ pic.twitter.com/MXm4wA0Ssk— オリセ (@orise05) February 6, 2021
松琴堂の店舗は本店と大丸 下関店も!
皆さんも、ぜひ松琴堂のおいしいお菓子をお買い求めください。和菓子が買える店舗は本店、同じ下関市内にある大丸 下関店の2店舗です。もちろんご紹介した通販ショップでの購入もおすすめですよ。
住所:山口県下関市南部町2-5
定休日:日曜・祝祭日
営業時間: 9:00~18:00
※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式ホームページをご確認ください
阿わ雪 本舗 松琴堂のホームページ
おいしい情報をお求めなら、ぜひ松琴堂のFacebookもチェックしてくださいね。新商品や和菓子作りへのこだわりなども見られますよ。
あわゆき 2本いり | 2,613円 |
プチ 阿わ雪 ゆき花 20個入り | 5,286円 |
あわゆき かぶせ蓋木箱入り | 8,316円 |
ゆきごろも 3個入り | 748円 |
ゆきごろも 8本入り(化粧箱入) | 1,188円 |
ゆきごろも 8本×2箱 | 1,793円 |