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ゴールデンウィークは京都で決まり!京都お土産に是非!絶品「生八ッ橋」特集

八ッ橋

外出するのにちょうどよい季節になってきましたが、皆さんゴールデンウイークの予定は決まっていますでしょうか?ゴールデンウイークに少し遠出、例えば京都ですごしてみてはいかがでしょうか?
京都といえば、訪れたい世界の都市ランキングで1位に選ばれた、日本が世界に誇る観光地のひとつです!紅葉の季節に訪れると、それはもう幻想的な世界が待っておりますが、5月ごろの緑生い茂る時期もまた趣のある世界が待っております。

そんな京都に行かれる方、京都のお土産といえば…そうです「八ッ橋」ですね!そんな京都の定番お土産の「生八ッ橋」を今回特集します!きっと自分にあった「生八ッ橋」を見つけることができるでしょう!

京都

京都

「八ッ橋」の歴史

江戸中期にあたる1689年(元禄2年)、ちょうど松尾芭蕉が奥の細道の旅を始めた時期に、京都にある聖護院の森の黒谷参道の茶店にて供されたのが始まりとされています。当時は東海道を行く旅人の携帯食として重宝されておりました。
その後明治時代、京都駅で販売されたことをきっかけとして認知されるようになりました。米粉・砂糖・ニッキを混ぜて蒸し、薄く伸ばして焼き上げた堅焼き煎餅を「八ッ橋」と呼び、焼かずに切り出したものを「生八ッ橋」と呼び、戦後第二次世界大戦後に「生八ッ橋」の販売は開始されました。「生八ッ橋」にも純粋に生地だけのものと、正方形の生地を二つ折にして餡を包んだものがあります。とくに餡を包んだものは、昨今メーカにより多種多様な種類が作られております。

 

聖護院

聖護院

 

「八ッ橋」といえばここ、1689年創業「聖護院八ッ橋総本店」

「八ッ橋」の創始者である「聖護院」が提供する「生八ッ橋」の「聖」。定番のお土産品として有名ですので、見たことある方もいいかと思います。定番のニッキ味や抹茶だけでなく、黒ゴマやさくらといったラインナップも人気があります。「八ッ橋」の歴史を堪能できる一品、「聖護院」が提供する「生八ッ橋」片手に京都を散策してみてはいかがでしょう?

出典(聖護院八ッ橋総本店:http://www.shogoin.co.jp/)

 

生八ッ橋「夕子」で知られている、1805年創業「井筒八ッ橋本舗」

生八ッ橋「夕子」というのを一度は目にしたこともあるかもしれません。「夕子」は金閣寺で起こった火災を題材とした夕子の純愛を描いた小説「五番町 夕霧桜」にちなんだ菓子です。京都嵯峨野の小倉大納言の餡を使用した「生八ッ橋」は絶品。季節ごとに限定商品もありますので、ぜひ足を運んでみてください。

 

出典(井筒八ッ橋本舗:http://yatsuhashi.co.jp/)

 

もう一つの元祖「八ッ橋」の老舗、1689年創業「本家 西尾八ッ橋」

「聖護院八ッ橋総本店」と並び、元祖八ッ橋のお店といわれている「本家 西尾八ッ橋」では、餡入り「生八ッ橋」の「あんなま」シリーズが人気です。人気の理由として、そのバリエーションの多さ、常時20種類以上のラインナップがあり、どれを買おうか悩んでしまうお店です。他の「生八ッ橋」に比べ、生地が少し固めにつくられており、噛み応えがあるのが特徴です。

 

出典(本家 西尾八ッ橋:https://www.8284.co.jp/)

 

完全手作りの「生八ッ橋」、「元祖八ッ橋 西尾為忠商店」

一見「西尾八ッ橋」と間違えてしまう屋号の「西尾為忠商店」。「西尾八ッ橋」とは数代前に分化しており、全く別のお店となります。
こちらの特徴は、完全手作りかつ無添加にこだわっていることです。一口食べてみると、控えめな餡とほんのり程度のニッキが、とても上品な味わいです。清水寺参拝の後に足を運んで、休憩してみてはいかがでしょうか?

 

出典(元祖八ッ橋 西尾為忠商店:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26018098/)

 

やわらかい餅が特徴、1966年創業「おたべ」

多店舗に比べるとまだまだ歴史が新しいお店。「おたべ」の「生八ッ橋」の特徴はなんといっても、そのやわらかい生地です。その柔らかさを表現するために商品名も「八つ橋」とカタカナの「ツ」ではなく、ひらなが「つ」を使っているそうです。柔らかい生地に、甘すぎない餡が絶妙!店舗で「生八つ橋」の手作り体験もできるので、是非足を運んでみてください。

 

出典(おたべ:http://www.otabe.kyoto.jp/index.html)

 

まとめ

「生八ッ橋」特集いかがでしたでしょうか?京都に旅行に行かれた際にお土産として是非色々な「生八ッ橋」を食べ比べしてみて、ご自身にあう「生八ッ橋」を見つけてみてください!