京都のスイーツなら「祇園フォンデュ」で有名なジュヴァンセルがおすすめ!

平日でも大人気の「ジュヴァンセル」。特に濃厚な抹茶チョコレートにくぐらせていただく「祇園フォンデュ」は、抹茶スイーツ好きな方には外せない逸品です。そこで今回は、並んででも食べてみたいと評判のジュヴァンセルについて、おすすめスイーツや知っておきたい店舗情報などをレポートします。ぜひ、京都スイーツ巡りの参考にしてくださいね。

ジュヴァンセルはどんなお菓子屋?

ジュヴァンセルは1988年の創業以来、京都の四季をテーマにした洋菓子づくりに定評のある人気店。店名のジュヴァンセルはフランス語の「乙女」からとったもので、その名の通り女性の柔らかな感性を生かした、繊細で丁寧な洋菓子づくりを得意としています。「祇園フォンデュのとろける食感が最高!」「京都ならではのスイーツに癒される」など、口コミでも高評価です。

またお土産やギフトにも定評があり、お店のイメージカラーである「深いグリーン」で包まれた洋菓子は性別や年齢に関わらずどなたにプレゼントしても喜ばれますよ。京都に4店舗を構えており、祇園店・東京神宮前店の2店舗はカフェ併設、桃山店・御池店はテイクアウトのみです。公式ホームページにて通信販売も行っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ジュヴァンセルで絶対に食べておくべきベスト5

京都のみずみずしい自然の息吹を閉じ込めたジュヴァンセルの洋菓子は、見た目も味も上品な逸品です。インスタ映えする祇園フォンデュをはじめ、創業以来のスペシャリテ「さがの路」など、その魅力を一挙にお伝えします。

祇園フォンデュ(祇園店限定)

祇園フォンデュ(税込1,540円)は、宇治抹茶をふんだんに使ったチョコレートソースに旬のフルーツやお団子、パウンドケーキなどをつけていただくジュヴァンセルのオリジナルメニュー。スイーツの具材は京都らしい二段重ねの陶器のお重につめて運ばれ、見栄えがとってもフォトジェニック!祇園フォンデュ目当てに、連日長蛇の列ができるほど人気があります。

具材はどれも抹茶ソースとよく合いますが、特におすすめはぷるぷる食感のわらびもち。わらび餅の控えめな甘さと抹茶ソースのほろ苦さが相性バツグンです。そしてスイーツを食べ終わると抹茶ソースにホットミルクを入れて抹茶オ・レにしてくれます。一度で二度おいしい、ジュヴァンセルの祇園フォンデュをぜひご賞味ください。

ケーキ

ジュヴァンセルの生ケーキは、どこか和を感じるものが多いのが特徴です。

さがの路(税込432円)
まいびと(イチゴのショートケーキ/税込486円)
シュークリーム(税込270円)
緑風(税込378円
望月(税込378円)

コクのある生クリームと甘酸っぱいイチゴが特徴の「まいびと」や抹茶味のムースを包み込んだ「緑風」など、ジュヴァンセルの生ケーキはどれもフレッシュな味わいを堪能できる逸品ぞろい。そのなかでも特におすすめなのが、創業以来のスペシャリテ「さがの路」です。よもぎと柚子を使った大福餅をチーズケーキの中に閉じ込め、笹の葉で包んだ斬新な逸品。濃厚なクリームチーズと笹の葉の爽やかな香りが絶妙で、ペロリと完食できますよ。

そのほかにもバースデーケーキの取り扱いもあるので、お子さんのお誕生日にもおすすめです。

祇園あいす(祇園店限定)

「祇園あいす 1,210円(税込)」は、まるで京都五重塔のように高くそびえたつ見た目が印象的な、祇園店限定の人気メニューです。ジュヴァンセルの人気商品「御池ふろらんたん」の上に抹茶アイスクリーム、御池ふろらんたん、バニラアイスクリームと交互に重ね、トップは京都らしい模様が映える御池ふろらんたんでフィニッシュ。

さらにお皿には色とりどりのフルーツが祇園あいすを囲うように一周ぐるっと飾られていて、とっても素敵!ボリュームがあるので、2~3人でシェアするのがよさそうです。蜂蜜とアーモンドの風味が生きるサクサクのふろらんたんとアイスクリームが相性バツグン。ぜひ、和と洋が織りなす絶妙な味わいをご堪能ください。

焼き菓子(竹取物語・抹茶コルネッタ・ダマンドトリオ)

アーモンドともなかが絶妙なおいしさを奏でる御池ふろらんたんや抹茶味の生ちょこれーとなど、ジュヴァンセルには約10種類もの幅広い焼き菓子がラインナップされています。どれも和と洋が絶妙にマッチした味わいでおいしいのですが、特におすすめなのが「竹取物語・抹茶コルネッタ・ダマンドトリオ」の3つです。

