せんべいは太るの?ダイエット向きの太らない食べ方や種類はある?

せんべいはケーキやポテトチップスなどに比べると、なんとなく太りにくそうなイメージがありませんか?

でも、実はカロリーや糖質はとても高く、食べ過ぎると太ってしまうんです!

この記事では、ダイエット中でも口にしやすいせんべいの食べ方や種類について解説します。

ダイエット中でも我慢せずにせんべいを食べたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

せんべいは太る?せんべいのカロリーや栄養素を確認

結論から言うと、せんべいを食べ過ぎると太ってしまいます。

焼きせんべい、揚げせんべいのカロリーや栄養素を詳しくみて、数値として把握しておきましょう。

※こちらの記事で示しているカロリーなどの数値は、文部科学省もしくはカロリーSlismのページを参照しています。

せんべい(焼き)

一般的な醤油せんべい(焼き)のカロリーは、100gあたり373kcalです。糖質は88.4g、脂質は1.0gとなっています。

せんべい(揚げ)

揚げせんべいのカロリーは、100gあたり465kcalです。糖質は75.9g、脂質は17.5gとなっています。

正しく選べば他のお菓子よりダイエット向き!

せんべいは、クッキーやチョコレートなど他のお菓子と比較すると低脂質なお菓子です。

カロリーや糖質が控え目なものを選ぶなど、正しく選び、食べ過ぎに注意すればダイエット中でも口にしやすいと言えるでしょう。

せんべいで太る人の原因は食べ方や種類選びにあり!

せんべいは太りやすいお菓子ですが、種類や食べ方に注意すれば、ダイエット中でも口にすることができますよ。

どんな食べ方をしたり、どんな種類を選んだりすると太ってしまうのでしょうか。5つのポイントについて解説していきます。

量を食べ過ぎている

せんべいは食べやすいからといって、量を食べ過ぎてはいけません。

せんべいのカロリーや栄養素をみてみると、脂質こそ低めですが、カロリーや糖質はかなり高いことが分かります。

糖質が高い食べ物を食べ過ぎると、血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが過剰に分泌されてしまいます。

