【食レポ】元祖いちご豆大福 大角玉屋
創業100年を迎えた”いちご豆大福”の元祖。創業は大正元年と歴史のある和菓子屋。看板商品のいちご豆大福は3代目 大角和平氏が考案したものと言われています。
大角玉屋のいちご豆大福のルーツ
いちご豆大福はショートケーキを食べた時にひらめき、和菓子に生いちごを使うことを考案しました。それまで、和菓子に生の果物を使うことはほとんどなかったため、当時はかなり斬新でした。当初はそんなに売れると考えられていませんでしたが、爆発的にヒット。それから果物を使った和菓子の類似品が続々と登場しブームとなっていきました。
大角玉屋 いちご豆大福
材料に一切保存料等の無駄なものが入っていないため、賞味期限が当日限り。最近では外国の方でもお買い求めにくるほど日本の和菓子の代名詞のようなものになってきました。
大角玉屋 いちご豆大福を買いに行ってみた
今回は、銀座の大角玉屋に行ってきました。看板はこちら
お店自体はちょっとわかりづらいくって、何度か行ったりきたりしてしまいますw
お店の看板から大角玉屋の看板商品の「いちご豆大福」になっています。
他にも表のショーウィンドウには季節の商品である桜餅
トラのバナナという商品もあるそうです
今回はいちご豆大福を買いにきました。
大角玉屋 いちご豆大福を食す
大角玉屋のいちご豆大福を買ってきました!
パッケージは風格のある黒で金の文字で「玉屋」
中身はこのように包まれています
中には大角玉屋のこだわりを感じる説明書きがあります
最高峰の素材というのはどこでも聞くところなのですが、
餅は幻のもち米と言われる希少な羽二重餅米を使っているようです。
羽二重餅米の最大の特徴は、もち米の白さにあるようです。
もち米は通常、少し黄色がっているのが普通ですが、大角玉屋の使っている羽二重餅米は白いことが特徴。そして、ツヤ、粘り、伸び具合はもち米の中でも一級品と言われています。
やはり、いちご大福の餅は白い方がいちごの赤を際立てさせることもできるので羽二重餅米を使っているのでしょうか。
そして、いちごについては、名水「吟水」を使用しているそう。
吟水は3国連峰の雄大な山をゆっくりくぐり抜けた雪解けの天然水だそうです。
カルシウムやマグネシウムの豊富なミネラルをたっぷりと含んでいるそうで、炊飯や和風だしなどの日本料理によく合うそうです。
ちょっといいお皿の上に乗せて撮影
では、一口食べてみます。
あんこはつぶあんのあん。甘さは控えめでとても後味が良いいちご豆大福となっています。
特に餅が非常に伸びる。
普通の餅とは全然違っていて、歯ごたえもよく美味しい。
そして、いちごも酸味が控えめでいちご豆大福の餅とあんこのバランスをよくとっているみたいです。
まとめ
今回は、食べ比べという感じではないですが、普通の豆大福とは確かに全然違っていました。あんこはパサパサしていなくて、しっとりしていますし、苺は酸味もなくあんこにあっていてバランスが取れていました。ぜひ、大角玉屋さんの苺豆大福を食べてみてください!
住所:東京都中央区銀座西3-1
営業時間: 10:00〜20:00