■竹取物語
竹取物語は2千年の節目に「竹」をテーマに作られたパウンドケーキで、発売以降ジュヴァンセルの代表商品として多くの人に愛されている定番スイーツです。マロンペーストの生地に和素材の栗や黒豆、柚子を職人が手作業で混ぜ込んでいます。

トップには大ぶりの栗や黒豆がゴロゴロと乗っていますが、中にもこれらの具材がびっしり入っているのでずっしりとした重さがあり、食べ応えも十分。隠し味のラム酒が上品に香る、ミレニアムにふさわしい逸品です。最後に竹の皮で包むとは、さすが京都はしゃれています。また、祇園店・東京神宮前店ではカフェでイートインも可能ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

価格:2,700円
賞味期限:20日

■抹茶コルネッタ
抹茶コルネッタは、京都宇治抹茶の風味とキレイなグリーンが特徴のクレープタイプの焼き菓子です。和紙のように薄く繊細なクレープタイプの生地が何層にも折り重なっていて、サクサクとした軽い口当たりが病みつきに。さらに内側には抹茶チョコが入っているので、抹茶の奥深い味わいを堪能できますよ。お持たせにぴったりの、薄緑色をした上品な化粧箱に入っており、お土産としても人気があります。

価格:10本入 600円、16本入 1,000円、32本入 2,000円
賞味期限:120日

■ダマンドトリオ
京都を彷彿させる3種の和素材「栗・黒豆・竹の子」を使用した焼き菓子は、ジュヴァンセル創業以来の人気商品です。バニラ生地には栗、抹茶生地には黒豆、チョコレート生地には竹の子が混ぜ込まれており、それぞれの素材の味を楽しめます。

価格:1個 195円、8個入り 1,620円、12個入り 2,430円、16個入り 3,240円
賞味期限:25日

季節限定メニュー

ジュヴァンセルでは、季節ごとに四季の移ろいを現わしたスイーツが登場します。

■季節限定フォンデュ(祇園店限定)
春・夏・秋・冬のチョコレートフォンデュは旬のフルーツに加え、乾燥湯葉やたけのこ、秋にはサツマイモや栗など和の素材も楽しめるのが特徴です。春は花見の際のちらし寿司をイメージして作ったりと見た目にもこだわっているので、観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■季節の焼き菓子
秋にはかぼちゃ風味の「かぼちゃふぃなんしぇ(180円)」、かぼちゃの種を生地に混ぜ込んだ「かぼちゃくっきぃ(140円)」など、四季を生かした焼き菓子が楽しめます。紅葉賀 1,300円(かぼちゃくっきぃ・かぼちゃふぃなんしぇ・すいーとぽてと・おとなのぷろむけーきの詰め合わせ)もあり、こちらは蓋付きの上品な化粧箱に入っているのでプレゼントにもおすすめです。

■季節の生ケーキ
旬の素材を生かしたフレッシュな生ケーキも目白押しです。

柿三昧(800円+税)
黄葉(450円+税)
秋色パフェ(650円+税)
和栗もんぶらん(600円+税)

柿や栗、かぼちゃなど秋の味覚を生ケーキに閉じ込めており、味はどれも絶品です。黄葉はパイ生地とカスタード、まろやかな甘さが特徴の寺田芋のクリームなどが入っていて、ジュヴァンセルならではの味を楽しめます。上記は11月のメニューですので、月ごとにホームページをチェックしてみてくださいね。

お菓子屋のお菓子は通販/お取り寄せできる?

ジュヴァンセルでは、公式ホームページのほか高島屋オンラインストアにて通信販売の注文を受け付けています。上記でご紹介した竹取物語などの焼き菓子や生ケーキ「さがの路」など、お店の人気商品の多くをお取り寄せできるので、バレンタインやホワイトデーなど大切な方へのプレゼントにご利用くださいね。

ジュヴァンセルの混雑状況は?知っておきたい店舗情報

ジュヴァンセルの店舗情報をまとめました。

混雑状況は?予約はできる?

平日は若干落ち着いていますが、土日はやはり混雑するようです。特に祇園店は祇園フォンデュ目当ての方が殺到するので、テイクアウトやそれ以外のスイーツを召し上がりたい場合は他の3店舗への来店をおすすめします。また、イートイン可の祇園店・東京神宮前店の2店舗はともに予約できるので、あらかじめ席を押さえておくとよいでしょう。

催事出店有り

東京や宮城、秋田など各地域の高島屋や伊勢丹といった百貨店の催事や通販に出展することもあります。京都以外にお住いの方でも直接商品を手に取って見られる機会があるのは嬉しいですね。

ジュヴァンセル 祇園店の行き方は?

ジュヴァンセル 祇園店は、京阪本線「祇園四条駅」から徒歩10分のところにあります。駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングを利用しましょう。

店舗情報
店名:祇園店 スイーツカフェ
住所:京都府京都市東山区八坂鳥居前南入清井町482 京ばんビル2F
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休