津和野銘菓「源氏巻」!かわいい一口サイズやアイスも登場

山陰の小京都と呼ばれる島根県津和野町の名物、源氏巻。
1本1本丁寧に焼かれた源氏巻は、飽きのこない懐かしい味わいです。津和野には、源氏巻を作っているお店が現在九軒ほどあります。食べ比べてお気に入りのお店を見つけるのも楽しいでしょう。
今回は、島根県津和野町の名物、源氏巻をご紹介します。
源氏巻とはどんなお菓子?
津和野名物の源氏巻とは、餡子をカステラ生地で巻いた和菓子です。通常は1本の長い状態で売られていて、食べやすい大きさに切ってからいただきます。
源氏巻の原型ができたのは元禄時代のこと。津和野藩主の亀井滋親が吉良上野介に愚弄されて大変に憤り、吉良を斬って自害する決意をしました。それを知った国家老多胡外記が、小判を包んだ形のお菓子を吉良に贈って機嫌を取り、藩の一大事を免れたのだと伝えられています。
その後、小判の替わりに餡を包んだ源氏巻が、津和野を救った縁起の良いお菓子として長く親しまれてきたのです。
【和菓子処・三松堂】今日は源氏巻と花游菓の焼き立て販売日!
本店限定販売です。ご来店お待ちしております。
源氏巻 8時半~10時半
花游菓 12時~14時#源氏巻 #焼き立て #津和野 pic.twitter.com/kyIOgmWeME— 和菓子処 三松堂 (@w_sanshodo) 2016年11月30日
源氏巻の材料や賞味期限は?
源氏巻の生地の基本は砂糖、小麦粉、卵。メーカーによって、水あめ、はちみつ、練乳などが加得られているようです。餡は伝統的なこしあんだけでなく、つぶあんや、白あん、抹茶あん、柚子あんも登場しています。賞味期限は1週間から10日ほどです。
津和野でゲットした源氏巻の食べ比べ会。
上から、山本風味堂は粒あん、
開正堂は抹茶あん、白あん、柚子あん、
村田一貫堂はこしあんと、さまざま。
いやあ、こんなに源氏巻があるとは!
源氏巻フェアしちゃいます?(笑)#wagashi #和菓子 #源氏巻 #津和野 pic.twitter.com/MfRpf3MOrs— 畑 主税 (@wagashibuyer) 2019年2月7日
島根県津和野町の名物・源氏巻のお店を紹介
源氏巻を購入できるお店をご紹介します。
創業130年の老舗、山田竹風軒本店
明治18年創業の老舗、山田竹風軒本店の源氏巻は優しい甘さで人気です。店内にはイスとテーブルも置かれ、源氏巻の試食とお茶がいただけます。
源氏巻4軒目は、いつもお世話になっている山田竹風軒さん。 pic.twitter.com/jEpmYEwTgb
— 畑 主税 (@wagashibuyer) 2019年2月3日
そして源氏巻。頂き物です。ゆーちゃんありがとう。#源氏巻 #島根県 #津和野 #山田竹風軒本店 #第23回全菓博名誉総裁賞 pic.twitter.com/Zxvci17lxO
— イワイサトシ (@ey_3) 2019年3月20日
津和野のお菓子「源氏巻」を食べながら大振りの茶碗でガブガブお茶を飲んでいるのです。
大好きなお菓子なんですが、エピソードが「お金で解決」的。 pic.twitter.com/trhzOtN0GD— 専修念仏 (@Ebi_Black_Tiger) 2019年3月9日
また、源氏巻作り体験コーナーもありますので、時間のある方は是非体験して焼きたての源氏巻を味わってみてください。お取り寄せをすることも可能です。
【山田竹風軒 源氏巻】 1本 270円
お取り寄せはこちら↓
津和野の源氏巻は山口線の鉄橋の下のところのがいちばんのオススメなのですが、竹風軒さんの「源氏巻アイス」の幟が前々からどうしても気になってて今日漸く食べてみました…(笑)
アイスに生地が巻いてあるというなかなか斬新な見た目でしたが、美味しかったです(笑) pic.twitter.com/ay1cUt3u0N— ご〜みん (@non57_9521) 2018年6月17日
津和野の新しい味となっている源氏巻アイスは、源氏巻の餡を使った小豆アイスに源氏巻の皮を巻いたもの。津和野散策のお供にぴったりです。
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ240
定休日:無休
営業時間:7:30~18:00
食べやすい大きさ、かわいい焼き印の三松堂
和菓子処 三松堂の「笑小巻(えみこまき)」は源氏巻を一口サイズにカットして可愛い焼き印を押し、個包装したものです。季節によってひな祭りや端午の節句などのバージョンがあります。こちらも通販で購入可能です。
お取り寄せはこちら↓
本日、最後の稽古です。
小泉八雲ゆかりの島根。その島根の #三松堂 さんの可愛すぎるお菓子をいただいて、心を落ち着け、行ってまいります。#流離う魂 pic.twitter.com/27l2aES5nE
— 藤井清美 小説『京大はんと甘いもん』『#ある朝殺人犯になっていた』 (@kiyomi_fujii823) December 20, 2020
【三松堂 笑小巻】 5個入り 650円
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ479-1
定休日:井筒屋山口店に準ずる
営業時間:
[月~金]
10:00~18:30
[土・日・祝]
10:00~19:00
焼きたての源氏巻が食べられる山本風味堂
源氏巻を作る様子を見られるのが山本風味堂の魅力です。
店主が鮮やかな手つきで焼いていく様子は、ずっと見ていても飽きません。こちらでは焼きたての源氏巻をいただくこともできます。土産物店で買う源氏巻はしっかりと包装されて皮がしっとりとしているのが普通ですが、焼きたては皮がぱりぱりで、餡が熱々。一味違った源氏巻の魅力を発見できます。
津和野名物 源氏巻
その昔、津和野藩の家老が吉良上野介に送った、小判形の菓子が始まりと言われる。 pic.twitter.com/ICbfyCZ6DF— 新堀 進 Susumu Shinbori (@shinbori_susumu) 2018年10月8日
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ479-1
定休日:火曜日
営業時間:09:00~19:00