京都銘菓「すはまだんご」は京都土産におすすめ♪

日本で一番和菓子の店舗が多い、京都。

定番の和菓子といえば、八橋、こんぺいとう、上生菓子ですが、京都銘菓として歴史の深い「すはま団子」もオススメです!

2022年もお花見や行楽シーズン到来!すはま団子はお花見のお供にぴったりですね。

今回は「すはま団子」をご紹介します。

すはま団子(すはまだんご)とは?

京都の方は知っているはず!でも、他の地域出身の人は、すはま団子を知らない人もいるかもしれませんね。当記事後半で有名店をご紹介するので、ぜひ利用してみて下さい。

特徴

3色団子。すはま粉から作られる団子状の和菓子を指します。

材料や作り方

すはま粉というのは、大豆・青豆を煎って皮を剥き、細かく挽いて粉にしたものです。きな粉と製法は同じですが、煎り具合が浅く粒子が細かいという特徴があります。

このすはま粉に、砂糖・水あめ・求などを混ぜて練り上げることによって作られます。

歴史

すはま団子の歴史は長く、その誕生は鎌倉時代の京都へとさかのぼります。小さく可愛い見た目や、食べやすさ、希少価値の高さから、茶会のお菓子としても活躍していたようです。

すはま団子の「すはま」の由来

お菓子を切った際の切り口が、海上の島が干潮で砂洲が三方に現した姿の「州浜」にそっくりだから…のようです。

すはま団子の有名店3選!店舗毎に異なる味や値段も紹介

京都の色々なお店で提供されていますが、店舗ごとにかなり特色があります。基本のすはま団子はもちろんですが、抹茶味・黒糖味など色々なフレーバーも作られているようです。

その中から、特に人気の高いものを紹介しますね!

京都・夷川 老舗和菓子店「豆政」

明治17年創業「豆政」は、すはま団子・茶だんごを看板商品としている老舗和菓子店です。豆政では、昔ながらの伝統を守った味付けなしのすはま団子を食べることができます。

原料は、すはま粉・水あめ・砂糖のみととてもシンプルですが、優しい甘さとほろほろ解ける食感がたまりません!昔懐かしい味わいで、値段もお手ごろ!広い年代層に指示されています。

豆政の公式インスタ(@mamemasa.co.ltd)で2020年10月にすはまだんご食べきりサイズの「5本入り250円(税抜き)」新登場のお知らせがありました。

尚、豆政では草餅も有名です。

250円(税抜き)~他

春には「京の茶だんご」や「京のさくらだんご」も出ているので、すはま団子と一緒にお花見を楽しむのも良いですね!

和菓子作り体験で人気!「甘春堂」

明治天皇と大正天皇に和菓子を献上したこともあるという甘春堂のすはま団子。

昔ながらの製法を生かしつつ、黒糖・きな粉・青豆などを織り交ぜて味付けされています。コーヒーにも合う!と評判です。

432円(税込み)

通販にも強い!「富久屋」

京都へ出向くのは難しい…という方に大人気なのが、通販を主力に販売している「富久屋」。

すはま粉の他にもち米を混ぜているので、「豆政」のすはま団子よりもモチモチ感が強く、団子らしい印象を受けます。全国どこへでも発送可能で、贈答用にも対応しているというのが嬉しいですよね。

7個入り 411円(税込み)

すはま団子は通販でお取り寄せが可能!

上記でご紹介したお店は通販もあるのでぜひ利用してみて下さい。

他にも、お店以外にJTB ショッピングなどお取り寄せできるサイトで購入できます。

などなど。

また、すはま団子自体は大阪の高級スーパーなどでも購入できるとの情報もありますし、五色堂など大阪にある会社が製造している商品もあります。

すはま団子はどこで売ってる?東京や名古屋などの地域で購入できる?<物産展を狙え!>

すはま団子、食べたいけどなかなか見つけられない方もいるようです。

関西ではスーパーにあるとの情報も

関西圏で有名な「いかりスーパー」に岡本製菓のすはま団子があるとの情報有。ぜひチェックしてみて下さい。

関西以外では物産展

有名店「豆政」では、出張販売しており、全国各地の百貨店などの物産展に出店しています。通販でも入手できますが、もし在住地の近くで物産展がある場合は行ってみてはいかがでしょうか?

東京の百貨店でも販売されていましたよ。

2022年4月は岡山や大阪、島根、福岡、静岡など地方にも出店するようです。お花見にすはま団子はぴったりですね。

豆政のHPで物産展の予定を知ることができますよ。

すはま団子は家でも作ることができる!?材料やおススメのレシピ(作り方)をご紹介!

「おいしそうだけど、好みの味がないな…」と思ったあなたに朗報です。

なんと、自宅でも簡単に作れるみたいなのです!参考にさせていただいたのはこちらのサイトです。

https://tomiz.com/recipe/pro/detail/20160218153411

しかも材料はたった4つだけ!

【材料】

  • きな粉 40g
  • 砂糖 30g
  • 水あめ 20g
  • 水 20g

すはま粉はきな粉で代用が可能なんですね。作る手順も簡単5ステップで完成です。

【調理手順】

  1. きな粉と砂糖をよく混ぜる
  2. 水あめと水をレンジでチンする(500Wで30秒)
  3. 1と2を混ぜ、よくこねる
  4. こねた生地を団子の形に切り分ける
  5. 砂糖をまぶして出来上がり♪

(参考:https://www.eatsmart.jp/do/caloriecheck/detail/param/foodCode/9999030001545

詳しい調理方法はサイトに掲載されていますので参考にしてみてください。基本のレシピに色々な味を追加して、好みのすはま団子を作ってみるのもいいですね!

すはま団子のカロリーについて

すはま団子のカロリーは高めなので注意!甘くておいしいすはま団子ですが、砂糖・水あめが多く使われていますし、きな粉のカロリーも結構高めです。

1本あたりは「72kcal」なので低カロリーに見えがちですが、小さめの団子で構成されているすはま団子だからこそと言えるでしょう。食べすぎには注意しなければいけません。

自宅で作る場合は、砂糖控えめでもいいかもしれませんね。

すはまだんごは美味しい?口コミ紹介

すはま団子を食べたことのある人の口コミをご紹介します。京都出身や京都にゆかりのある人にとっては懐かしの味なのでしょう。

口コミでは、子どもの頃は好きでなかったけど…大人になると美味しく感じたと見られるものも。年齢や人によって、すはま団子を美味しいと感じたり、まずいと感じたり、感覚が違うのかもしれませんね。

とにかく、絶賛の声が多いので、まだ食べたことのない人は一度食べてみてほしいお菓子です。

  • とにかく美味しい!なんでか、安い!みんな大好き!毎日食べたい!
  • 昔ながらの懐かしい味で美味しく頂きました。

引用:楽天みんなのレビュー

美味しい「すはま団子」を食べてみよう![まとめ]

一度食べたらはまってしまうこと間違いなし!

初めて知ったという人も、すはま団子の優しい甘さに癒されてみてはいかがでしょう?

店舗情報
店名:豆政 京都駅キューブ・ポルタ 店

住所:京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内 1F

営業時間:8:30~20:00(季節により時間変更あり)