シフォンケーキ型がない?!簡単に代用できる15の方法 コツやレシピも紹介

シフォンケーキ型がなくても代用品で失敗なく作れる?

スーパー等で手軽に買える材料でも十分美味しく作れる、その手軽さが嬉しいシフォンケーキ。

材料は手軽でも、その独特の形の専用型がないと作れないと思っていませんか?

今回は、そんなシフォンケーキを、専用型なしでも作れる方法をご紹介します。

型がなくてシフォンケーキ作りを諦めていた方も、ぜひ参考にしてみてください。

シフォンケーキ型がない時に使えるおすすめの代用品はこれ!

まずは、シフォンケーキ専用型の代用として使える型15選を見ていきましょう。

そんな型でも作れるの!?と思うような意外な型も登場するので、手持ちの型があればぜひ一度チャレンジしてみてください。

①パウンド型

通常のシフォンケーキの材料を調整して、パウンドケーキ型で作る事ができます。

専用型のように逆さまにして冷ます事ができないため、仕上がったケーキは萎みますが、柔らかく焼き上がった生地に生クリーム等を詰めて、クリーム入りのシフォンケーキ等にする事もできますよ。

②マドレーヌ型

シフォンケーキの材料をそのまま使ってマドレーヌ型で作れば、ミニシフォンケーキにする事ができます。

カットする必要がないので、一口サイズのシフォンケーキが手軽に作れますよ。

持ち運びもしやすいので、プレゼントにも最適です。

③ココット容器

オーブンで使えるココット容器で作る事もできます。

ココット型で作れば、型に入れたまま食べる事ができ、焼いて冷ましたものにカップケーキのようなデコレーションをするのもおすすめ。

ココット型から大きく膨らんで溢れたシフォン生地は、見た目にも華やかですよ。

④マフィン型

マフィン型を使って、マフィンみたいなシフォンケーキを作る事もできます。

コンビニスイーツでも一時話題となった、生クリームがたっぷり詰まった「生シフォン」も、マフィン型で作れば本物そっくりな仕上がりに。

こちらもカットせず一人分が楽しめるので、手軽な朝食代わりにもピッタリですよ。

⑤エンゼル型

通常のシフォンケーキの材料を少なめにして、大きなドーナツのような円形をした「エンゼル型」でも作れます。

中央に穴が開いている点はシフォンケーキ型と同じですが、シフォン型に比べ高さがないので、より熱が通りやすく冷めやすいのが特徴です。

⑥スポンジケーキ型

シフォンケーキ型の真ん中にある“煙突状の筒”の無いスポンジケーキ型でも、シフォンケーキを焼く事は可能です。

シフォンケーキ型の煙突部分には、焼いたケーキの焼き縮みを防ぐ役割がありますが、スポンジケーキ型にはその効果が無いため、必ず焼成直後に熱気を抜き、逆さまにして冷まして焼き縮みを防ぐようにしましょう。

よりシフォンケーキ型に近い形で焼きたい場合は、アルミホイルとオーブンシートで筒を手作りし、型の真ん中に置いて焼くとシフォンケーキ型で焼いたような形に仕上がりますよ。

⑦パンの焼き型

オーブンで使える型であれば、食パン等のパンの焼き型でシフォンケーキを作ることもできます。

スポンジケーキ型同様、真ん中の筒が無いので、焼き縮みには気をつけましょう。

ある程度焼き縮みしても味に変わりはないので、表面にデコレーションする等して焼き縮みをカバーする方法もおすすめです。

⑧深さのある耐熱容器

深さのある耐熱容器であれば、シフォンケーキを作る事は可能です。

シフォンケーキは焼成前の生地の状態から、焼くと約2倍の高さになります。

その高さをカバーできる耐熱容器であれば、シフォンケーキも焼けます。

ちなみに、17cmのシフォンケーキの型の高さは約14cmです。

型選びの参考にしてみてください。

⑨取っ手の取れる鍋

オーブンにも使える、取っ手が取れるタイプの鍋でもシフォンケーキを作る事ができます。

オーブンを使わず、鍋をガス火にかけて焼く方法もあるので、型もなくオーブンがなくてもシフォンケーキが焼けると覚えておきましょう。

⑩炊飯器

高さもあって円形の型といえば、実は炊飯器もぴったりマッチします。

型に生地を流したら、そのまま炊飯器で焼成できるのも便利ですね。

焼成時間は炊飯器によるので、様子を見ながら焼き加減を調整してくださいね。

⑪トールカップ

100均等でも販売されている紙製の「トールカップ」でも、シフォンケーキを焼く事ができます。

使い捨てにはなりますが、焼成してそのまま持ち運びできるのが便利ですね。

⑫紙コップ

トールカップと同じく100均でも買える紙コップも、シフォンケーキ型として使えます。

ただし、紙コップの素材によっては、「オーブン不可」の注意書きがある物もあり、確認し忘れてオーブンで使ってしまうと、紙コップに穴が空いたり発火の恐れがあるため、必ず使用可能か確認してから使いましょう。

⑬アルミホイル

アルミホイルで、一からシフォンケーキ型を自作する方法もあります。

形の歪みが気になる場合は、シフォンケーキ型に大きさが似た鍋などに巻き付けて、型を取るといいでしょう。

同時に煙突部分もアルミホイルで作れば、即席の使い捨てシフォンケーキ型ができますよ。

⑭牛乳パック

牛乳パックをパウンドケーキ型に組み立てて、シフォンケーキを作る事もできます。

焼けたら冷まして、牛乳パックをカットして解体すれば、型から外すのも簡単で仕上がりも綺麗です。

⑮新聞紙

新聞紙を使ってスクエア型を作り、シフォンケーキを焼く事ができます。

新聞紙型はオーブンでも使えて、数枚重ねればしっかり厚みも出るので、その他の焼き菓子でも代用する事もできますよ。

シフォンケーキがしぼむ?型を代用しても失敗しないコツ6つ!

