静岡「たこまん」のスイーツで地域の暮らしを楽しもう!

家康の治めた地としても有名な静岡県西部「遠州」。この地で地域の食材を使ったスイーツを作っているのが「たこまん」です。「たこまん」は掛川市で始まりました。ついで1980年に浜松にもお店をオープンしています。

食を通して地域に貢献し、健康で楽しいお菓子を提供することをコンセプトに、さまざまなスイーツを作っている「たこまん」。和菓子や洋菓子が並ぶ地元の人気店です。

今回は、静岡の「たこまん」をご紹介します。

「たこまん」はどんなお菓子屋?

遠州の銘菓として有名な「たこまん」の創業は1953年(昭和28年)。その後、代表取締役の平松節一氏が、家族や友人、地域に対して誇りのある企業を目指し、1977年(昭和52年)に静岡を中心に店舗を広げようと会社を設立しています。

現在は、静岡県内に20店舗以上、沖縄に1店舗を出店するまでに成長。「仲良く・楽しくそして成長しよう」を基本理念に、従業員やお客様にたこまんのスイーツで幸せを掴んで欲しいと営業を続けています。

「たこまん」のスイーツはとにかく種類も豊富!「たこまん」に行けばほしいスイーツが必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。

地元の有名店として、里帰りのお土産にする方も多いそう。安心安全な食を意識している「たこまん」のスイーツなら贈り物にも最適です。

「たこまん」の種類豊富なスイーツたち

「たこまん」のスイーツは、仏教の教えにある「身土不二(しんどふじ)」をテーマに作られています。「身土不二(しんどふじ)」とは、恵まれた郷土の新鮮な食材を食すこと。この心を大切に遠州を中心とした食材を使ったスイーツを提供しているのが「たこまん」なのです。

「たこまん」で食べられるスイーツには、遠州地域のさつまいもや静岡県産のブルーベリーなどを使用。遠州地域のさつまいもは、種類も豊富で、「金時芋」の甘みはピカイチと評判です。そして、果汁たっぷりのブルーベリーは受賞歴の多いブルーベリーオガサなどから仕入れているそう。

さらに、秋の季節には美味しい栗も育ちます。丁寧に手入れされているからこそ美味しい栗が育つ北遠。その美味しい瞬間をスイーツにするべく、取れたての栗が「たこまん」に届きます。

「たこまん」で人気のショートケーキなどに使われる、大粒のいちごも見逃せません。KURI’S BERRY FARMの完熟いちごは大粒で食べ応えもありますよ。

和菓子には、遠州浅羽産のもち米や栄醤油醸造の「醤油」が使われています。遠州浅羽産のもち米は、キメも細かく上質なもち米を育てている安間さんのお米を使っています。なんと、無農薬栽培を20年続けていらっしゃる農家さん。

美味しいもち米を使った「たこまん」の和菓子。ぜひ味わってみたいですね。

スイーツの種類は、定番のショートケーキやチーズケーキ、モンブランなどの洋菓子から、どら焼きやあまから団子などの和菓子まで。大人から子供まで家族みんなで楽しめるスイーツばかりです。

静岡の美味しい「お茶」を飲みながら、美味しいスイーツを味わえますよ。

「たこまん」に行けば、静岡県にもこんなにもたくさんの名産があったのかと気づかされること間違いありません。

「たこまん」の人気メニューは?

それでは、たくさんある「たこまん」のスイーツの中から、とっておきをご紹介します。お店に行ったら迷うことは間違いありません。ぜひ参考にしてくださいね。

掛川栗のモンブラン

掛川は静岡の中でも栗の栽培が有名な土地です。山間部から平野部まで多くの栗農園があります。生産者はなんと200名にも及ぶそう。生産される種類も豊富で国見、有磨、銀寄、利平、筑波などが作られています。

そんな掛川の旬の栗を使ったモンブランが美味しくないわけありませんね。素材を活かし出来立ての美味しさを閉じ込めた「たこまん」のモンブランは、地元の人だけでなく、県外の人にも人気です。

もちろん季節のスイーツなので、期間限定。秋にはぜひ食べて欲しいスイーツです。

掛川栗のモンブラン 4個入  2,920円(税込)

うなぎいもモンブラン

うなぎいもは静岡県浜松市のブランドさつまいもです。浜名湖名産のうなぎを加工する際に出る骨や皮などを肥料に育てたお芋で、糖度はなんと40度以上もあります。

まさにスイーツに最適なお芋ですね。

そんなうなぎいもを使ったスイーツが「たこまん」でも人気となっています。モンブランは秋のモンブランフェアで登場することが多いようですね。地域の美味しいさつまいもだからこそ、一番美味しいときに提供できるのです。