インスリンは過剰に分泌されると、余ったブドウ糖を中性脂肪に変えて蓄える働きをするので注意が必要です。

夜遅くやご飯の後に食べている

夜遅くやご飯の後に食べるのはやめましょう。

BMAL1(ビーマルワン)というタンパク質をご存知でしょうか。このタンパク質は、脂肪合成を促進する働きを持っています。

BMAL1は、夜10時以降に急増する事が分かっています。夜遅くに食べてはいけないというのは真実なのです。

せんべいをご飯の後に食べるのも良くありません。ご飯の後に更にご飯を食べ続けることと同じだからです。

糖質を過剰に摂取することになるので、やめましょう。

揚げせんべいなど脂質の高いせんべいを選んでいる

脂質の高いせんべいを選ぶのはやめましょう。

せんべいは脂質の低いお菓子ですが、揚げせんべいは脂質が高めです。なんと、ショートケーキよりも脂質が高いんです。

揚げせんべいはカロリーも糖質も脂質も高い食べ物なので、ダイエット中は食べるのを避けた方が良いでしょう。

味が濃いなど塩分の高いせんべいを選んでいる

味が濃いせんべいを選ぶのもやめましょう。

塩分を摂りすぎると、味覚が鈍り食欲が増すことで、肥満に繋がると言われています。

また、塩分の高い食べ物を食べると身体がむくみます。

むくんだ状態では身体に余分な水分が溜まっており、体重が増加してしまうので、塩分の低いせんべいを選ぶようにしましょう。

お砂糖付きなど糖質の高いせんべいを選んでいる

砂糖付きのざらめせんべいは、せんべい類の中でも1番糖質が高くなっています。その糖質量は100gあたり90.9gです。

せんべいはただでさえ糖質が高いので、過剰に糖質を摂取してしまうような種類は選ばないようにしましょう。

インスリンの過剰分泌に繋がり、結果として中性脂肪を身体に蓄えてしまいます。

太らないせんべいの選び方と食べ方のコツ

ここまでは太りやすい食べ方・種類についてみてきました。

では、太らないせんべいの食べ方・選び方はあるのでしょうか。6つのポイントについて解説していきます。

油で揚げていないせんべいを選ぶ

揚げせんべいは、普通の醤油せんべいよりカロリーも脂質も高くなっています。

特に脂質に関しては、揚げせんべいは醤油せんべいの脂質量の17.5倍になっています。

油で揚げたせんべいはとても美味しいですが、太りたくない方には焼きせんべいがおすすめです。

硬くて歯ごたえのあるせんべいを選ぶ

せんべいは、硬くて歯ごたえのあるものを選ぶようにしましょう。

よく噛むことで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防ぐことができます。

ゆっくりとよく噛むことは、肥満対策のひとつとしても期待されていますよ。

薄味のせんべいを選ぶ

薄味のせんべいを選びましょう。味の濃いものは、食欲が増すので食べ過ぎに繋がります。

また、塩分を摂りすぎると身体がむくみます。

むくみは身体に余分な水分を溜めこみ体重増加に繋がるので、普段から薄味を心がけましょう。

個包装になっているせんべいを選ぶ

個包装になっているせんべいを選びましょう。

個包装になっていれば、自分が食べた量を客観的に把握することができます。

一袋分だけ食べると決めておけば、食べ過ぎ防止にもなります。

大袋のものは、どれくらい食べたか分からなくなり、食べ過ぎにつながってしまうので避けましょう。

午後2~3時の間に食べる

食べる時間にも気をつけてみましょう。

脂肪合成を促進するBMAL1というタンパク質は、午後2時から3時の間に1番減少するということが分かっています。

この時間に食べ物を食べると太りにくいと考えられています。

お茶など低カロリーの飲み物と一緒に食べる

せんべいを食べる時は、カロリーの低いお茶などと一緒に食べるようにしましょう。

お茶には脂肪の吸収を抑える茶カテキンも含まれているのでおすすめです。

ジュースやカフェオレなど、カロリーの高いものは避けたほうが良いでしょう。

せんべいを食べる時に一緒に飲む飲み物にも気をつかってみると良いですよ。

太るのが気になる・・ダイエット中にもオススメのせんべいは?

太るのは気になるけど、脂質が高い他のお菓子を食べるならせんべいを食べたい、という方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、ダイエット中でも口にしやすい、おすすめのせんべいについてご紹介いたします。

南部せんべい(落花生入り)

南部せんべいは、小麦粉で作られたせんべいです。

100gあたりのカロリーは428kcal、糖質は76.6g、脂質は9.6gとなっています。

カロリー、糖質、脂質共に高いので、ダイエット向きとまでは言えませんが、硬く歯ごたえがあるので、1枚で十分な食べ応えがあります。

食べ過ぎないで済む、という観点からすると、ダイエット中でも口にしやすいせんべいと言えるでしょう。

ごませんべい

ごませんべいの100gあたりのカロリーは376kcal、糖質は39.8g、脂質は18.4gとなっています。

こちらのせんべいもカロリー、糖質、脂質共に高いですが、ごまは栄養食品として大変優れているのでおすすめです。

ごまには、身体に良い不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸が含まれています。

リノール酸とオレイン酸には血中コレステロールの上昇を抑える働きがあります。

また、食物繊維も豊富に含まれており、便通改善にも効果があると言われていますよ。

塩せんべい(焼き)

塩せんべいは、1枚あたりのカロリーが40kcalです。醤油せんべいの1枚あたりのカロリーは42kcal。

比較すると、塩せんべいのほうがカロリーが僅かに低くなっています。

少しでもカロリーを抑えたい方は、塩せんべいを選びましょう。

せんべいは太ると気になっている方への豆知識

 

ここからは、せんべいを選ぶときの注意点や、夜食にできるのかなど、せんべいに関する疑問について解説していきます。

せんべいを食べると太ってしまうのか気になっている方は、参考にしてみてくださいね。

市販の“低糖質”せんべいは要注意!糖質の代わりに脂質が高くて太ることも

せんべいは元々糖質が高いお菓子です。低糖質せんべいというと、それだけで魅力的に感じますよね。

ただ、種類によっては糖質が低い代わりに脂質が高くなっているせんべいも中にはあるようです。

市販の低糖質せんべいを購入する際は、栄養成分表示をよく見て、注意して購入しましょう。

夜食に食べてもいい?せんべいは太らないお菓子?

結論から言うと、夜食にせんべいを食べると太ります。脂質は低めですが、カロリーや糖質は高いお菓子だからです。

特に夜は脂肪合成を促進するタンパク質のBMAL1が増加する時間なので、せんべいを食べるのはやめましょう。

カロリー&塩分爆弾?!居酒屋の「えびせん」は絶対NG!

居酒屋でよく見かけるえびせんは、大変高カロリーなせんべいです。

業務スーパーでも販売されているようですが、揚げる前でも100gあたりのカロリーは348kcalもあるんです。

これを油で揚げるので、更にカロリーは高くなりますし、脂質も高くなってしまいます。

軽い食感でついつい食べ過ぎてしまいがちなえびせんべいですが、カロリーも塩分も高いので、ダイエット中は食べないことをおすすめします。

せんべいは糖質制限には不向きでも脂質制限している人にはおすすめ

せんべいはカロリーや糖質がとても高いので、糖質制限ダイエットをしている方には不向きなお菓子です。

一方で、脂質は低いものが多いので、脂質制限している人にはポテトチップスなどよりはおすすめできそうです。

ただし、脂質の高い揚げせんべいなどを食べるのは避けましょう。

せんべいはお米!ダイエット中にはほどほどがおすすめ

せんべいは低脂質ですが、カロリーと糖質は高いお菓子だと分かりましたよね。

醤油せんべいや揚げせんべいの原料はお米なので、特に糖質を多く含んでいます。

糖質制限ダイエットをしている方には、あまりおすすめできません。

ダイエット中に食べるのであれば、カロリーや糖質が控えめな、個包装のものを選んで食べ過ぎないように注意しましょう!

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