シフォンケーキ型以外で作った時に多いのが「焼成後にしぼむ」という失敗。

型を代用してもしっかり膨らんでしぼまない方法はないのでしょうか?

シフォンケーキの型以外でも、しぼまずにふわふわのシフォンケーキに仕上げるコツを6つ、ご紹介します。

そもそもシフォンケーキ型はなぜあの形?

そもそもシフォンケーキは、なぜあの形なのでしょうか?

真ん中にある煙突状の筒にはどんな意味があるのでしょう?

シフォンケーキは通常のスポンジケーキに比べ膨らんで高さが出ます。

そのため型の高さも必要になるのですが、高さのある型は生地の中心部まで熱が届きにくくなってしまいます。

なので、熱が入りにくい中心部分を空洞にして、生地の生焼けを防いでいるというわけです。

メレンゲは重要!レシピに忠実に作るのがコツ

シフォンケーキで一番重要なのが、メレンゲです。

メレンゲは緩過ぎても硬過ぎても綺麗に膨らみません。

目安はメレンゲの角の先がほんの少しだけお辞儀するぐらい。

メレンゲ全体はきめ細かくツヤがある状態です。

最初は難しいかもしれませんが、初心者の方でもレシピに忠実に作れば、失敗なくふわふわのシフォンケーキが焼けますよ。

容器の大きさに合わせて焼き時間を調節

シフォンケーキ型以外で作る場合、材料の調整とともに焼き時間の調節も必要になります。

シフォンケーキ型より小さい型を使う場合は焼き時間も短く設定しましょう。

冷まし方、冷ます時間がポイント!

通常のシフォンケーキは、焼成後逆さまにして冷まします。

これは、焼成後の生地が温かく不安定で、そのまま冷ますと自重でしぼんでしまうからです。

これは型が違っても同じで、シフォンケーキ型以外で作る場合でも、逆さまにして冷ます必要があります。

そして、完全に冷めきってから型から外すようにしましょう。

生地は型にくっついて支えられた状態で膨らんでいます。

温かいうちに型から外してしまうと、その支えを失ってしぼんでしまいます。

クッキングシートは敢えて使わないという選択も

先程説明したように、シフォンケーキ生地は型にくっついて支えられた状態で膨らみます。

クッキングシートを使うと型離れはいいのですが、生地がクッキングシートにくっつきにくいため、おのずと膨らみにくくなってしまいます。

そのため、通常のシフォンケーキもクッキングシート等の型紙を使わないのが一般的です。

シフォンケーキ型以外の型を使う場合は、なるべくクッキングシートは使わない方がいいでしょう。

どうしても剥がれにくい型の場合は、底だけに型紙を敷いて焼く事をおすすめします。

アルミ型やガラス型など代用品の素材選びも大事!

通常のシフォンケーキ型はアルミ製がほとんどです。

その理由は、生地がくっつきやすい事。

また、紙製のものも生地がくっつきやすく膨らみやすいです。

型に生地がくっつきやすいか、くっつきにくいかで膨らみ方が変わってくるので、代用する型の素材も考慮して使いましょう。

シフォンケーキ型を代用しても作れる!3つの簡単レシピをご紹介

ここからは、シフォンケーキ型を代用しても作れるシフォンケーキの簡単レシピを、3つご紹介します。

使用する材料も少なく簡単に作れるレシピなので、初心者の方もぜひ参考にしてみてください。

①エンゼルフードケーキ

エンゼルフードケーキは、卵黄と油を使わないヘルシーなシフォンケーキです。

しっかりしたメレンゲが作れれば、卵黄と油なしでも充分ボリューミーな生地に仕上がりますよ!

【へルシーふわふわ♪エンゼルフードケーキのレシピ・作り方】

②カップでミニシフォンケーキ

③紅茶シフォンケーキ

紅茶が香る大人のシフォンケーキレシピです。

ラムレーズンクリームを挟んでちょっとリッチに。

紅茶とラムレーズンの相性もぴったりですよ。

【薫り高い紅茶シフォンサンド〜ラムレーズンクリーム〜のレシピ・作り方】

シフォンケーキ型がなくてもOK!代用品でふわふわケーキが作れます♪

この記事を読んで、専用型が必要でハードルが高かったシフォンケーキが、一気に身近に感じられたのではないでしょうか。

気になった代用品があれば、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

今後も使える、定番のオリジナルレシピが出来上がるかもしれませんよ!

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