祇園祭の情景が浮かぶ亀廣永の『したたり』と干菓子!一度食べてみたい伝統の逸品 したたり 京都|亀屋 ひろ な が
亀廣永は、京都の烏丸に店舗を構える和菓子屋さんです。
夏の京都を代表する銘菓「したたり」で亀廣永は有名です。
この記事では祇園祭と深い繋がりをもつ京都の亀廣永のしたたりと、また亀廣永の美味しい干菓子について紹介いたします。
【茶室 古香庵】只今「和の歳時記-七夕-」を開催中!茶室前テラスや室内に、七夕にちなんだ飾りつけをしてお迎えしております。《入場無料》また夏の恒例となりました亀廣永製「したたり」も一緒にはじまりました。黒糖の甘味と透き通った琥珀羹、ぜひこの機会にご賞味くださいませ。 pic.twitter.com/WZz2i2iem6
— 京都 細見美術館 (@HosomiMuseum) 2018年7月4日
亀廣永
亀廣永は亀末廣から暖簾分けされたお店です。
ちなみに亀末廣もとても有名なお店です。
亀末廣に関してはこちら↓
亀廣永は「したたり」が有名ですが、他にも干菓子や上生菓子などもあります。
京都らしい店構えが素敵な小さなお店です。
京都の亀廣永といえば『したたり』、祇園祭のための究極の献上品
祇園祭は説明するまでも無いですが、京都で千百年以上前から続いている夏の一大風物詩。そんな京都の祇園祭の山鉾の一つである菊水鉾に献上する和菓子として考案されたのが亀廣永のしたたりです。八坂 神社の宮司であった高原美忠氏がしたたりと命名しました。
亀廣永のしたたりの涼しげて艶やかな見た目、口の中に入れたとたん広がるほんのりとした黒糖の甘み、口の中でほろりと崩れる寒天の食感、亀廣永のしたたりは他の寒天菓子とは一線を画す京都の究極の夏のお菓子です。
お菓子 備忘録。祇園祭 菊水鉾のお茶席で出される亀廣永の「したたり」名水「菊水の井」の清涼なしずくをイメージして作られたお菓子。。10年以上前のお茶席のお皿で。 黒糖の味と寒天の食感がいい。 pic.twitter.com/A7DHIc1rAH
— ヘネシー (@takushoum) 2017年7月22日
したたりの誕生秘話
京都の亀廣永のしたたりは、1970年頃に菊水鉢の茶席に献上される為に作られました。菊水鉢の名にちなんで名水である京都の「菊水の井」の清涼なしずくをイメージして亀廣永のしたたりは考案されました。当時亀廣永のしたたりは京都の祇園祭の茶席限定のお菓子でしたが、したたりのあまりの美味しさに口コミで評判が広がり、要望に押される形で亀廣永で通年での販売が行われるようになりました。
アニメ・ドアマイガーDを書く際に取材させて頂いた亀廣永さんに行ってきた。京菓子の定義、御菓子司の意味をこちらで学ばせてもらった。そして銘菓「したたり」を購入。東京帰ったら食べるぜ!#亀廣永 #ドアマイガーd pic.twitter.com/R74GAyK8jU
— 吉田ウーロン太/フラミンゴ (@oolongta) 2019年2月26日
したたりの原材料
亀廣永のしたたりは、沖縄産の黒砂糖、上質なざらめ、阿波産の最高級の和三盆、コシの強い丹波の寒天といったシンプルながらも選び抜かれた上質な素材のみ使用されており、くどさが無くさっぱりとした上品な後味です。亀廣永のしたたりの決め手は「水」。亀廣永のしたたりは京都の地下水でなければ造れない、そんな京都ならではの究極の逸品です。
賞味期限
賞味期限は10日間程ですので、京都ならではのお土産としても人気です。
先日「したたり」をいただきました。
亀廣永の『したたり』は菊水鉾に献上される菓子として作られたものです。黒糖の上品な甘さと清涼感があり、とってもおいしかったです( ´ ▽ ` )ノhttp://t.co/H6ux6SGlhv pic.twitter.com/yk3rVGqlbO— 京都ポルタ (@kyoto_porta) 2015年7月18日
祇園祭の献上品したたり
