生クリームに入れる砂糖はなしでも美味しい?タイミングや量・砂糖の代わりになるものも紹介!

生クリームを手作りする時に砂糖を入れますが、必ずしも砂糖を使わなくても生クリームを作ることはできます。

しかし、砂糖をいれない調理の際にはポイントや注意点があります。

また、これまでなんとなく目分量で砂糖を加えていたという方や生クリームがうまく泡立たなくて失敗した経験がある方もいるのではないでしょうか。

砂糖の適量や正しい作り方や砂糖がない時の代用品などを一つ一つみていきましょう。

生クリームに砂糖を入れる作り方・理由とは

普段作っている生クリームの甘さに「物足りないなぁ」と感じたり「砂糖を入れなくて生クリームはできるのか」などの疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

なぜ入れる必要があるのかを知ることで、自ら調整していけるようになりますね!

生クリームに砂糖を入れる理由は?

砂糖を入れる理由は、生クリームに甘みを加える以外の目的もあります。

  • 甘みがアップする
  • 分離しにくくなる
  • 粘り気がアップする
  • 生クリームが扱いやすくなる

上記に挙げた4点が理由です。

さらに砂糖を加えることで生クリームのコクや風味を引き立たせる効果もあります。

また砂糖の吸水性によって分離しにくくなり、ケーキのデコレーションなどの際にも扱いやすくなるのです。

生クリームに砂糖を入れる作り方

砂糖を入れる作り方として

  1. 大きめのボウルに氷水を入れ、小さなボウルに生クリームと砂糖を入れる
  2. ボウルの底を冷やしながら泡立てる
  3. ボウルを手前に傾け、空気が入るように泡立てる
  4. お好みの固さになるまで混ぜる

上記の流れで普段通り作る中で、砂糖はできるだけ「最初に加える」ことがポイントです!

砂糖を入れると空気を含み、砂糖を入れないものを比べると泡立ちにくくなってしまうため、最初に一気に入れることがおすすめ!

生クリームに入れる砂糖の量とタイミング

生クリームにいれる砂糖の適量はどのくらいなのでしょうか?

甘党な方やダイエット志向の方にとっては「どのくらいが基準になるのか」を知ることで場面によって応用していくことができますね!

生クリームにいれる基準となる砂糖の量をみていきましょう。

砂糖は入れすぎ注意!大さじどのくらい入れる?

生クリームに入れる砂糖はどのくらいが適量なのでしょうか。

まず、砂糖大さじ1は12gになります。

適量と言われているのが「生クリームの量の6%から10%程」ですが、実際どのくらいか、生クリーム200mlを使用する場合で考えてみましょう。

  • 甘さ控えめ:生クリームの6%の量(12g、大さじ1)
  • 一般的な甘さ:生クリームの8%の量(16g、大さじ1と小さじ1)
  • 甘さ強め:生クリームの10%の量(20g、大さじ1と小さじ2)

を目安にするとちょうど良いと思います。

好みにもよりますが「生クリーム200mlに対して大さじ1」が一般的な量となります。

生クリームに砂糖を入れるタイミング

砂糖を加えるタイミングとしては「最初に全部入れる」のがおすすめです!

泡立てながら少しずつ足していきつつ、様子を見る方もいるのではないでしょうか。

しかし、生クリームの混ぜ過ぎNGなのです!

そのため「まだ混ざっていないかも」「さっき入れた分をもっと混ぜなきゃ!」となってしまうと生クリームが固くなり過ぎてしまうことや、分離してしまうことがあります。

一気に入れて、必要なだけ混ぜるようにしましょう。

また「最初に入れるのを忘れてしまった!」と途中で入れ忘れに気付いた場合には、そのタイミングで砂糖を全て入れてください。

一気にすべて入れることで生クリームの固さなどへの影響はないでしょう。

生クリームに砂糖の代わりに使えるものとは

生クリームに入れる砂糖がない時や「ちょっとアレンジしてみたい」と思った時に代用できるものを紹介していきます。

それぞれの甘味料の特徴を生クリームから感じられるのは、なんだか不思議な感覚ですね!