モンブランフェアなどで見つけたら、ぜひ味わってみてください。

紫芋のモンブラン

紫芋のモンブランも秋の味覚フェアで登場するモンブランです。その年によっていろんなモンブランが作られている「たこまん」のモンブランフェア。紫芋のモンブランが販売されていたら、ぜひ食べてみてください。

掛川栗のモンブランタルト

人気の掛川栗のモンブランがタルトになって登場。栗のタルトにカスタードクリームと生クリームをトッピングし、最後には自慢の掛川栗のモンブラクリームでデコレーション。

サクッとしたクッキーの食感と濃厚な栗の味わいが楽しめるモンブランタルトは、もう一度食べたいという人が続出。

秋の期間限定の味わいです。紅葉散歩しながら訪れてみてくださいね。

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「たこまん」の看板商品は?

種類豊富な「たこまん」の看板商品とも言える「大砂丘」もぜひ食べてみて欲しいスイーツです。「大砂丘」は、作られてから半世紀ほど。ふんわりとした生地に包まれたチーズクリームが口の中でとろけます。

オンラインショップでは、ぜひ出来立ての味わいを楽しんで欲しいと、作ったその日に工場から直送。出来立てを出荷してくれるなんて嬉しすぎますね。毎週月・水・金・土曜日と出荷の曜日が決まっているので、ぜひチェックしてみください。

また、中のクリームを変えた季節限定の味わいもあります。モンブランクリームなどが登場。ふっくらとした「大砂丘」を食べて家族の団欒を楽しみたいですね。

さらに、「大砂丘」は、バリエーションも展開。まんじゅうや生大砂丘、大砂丘ポテトチップス、サブレなども作っています。看板商品の大砂丘シリーズをギフトにすれば、人気のスイーツの詰め合わせの出来上がりです。

「たこまん」の和菓子も見逃せない

「たこまん」は和菓子屋さんとしても地元で有名です。「たこまん」の店名がついたまんじゅうは、もっちりとしたカステラ生地に、たっぷりのあんこが包まれています。小豆には、北海道産の十勝小豆を使用。たこまんのシンボルマークを象ったカステラまんじゅうで、美味しいと評判です。

それ以外にも、遠州浅羽産のもち米、栄醤油醸造の「醤油」を使ったあまから団子やうなぎいも餡を包んだうなぎいもみたらし団子、福豆大福、ぜんざい最中など美味しい和菓子が勢揃い。

秋には、あんこまつりも開催されます。

余計なものを使わずに小豆の風味と旨みを最大限に引き出した「たこまん」こだわりのあんこを堪能できるイベントです。

さらに「たこまん」では、季節ごとに上生菓子も用意しています。吹き寄せや霜月など職人の技がひかる美しい和菓子で美味しいお茶の時間を過ごしませんか?

栗好きには堪らない、栗むし羊羹、栗きんとんなども登場します。

夏にはあんみつまつりもあるようですね。季節ごとに和菓子も楽しめます。

「たこまん」のお菓子はお取り寄せできる?

「たこまん」のスイーツは公式オンラインショップから取り寄せることができます。看板商品の大砂丘はもちろん、人気の掛川栗のモンブランも冷凍で送ってくれますよ。

浜松の名産うなぎいもを使ったスイーツやふんわりカステラ生地に包まれた餡子が楽しめる「たこまん」も取り寄せ可能。

店頭受け取りの商品もオンラインショップで扱っています。最近は、食パンも登場したりして、オンラインショップもとにかく種類が豊富です。頼むのにも迷ってしまいそうですね。

クリスマスケーキなどの予約もできるので、ぜひチェックしてみてください。最新情報は公式インスタグラムでも確認ができますよ。

「たこまん」の行き方と店舗情報

「たこまん」の店舗は静岡県内に多数。珈琲館を備える大東総本店や掛川の秋葉通り店などカフェを併設している店舗もあります。

小笠本店では、工場見学なども可能。近くの店舗に行ってみるのも良いですし、カフェメニューを目当てにカフェ併設店にいくのもおすすめ。新施設「掛川森林果樹公園アトリエ」もできているので、チェックしてみてくださいね。

販売店でもゆったりと寛げるスペースを確保しているお店がほとんど。家族みんなで訪れるのに最適なスイーツ店です。

静岡に訪れたら、ぜひ行ってみてくださいね。

店舗情報
店名:たこまん 小笠本店
住所:静岡県菊川市上平川565-1
営業時間:9:00〜19:00
※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。
定休日:無休