「山中石川屋」の娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)は加賀銘菓。
加賀の温泉街に、街の景観に溶け込みながら伝統の和菓子を提供し続けている菓子屋があります。その菓子屋とは、山中石川屋です。
永く地元に愛され、今では加賀を代表する「娘娘饅頭」を世に送り出した山中石川屋は、明治38年小さな駄菓子屋からスタートし、熟練の職人が伝統の味を守り続けています。
看板商品は葛よもぎ、栗蒸し羊羹、葛よもぎ、吾郎島金時芋、水晶梅などです。そんな山中石川屋の魅力を丁寧にご紹介します。
今日のおやつタイム。
お客様からお土産でいただいた、加賀の山中石川屋の娘娘まんじゅう。素朴でやさしい甘さ〜ご馳走さまです!
加賀では娘さんのことを娘娘(にゃあにゃあ)と言うそうです。か、カワイイ🐱#地域名産品 pic.twitter.com/9O5HrKJIkq
— SMOUTの中の人〜地域のためのマッチングサービスです! (@smoutjp) 2018年10月16日
目次
明治38年創業の加賀老舗「山中石川屋」
元は小さな駄菓子屋から始まった山中石川屋は明治38年に改行した和菓子店です。
その昔、山中石川屋の主人に持ちかけられた地元言葉で娘さんを意味する「娘娘(にゃあにゃあ)」にちなんだ饅頭作りの依頼があり、それがきっかけで銘菓の「娘娘饅頭」が生まれました。
|石|θωθ`)/キネンビ!
毎月1日は「あずきの日」!今日のおやつは山中石川屋さんの「娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)」って温泉まんじゅうにしようカバ~?温泉つかりたいなぁ~t.co/6qwQTtuUsc pic.twitter.com/vcfCWKHh3v— いしカバくん (@ishikabakun) 2014年12月1日
加賀の乙女をイメージして作られた山中石川屋の「娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)」
全国に饅頭があるため、饅頭と聞いただけで大体イメージが湧くと思いますが、山中石川屋の娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)とは一体どんなお饅頭なのでしょう?
饅頭の形
娘娘饅頭の形や大きさ自体はどこにでもあるような饅頭で、一口サイズの小判型の大きさの饅頭です。こし餡です。これらにはすべて意味があるのです。
娘娘饅頭ができた背景
加賀には、「娘娘(にゃあにゃあ)」という地元言葉があります。それにちなんで考えられた娘娘饅頭は、まさに娘さんをイメージした饅頭です。加賀の乙女のおしとやかさは粒餡では駄目で、甘さ控えめのなめらかなこしあんで表現しています。大きいだけでは色気がないため食べやすい小さな一口サイズのまあるい形の饅頭に仕上げてあります。
娘娘饅頭の味
皮は黒糖と味噌の風味が残り、口当たりの良い食感は上品な後味を感じさせる饅頭です。まさに、山中石川屋の娘娘饅頭は加賀の娘さんのイメージした饅頭なのですね。
娘娘饅頭の餡は、山中温泉の水と北海道十勝産の小豆などを原料に、職人が時節にあわせて配合したりと職人技が受け継がれています。
職人が経験と勘をもとに季節によって炊き上げを加減し、こだわって作り続けている山中石川屋の饅頭。饅頭も奥が深いですね。山中石川屋の娘娘饅頭は、いつ食べても美味しい饅頭になっています。
山中石川屋の人気商品はたくさん
山中石川屋の「人気商品」は娘娘饅頭以外にもたくさんあります。
例えば栗蒸し羊羹、葛よもぎ、吾郎島金時芋、水晶梅などです。水晶梅や葛よもぎは季節限定メニューで、それだけに買い求める方も多いです。
葛よもぎはグリーンの見た目でとても美しい和菓子です。水晶梅は梅の赤が目を引くあでやかな逸品です。
山中石川屋の人気商品はそれぞれが美しい見た目、おいしい味なので、れもおすすめできます。ぜひこれらの人気商品を一度ご賞味ください。
山中石川屋の娘娘ロール
「娘娘ロール」は娘娘万頭をアレンジしたロールカステラで、直営店のみでの販売です。
山中石川屋のキティちゃんとのコラボ商品は?