メープルシロップ

メープルシロップの風味が好きな方はメープルシロップを砂糖の代用品として使用することもおすすめです。

メープルシロップの量は甘さの好みにもよりますが、生クリーム200mlにメープルシロップ大さじ1と小さじ1杯くらいを目安にすると一般的な甘さになります。

デメリットとして、砂糖と比べるとクリームが緩くなります。

固めのクリームにしたい場合には向いていないため、用途によっては注意が必要ですね。

はちみつ

はちみつも代用することができます。

一口食べれればはちみつ特有の風味と優しいコクが広がりますよ!

はちみつの量は生クリーム200mlに対して大さじ1と小さじ1くらいを目安に加えてみてください。

グラニュー糖

粒子が細かく、クセがないので生クリームにもよく馴染みます。

グラニュー糖は水分に溶けやすいため、きめ細かくなめらかで口当たりが良くなるのです!

一般的に生クリームに甘味料を加える時は、砂糖よりもグラニュー糖を加える方が多いでしょう。

練乳

練乳のミルク感の強さから濃厚な生クリームになることは想像できますね!

実際に作った方の味の感想として、ローソンで販売している「プレミアムロールケーキ」に入っているクリームの味に近くなるようです。

ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

分量は生クリーム200mlに対して大さじ2くらいを目安にしてください。

甘くない生クリームは作れる?

生クリームは、砂糖なしで作ることができます。

しかし、砂糖を加えない分、粘度が低くなるため分離しやすくなります。

泡立て具合に気をつけましょう!

砂糖を入れずに作ることができますが、注意点があります。

生クリームに砂糖を入れなければ「太らないのでは?」と思っている方は気を付けてください。

生クリーム自体の脂肪分が多いため、カロリーは高いのです。

カロリーが気になる方は、食べる量を調整する必要があります!

生クリームに砂糖の代わりにはちみつを入れたら固まらない!?

はちみつだと固まらない理由

はちみつを使用する量によっても異なると思いますが、砂糖やグラニュー糖などに比べるとホイップ状にならず液体のようなトロトロになってしまうことがあるようです。

なぜ、固まらないのでしょうか?

はちみつにはタンパク質を溶かす酵素が入っているため。これが原因なのです。

そのため、はちみつは必要以上に入れないことが大切ですが、もし「固まらなくて困った…」という状況になった際には下記の対処法をチェックしてみてください!

生クリームが固まらない時の対処法

「生クリームがちょうど良い固さに固まらない…」と困ったときにどうのような方法で復活させることができるのか、お話していきます。

まず、方法としては2つあります。

  • レモン汁を入れる
  • ジャムを入れる

どんな作用が働くのか、どのくらいの量を入れるのか、一つ一つみていきましょう。

レモン汁を入れる

レモンに含まれるクエン酸が生クリームのタンパク質を固めてくれます。

クエン酸が固める作用を果たすため、すだち、ゆずなどの柑橘類でも代用することが可能です。

分量としては、生クリーム200ccあたりレモン汁4~5滴程度。

少し酸っぱさが残るため、気になる方は少量で様子を見てみることをおすすめします!

ジャムを入れる

ジャムに含まれるペクチンというゲル化剤が生クリームを固める働きをしてくれます。

イチゴジャムやブルーベリージャムを使用すると生クリームに色がついてしまいますが、淡い色合いがさらにデコレーションを華やかにしてくれることもあるでしょう。

分量としては、生クリーム200ccあたりジャムを大さじ2程度。

「緩くなってしまった~」「失敗かなぁ」と思った時の救世主になるため、試してみてください!

まとめ

生クリームを使うお菓子や料理によっても、砂糖を入れる適量の割合が異なることが分かりましたね。

「今日は甘めにして使いたい」「糖質が気になるから砂糖なしで作ってみよう」など、状況に合わせてどのくらいの割合がいいのか、確認することで安心して調理ができるのではないでしょうか。

また、生クリームに砂糖を入れる理由や代用品を知った上で、自分好みの味わいやアレンジを楽しんでみてください。

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