したたりは通年で販売しているものの特に京都の祇園祭が近くに連れて6月の末あたりから忙しくなり、7月の宵山のころには1日1000人分もしたたりを手作りするとのこと。亀廣永のしたたりはすべて一つ一つ手作りかつ作り置きはしないため、職人さんたちは集中して熱い中火と向き合うことになりますが、祇園祭こそしたたりの原点のため亀廣永の職人さんたちも張り合いを感じているそう。
今日のスイーツは、亀廣永の「したたり」。祇園祭の前後に作られる棹菓子。黒糖寒天、といえばいいか。涼しげで好きな一品。 pic.twitter.com/s2oJqHVF
— Kawase Takaya (@t_kawase) 2012年7月14日
亀廣永では伝統のあるしたたりを京都で作り続けておよそ半世紀となりますが、亀廣永のご主人はまだ完成しているとは思っていないそうで、常にしたたりを『もっとおいしくできるのではないか』と試行錯誤をしているそう。
だからこそ、京都の亀廣永のしたたりは長年愛されているのでしょうね。
本日の御菓子は、亀廣永さんにしょう。 pic.twitter.com/LsLJ1arplx
— たーつ (@taatsuh) 2013年3月6日
『したたり』だけじゃない!京都の亀廣永のおすすめ干菓子
京都の亀廣永で有名なのはしたたりであり、したたりは通年で手に入りますが、亀廣永には他に干菓子がおすすめです。
夏には『したたり』でめっちゃ忙しい亀廣永で、夏が終わると登場する紅白の落雁『古都大内』。 和菓子魂! : 第607回 亀廣永の『古都大内』と生菓子『亥の子餅』 https://t.co/FfNyOiuQHd pic.twitter.com/bEODcyWw8C
— 畑 主税 (@wagashibuyer) 2015年11月19日
古都大内
亀廣永のしたたりの時期が夏とすると、秋におすすめしたいのが落雁の『古都大内』です。亀廣永の干菓子の古都大内は紅白柄の親指先大の大きさで、箱に詰めて売られています。亀廣永の古都大内は一箱に落雁がたくさん入っているのでですが美味しくて一瞬で食べきってしまうとの評判です。
京都の老舗御菓子司廣永の古都大内とお抹茶&コーヒーでホッコリ。このお菓子すんごく美味しくて、一箱ぺろっといけそうで、激ヤバです♪
本日やっと仕事納め、これで好きなだけ絵が描ける! pic.twitter.com/ddL6Sggcw1— 下出若菜 (@wakana2013) 2016年12月29日
亀廣永の古都大内軽やかで舌触りのいい落雁で、真ん中には粒あんが入っています。
亀廣永の古都大内は縁起のいいお菓子のため、年末年始に百貨店に登場することもあるのだそう。
干菓子の詰め合わせ
次に亀廣永でおすすめしたいのは干菓子の詰め合わせ。36個入って1500円(税抜き)とお値段も良心的です。亀廣永の干菓子は色とりどりに、京都の桜や菊、モミジなどをかた取られており、干菓子の詰め合わせは、開けたときににっこりとしてしまうこと間違いなしです。
祇園祭では亀廣永(かめひろなが)の『したたり』を♪→https://t.co/2S0ySKWhTc するりと口の中で広がる香りにのど越しの良さはお抹茶と合う!宵山の14~16日の三日間はお茶席も。 pic.twitter.com/Q0qv1Rnixr
— ブログdeバーチャル駅長(阪急電鉄) (@ekiblo) 2017年7月7日
亀廣永の通販情報
京都の亀廣永のしたたりや干菓子はどれも通販はしておりません。
しかし、東京では新宿高島屋や新宿伊勢丹の地下などで開催されている銘菓百選やデパートの和菓子コーナーに売られています。
また、京都の手土産通販で亀廣永見かけることもあるので、どうしても京都に行く機会がない方はこちらを利用してみてもいいかもしれませんね。
住所:京都府京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町359
定休日:日・祝日
営業時間: 9:00~18:00