長崎の老舗「岩永梅寿軒」入手困難?職人手作りの絶品カステラ
「岩永梅寿軒(イワナガ バイジュケン)」は、長崎市の江戸中期から続く、最も歴史のある「中通り商店街」にあります。
創業は天保元年の「岩永梅寿軒」。180年も続く老舗の和菓子は、テレビなどで取り上げられ、人気を博しています。入手困難なお菓子もあるのだとか。
今回は、「岩永梅寿軒」をご紹介します。
岩永梅寿軒にもお邪魔して、 pic.twitter.com/HkqJJxQEdU
— 畑 主税 (@wagashibuyer) August 21, 2016
目次
創業1830年(天保元年)の老舗
江戸中期から続く「中通り商店街」は、今でも130店舗のお店が軒を連ねている賑やかな通りです。長崎の観光名所である眼鏡橋からもたったの1分。他にも興福寺や龍馬通りとも近く、観光の合間に立ち寄りやすい商店街です。ただ、観光の地という雰囲気ではなく、長崎の人が訪れる地元の商店街として親しまれています。
「岩永梅寿軒」は、眼鏡橋に1番近い商店街の一角にあります。創業は天保元年。現在の店舗は1902年(明治35年)に建てられました。看板は船底の板を利用したものだそう。ステンドガラスや時計など明治時代の雰囲気が残るお店です。
最高のカステラを求めて (@ 岩永梅寿軒 in 長崎市, 長崎県) https://t.co/q87xy27SwW pic.twitter.com/zXTq6ge9jf
— おじょー🐤12/6ワンチャン大分 (@Jabberwockyii) November 30, 2019
カステラは数量限定!店舗販売のため入手困難
柔らかくしっとりもっちりとした食感が絶品と評判の「岩永梅寿軒」のカステラ。大量生産
はせず職人の手により一つ一つ作られます。だからこそ、1日にできる量が決まっているのだそう。
テレビなどで紹介されてから人気を博し、現在は入手困難な和菓子となっています。店頭販売も行列の末午前中には売り切れてしまうのだとか。
予約は受け付けていますが、受注発注となっており、注文のタイミングによっては半年待つことも。逆にすぐに受け付けてくれることもあるので、まずは問い合わせをしてみるのをおすすめします。
長崎カステラシリーズ1
岩永梅寿軒
今予約しても来年3月、そんな入手困難なカステラ。
開店待ちおよそ30名。
列後方の客は1本しか買えず、開店と同時に即完売の貴重品。
軟らかくて、もちもちっとした独特の歯触りが特長。
1号1620円とお値段もリーズナブル。 pic.twitter.com/pogBd8XU32— aki (@anishida5) November 23, 2019
幻のカステラとして有名
「岩永梅寿軒」は、本店の1店舗のみ。幻のカステラとなっているカステラは、厳選された材料を使い、職人の手によって丁寧に焼き上げた後、一晩かけてじっくり休ませます。「しっとり」「もっちり」としたカステラは他にはない味わいだと人気です。
1日の生産量が決まっているので、それ以上の注文は受付けることができず、予約が集中しやすい夏休みや連休などには入手が難しいそうです。早めの注文が手に入るコツとなっているようですね。
「岩永梅寿軒」幻のカステラ、ぜひ一度味をみたくはなりませんか?
カステラの最高峰、岩永梅寿軒 pic.twitter.com/2KjLIT5kJ1
— 松任谷由実 Official (@yuming_official) November 24, 2020
「岩永梅寿軒」の人気メニューは?
