「三原堂」 明治から変わることのない素朴な美味しさ

明治十年に創業し、多くの人に愛される「三原堂」。
三原堂はいつも活気あふれ、外国人観光客や若い女性など味にこだわるグルメな方も多く、さまざまな層のお客に愛され支持されているお店です。
今回は、そんな三原堂の歴史や情報、おすすめのメニューについてご紹介していきます!
お土産に三原堂本店でどら焼きを買って帰る。 pic.twitter.com/F8IR7YUJgC
— Takashi MAEDA (@maeda76) May 28, 2017
三原堂はどんなお店?
三原堂本店は明治10年、門前町の一角に初代となる三原田宗元が創業しました。
三原堂は東京の老舗お菓子店で、都内各所に暖簾分けした姉妹店があります。池袋や神田、本郷や西荻など、どのお店も古く、大正時代や昭和初期に本店で修行していた職人がのれん分けして三原堂の味を守っています。
池袋の三原堂の初代店主は多くの画家や作家と交流があり、その中でも日本画家の粛粲寶とは交流が深く、その縁から包装紙や紙袋のデザインをお願いしたところ、その素晴らしい出来栄えに他の姉妹店も使おうとなったそうです。
三原堂のお店は、ほんのりと手焼きのどら焼きの甘い香りがします。三原堂の雰囲気は明るく現代的で、たいていは賑わっているので、初めての方も足を運びやすいお店です。
そしてぬかりなく三原堂さんで上生菓子をいただいてきたので今日明日は甘味に事欠かない☺️包装紙可愛いね〜☺️あやめ、ほおずき、あじさい、あと、こし餡の薯蕷饅頭〜〜全部自分のため!!さ、お茶にしようか🍵 pic.twitter.com/uA8wowYgeE
— ちよこ🍁 (@yoakemaega) June 22, 2020
三原堂で食べておくべきメニューは?
歴史ある三原堂のなかで、これは食べておくべき!というメニューをご案内します。
とくに人気のお菓子なので、ご存じの方も多いでしょうが、まだ食べたことがない方は参考にしてみてください。取り扱い店舗にご注意ください。
塩せんべい
三原堂といえば「塩せんべい」と出てくるくらい、三原堂の看板メニューのひとつです。
薄焼きせんべいで、ばりんとした歯ごたえが気持ちのいいせんべい。塩せんべいと名づけられているけれど、塩と醤油で味付けられているせいかしっかりとした塩気が特徴です。
塩せんべいは1枚42円(税込み)という驚異的な安さが魅力です。1枚あたりも薄く、手軽に食べられ、普段使いのできるおせんべいでした。
お店自体は歴史ある雰囲気ですが、全体的にリーズナブルで日常的に食べられるものが多いです。地元で深く愛されてきている雰囲気が伝わってきます。
その塩気は絶妙で一枚食べたらもう一枚、もう一枚、あともう一枚……と、ついつい手が出て気づけばなくなってしまうという癖になる味付け。三原堂の塩せんべいの魅力についつい深みにハマってしまうこと間違いなしです!
商品名:塩せんべい
値段:42円(1枚)/税込み
おはようございます。
昨日7月9日は、しずく父さんの誕生日だったので、息子とお嫁ちゃんが三原堂の塩せんべいを持って来てくれました。
父さん泣きそうなくらい喜んで大切そうに一枚だけ食べ、後はしまっちゃいました。
父さん良かったね。😊 pic.twitter.com/6T1RGCbgmN
— 月の母さん🌙 (@cafe429shizuku) July 9, 2018
大学最中
本郷三原堂の創業当初からの看板メニューで、ずっしりたっぷりな餡子と大きく平らな最中が特徴です。最中はきめ細かく、そっと押さえるとパキッとヒビが入るようなしっとりした具合で、口に入れた時に餡子としっかり馴染むのも嬉しいです。
上品な甘さの餡子は重さがなく、すぐに次の最中に手が出てしまうほどいくらでも食べられてしまいます。
商品名:大学最中
値段:240円(税抜き)
本郷三丁目の交差点近くにある三原堂で購入した「大学最中」,美味しくいただきました。ここの あんこ は上品な感じ。 pic.twitter.com/w5AUVJ8ttD
— adiabatic (@adiabaticQC) March 3, 2016
本郷焼
本郷焼というのは、本郷三原店が焼き上げているお菓子で、見た目はどら焼きなのですが、皮はどら焼きよりフワフワしているのが特徴です。中の餡子は沖縄の黒糖を使っており、栗が刻まれたこし餡がしっとりとして美味しいです。トラ模様の皮も見た目で楽しめます。
商品名:本郷焼
値段:220円(税抜き)
ロングさんからの指令を受け、今まで紹介していない #イマオカシ を
本郷三丁目『三原堂』さんの『本郷焼』
220円 pic.twitter.com/Wq2zZMHAZF— 練馬のサッチイ (@sacchey0218) August 15, 2019
乱歩の蔵
池袋三原堂はあの江戸川乱歩が愛したお店としても知られています。
そんな乱歩にちなんだお菓子です。乱歩の家にある蔵にちなんで名づけられた商品で、チーズバターと杏ジャムの味があります。ちなみに、江戸川乱歩は薯蕷饅頭を好んだのだとか。現在でも、三原堂では乱歩が好んだ薯蕷饅頭も取り扱っています。
乱歩の蔵は、味が二種類ありますが、普通のブッセという感じです。ずっしりとせず、軽く食べられる口当たりです。
昨日三原堂で買ってきた『乱歩の蔵』を食してみた!ブッセです。手前がチーズバターで後ろのがあんずジャム。皮がとても軽い感じ。美味美味です。 pic.twitter.com/GbalkYWcyg
— クロ (@kuro_nyan910) October 26, 2015
池ぶくろう最中
池袋銘菓。池袋三原堂もおすすめするフクロウの形になっている最中です。
三原堂のふくろう最中!相変わらず超かわいい pic.twitter.com/rOT9slKHMH
— たっつー (@narumi606) October 29, 2016
池袋三原堂の2階では甘味を頂ける!