実は山中石川屋があの国民的キャラクター・ハロー・キティとコラボした商品もあります。「娘娘万頭×はろうきてぃ」というお菓子で、加賀名物の娘娘万頭にはろうきてぃの焼き印が施されています。6店舗、数量限定品です
【食べた】山中石川屋 くずさくら餅:道明寺粉と桜花が入ったくず餅。桜要素は桜花のみで、くず餅全体の甘味は餡は入っていないので、お砂糖かな…?甘さが全面にでているので、桜よりそちらに気をとられてしまいました。 pic.twitter.com/qQs8XQrXEA
— sakura_mog (@sakura_mog) 2015年5月16日
山中石川屋のその他のお菓子
山中石川屋には他にも美味しいお菓子がたくさんあります。
「くずさくら餅」
冬から春にかけて期間限定で販売される山中石川屋のくずさくら餅。少しずつ暖かくなる春への想いが表現されており、桜の花が入ったくず餅はさくら餅の粒感を感じさせる不思議なお菓子です。
また、淡いピンク色のもなか福梅も可愛らしい梅の形で、冬の間のみ限定販売される山中石川屋で人気の一品です。
#山中温泉 にある山中石川屋さんの特製栗羊羹と加賀温泉郷観光大使の加賀楓さん。山中石川屋さんは、娘娘万頭で有名なお店ですが、羊羹も美味です。特製はごらんの通り栗がたっぷりを通り越してぎっしり。#加賀楓FSKプロジェクト#ご飯ととるのがいいと聞きました pic.twitter.com/gj4q8RN165
— カバオ・クリシュナ (@krishna_bb) 2019年1月18日
山中石川屋の「栗蒸し羊羹」
直営店で購入できる山中石川屋の栗蒸し羊羹は、大粒の栗が順序よくぎっしりと並び、見た目にも豪華な羊羹です。甘さ控えめでなめらかな山中石川屋の羊羹は、しっかりと栗と小豆の風味を感じることができ、食べ応えは満点。
山中石川屋の隠れた人気商品栗蒸し羊羹をぜひ試してみてはいかがでしょうか。
何回も買ってるが、本店は初めて来た( ^ω^ ) (@ 山中石川屋) t.co/Xn6T1AQhC7 pic.twitter.com/oinA0maRe8
— G_TAISA (@FiggouR07_23_me) 2014年9月9日
山中石川屋の季節限定メニューは?
山中石川屋には季節限定メニューもあります。くず小倉、くず菓子 ピオーネ、加賀最中などです。どれも質が高くおいしいので、ぜひ販売時期にお買い求めくださいね。
山中石川屋のFacebookでぜひ商品の情報をチェックなさってください。
加賀市内に3店舗を展開する山中石川屋店
加賀山中温泉街に本店を構える山中石川屋。加賀市内に3店舗の直営店を展開し、加賀を代表する郷土菓子をはじめ、もなかや羊羹も販売しています。
山中石川屋の本店は、山中温泉のシンボル「総湯」から近いです。山中石川屋の本店の店構えは、古き良き佇まいがとても美しく、温泉街に溶け込んでいます。そんな山中石川屋の本の店内にはイートインスペースもあります。サービスでお茶をいただけます。山中石川屋で娘娘饅頭をはじめ加賀銘菓をどうぞ。
また、JR金沢駅のショッピングモール金沢百番街にも山中石川屋が出店していますので、旅の最後に山中石川屋の商品を手に取ることも可能です。定番商品のほか、くるみ最中5個入りをはじめとしたもなか類も金沢土産やおもたせとして人気です。
山中石川屋のお菓子は通販が可能
山中石川屋ではオンラインやfファックスでお取り寄せすることが可能です。
ファックスからお取り寄せ希望の方は、フォームを以下からダウンロードして印刷してお使いください。
山中石川屋の営業時間や定休日など
山中石川屋の娘娘饅頭、いかがでしたか?最後に山中石川屋 本店の情報を皆さんにお伝えします。
住所:石川県加賀市山中温泉本町2丁目ナ-24
営業時間:8:30~18:00
※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください。
定休日:水曜日、元旦