老舗の和菓子屋「岩永梅寿軒」には、様々な和菓子が並びます。寒餅を焼いて生姜風味に仕上げた「寒菊」や求肥と昆布で作られる「もしほ草」など、長崎の歴史を感じる和菓子ばかりです。
それでは、「岩永梅寿軒」人気の和菓子をご紹介します。
長崎カステラ
「岩永梅寿軒」の人気の和菓子はなんと言っても、「長崎カステラ」。入手困難なカステラは、今や遠方からも入手を試みて訪れるほど。
当日の販売状況は、「岩永梅寿軒」のSNSで情報が上がるので、訪れる前に確認したいところですね。日よっては、店舗販売分が多くありますなどのお知らせも。
朝早くから訪れる人が多いので、できるだけ早めに伺うことをおすすめします。
値段
長崎カステラ1号 1,620円
長崎市にある岩永梅寿軒さんのカステラをいただきます✨😌✨
なんだこの綺麗なぼでーは…!!もちっとしててうっっっま!!!( ゚□゚)ふんわりもっちりでうまうまです!ザラメもうっっっま!ちょっと濃いめのカステラで自分は大好きです💕カステラうまー!!! pic.twitter.com/s0RWpwubKV
— もやし🐢提督 (@ppmoyashi) October 30, 2019
桃カステラ
「桃のカステラ」は、3月の桃の節句の時期に限り作られます。
古くは中国から伝わった桃の節句。禊をして汚れを払う風習からお雛様に汚れを託して流す「流し雛」が生まれました。お雛様を飾るようになったのは江戸時代だと伝えられています。
中国では桃は長寿の実とされるなど縁起の良いもの。長崎では、初節句のお祝いのお礼として桃の形を表した桃菓子を一軒一軒に丁寧なご挨拶と一緒に差し上げる習慣が残っているのです。
「岩永梅寿軒」の「桃カステラ」もお礼に渡すお菓子として3月に作られています。予約が埋まり、通常のカステラの製造も止めることもあるのだとか。季節限定の「桃カステラ 」もぜひ味わってみたいですね。
値段
バラ 630円
2個売り 1,360円
3個売り 2,000円
5個売り 3,250円
渋谷の長崎展22日までだけど、連休に行けないので今日桃カステラ買いに😊昨日午後には売り切れてたので朝一番で買いに行っちゃった💕カステラコーナーだけ行列が岩永梅寿軒のカステラおいしいのかなぁ?朝10時半でそれだけ既に売り切れ‼️😳 pic.twitter.com/YXjgOgdaRu
— とまと (@tomato2780) March 18, 2016
「岩永梅寿軒」のお菓子はオンラインショップで!
「岩永梅寿軒」では、公式オンラインショップも開設しています。長崎カステラは予約販売となっているので、いつ頃届くかの確認は必要ですが、注文することは可能です。
また、他にも「もしほ草」や「舶来焼」なども販売されているので、ぜひ取り寄せて味わいたいですね。
他には、ぐるなびの運営する「ぐるすぐり」からも注文が可能です。ただし、売り切れになっていることが多いので、再入荷の連絡を待つか、「岩永梅寿軒」へと問い合わせた方が良いかもしれません。
【in長崎】
昆布を使った求肥菓子「もしほ草」をつくる岩永梅寿軒へ。作り手の顔が見えるこれぐらいの規模の和菓子屋さんが好きやなぁ。人によっては、ここのカステラが一番好きという人も。一食の価値あり。#長崎の和菓子 #長崎土産 pic.twitter.com/nsN5AZQtof— 嶋田コータロー (@SRokota) June 7, 2019
「岩永梅寿軒」の行き方は?
長崎県長崎市の観光にも行きやすい「中通り商店街」。眼鏡橋や興福寺、龍馬通りからも近くアクセスしやすい場所にあります。「岩永梅寿軒」は眼鏡橋からたったの1分。
路面電車のめがね橋駅からも徒歩4分と好立地。長崎の路面電車の旅を楽しみながら、散策してみてはいかがでしょうか?
ちなみに岩永梅寿軒さんは普段から行列のできるカステラ屋さんです
安くて美味しいのでオススメです
眼鏡橋から近いです pic.twitter.com/maHpNV8Gdw— りりお (@ririofagi) May 5, 2016
「岩永梅寿軒」の店舗情報
長崎の歴史と文化を感じる「岩永梅寿軒」の和菓子。人気のカステラをぜひ一度は賞味したいですね。職人によって、一つ一つ丁寧に作り上げるお菓子は、どれも美味しいと人気です。
地元でもかなり有名な「岩永梅寿軒」。長崎に訪れた際にはぜひ訪れてみたいですね。
岩永梅寿軒(長崎市)#コンデジ#Nikon #B700#モノクロ pic.twitter.com/zxmxFNN0ZD
— じんろう🐺 (@werewolf1852) May 12, 2018
住所:長崎県長崎市諏訪町7-1
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜定休 火曜不定休 ※都合により急遽変更させていただく場合あり