池袋三原堂の2階は甘味処となっており、軽食や甘味メニューを味わうことができますよ。メニューは豊富にあります。かき氷は1年中の提供、あんみつなどの一部メニューは持ち帰ることができるとのことです。
クリームあんみつ
甘味処の定番メニューであるあんみつ。フルーツがたっぷり、寒天や餅、白玉、蜜、餡などすべて自家製とのこと。美味です。
三原堂…むむっ
池袋にもなかなか気の利いた甘味処があるようだ…暖かくなったらフルーツ氷食いに行こ pic.twitter.com/ndxF4qK01q— すこやかむいむい (@sukoyakamuimui) December 15, 2019
三原堂のお菓子は通販でも購入できる?
通販購入はできますが、店舗によって方法が異なります。
本店
三原堂は本店はオンラインショップはないのですが、電話(03-3666-3333)とFAX(03-3666-3349)で配送注文できます。
本郷三原堂と茗荷谷三原堂
姉妹店は通信販売でお買い物をすることができます。三原堂がお近くにない方はぜひ通信販売を利用してみてはいかがでしょうか。
本郷三原堂と茗荷谷三原堂は、電話とFAXとお問い合わせフォームで受け付けています。
神田三原堂
神田三原堂は、会員登録をし、お店のHPから商品をクリックし購入することができます。
池袋三原堂
オンラインショップがあるので利用してみて下さい。
池袋の三原堂で買ってきた塩せんべいすごい好みの味!
えどがわ先生ゆかりのお店らしいから行ってみたら本当に美味しい!
おまんじゅうも買ってあるから楽しみ
北海道では買えないからなくなったら通販だな… pic.twitter.com/saHx4sb7Ce— 来水 (@Sakukiyu) May 13, 2018
三原堂の混雑状況は?
三原堂の店内はたいていは人がいて賑わっていますが、店員さんの人数も多く、手際も良いのでスムーズに購入することができるでしょう。
ただ、どら焼きは売り切れてしまうことがありますので、どら焼きを目当ての方は早めの行動をおすすめいたします。
三原堂の店舗情報
三原堂は本店と本店の直営店、そして姉妹店とあります。
どこのお店が一番近いかを考えたいときは、三原堂本店の店舗案内を御覧になるのがおすすめです。本店の店舗案内は、直営店だけでなく姉妹店などの情報もあり、とても分かりやすくなっています。
大好きな三原堂の塩せんべい。
東京駅グランスタで見つけて以来、東京土産によく買ってます(*´꒳`*)
塩といいつつ醤油みも結構あるけど美味しくて止まらなくなるよ♪
おせんべい好きな方はぜひお試しあれ❤︎
本店は人形町だけど他にも上野や池袋など直営店や姉妹店で販売してるみたいだよ。 pic.twitter.com/oVrBZOKjDH— 加藤真由美 (@mayumi_kato1007) January 14, 2019
まとめ
いかがでしたでしょうか。
三原堂は、古くから地元で愛されているお店ですが、最近では観光客にも人気の老舗菓子店です。
まだ三原堂のお菓子を味わったことがない方は、オンラインショップや姉妹店もあるので、ぜひ明治時代から変わらぬ味を堪能してみてはいかがでしょうか。
住所:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-14-10
営業時間:平日 9時30分~19時30分(土日祝は18時まで)
定休日:元旦