暮らしの中に「ちょっとだけ”シアワセ”にするお菓子」を添えて | 和菓子司ふくさや

神奈川県横浜市にある『和菓子司ふくさや』は、小さな町の和菓子屋さんです。

「ちょっとだけ”シアワセ”にするお菓子」を目指し、心をこめて和菓子をお客様へお届けしています。

注文を受けてから餡を詰める”ふくさ最中”は、同店おすすめの和菓子。

パリッとした皮の食感と北海道産の上質な小豆の風味が感じられる、粒あん好きにはたまらないモナカです。

今回は『和菓子司ふくさや』を取材しました。

シェフの主な経歴を教えて下さい。

会社勤務を経てスキルアップスクールへ。

スキルアップスクール終了後は、就活の合間に自店で商品製造や販売補助の経験を積みました。

その際に和菓子づくりの魅力に目覚め、創業者である父の仕事仲間の紹介で、株式会社田口文銭堂本舗本店にて修業勤務を開始。

足かけ7年後、自店とは異なるより実践的な知識や技術、職場の対人関係の重要性などを学びました。

その学びを財産に、現在は実家である和菓子司ふくさやの継承を担い、精進しています。

お店もしくはブランドのコンセプトを教えて下さい。

「ちょっとだけ”シアワセ”にするお菓子」を目指し精進中です。

日々の暮らしの句読点、その傍にあまいお菓子と茶の香り。

時に香ばしさや芳しいワインと合わせるスイーツとして、楽しいひと時のお供になれたら…幸いです。

屋号の由来、エピソードを教えて下さい。

当店の屋号である”ふくさや”は、創業者である故父が命名しました。

禧有が親しむ茶道の道具のひとつ”ふくさ”の色彩感やデザイン、その広く大きな懐で包み込む機能美に強く惹かれたことが由来です。

その敬意に相応しいフォントモチーフとして、古来より縁起の良い福助をイメージし、父自らがロゴデザインを手掛けました。

世界で唯一のロゴデザインで御座います。

photo by 和菓子司ふくさや Facebook

お菓子の材料のこだわりや、材料への思い入れを具体的に教えて下さい。

小さな街の個人商店である和菓子屋です。

そのため、大手企業がアピールする国産原材料の低価格路線への対応は難しく、安全で味が良く価格が手ごろで、出来る限り国産品をメインとした原材料を使用します。

販売価格が大きく跳ね上がってしまう時には、安全性を重視しつつ臨機応変に折り合いをつけ、輸入原材料や国内で製造された仕上げ品を使っています。

ただし要である小豆は、北海道産上質小豆を使用しており、譲れません。

現在は、ホクレンブランド”雅”十勝えりも小豆を使用して製造しています。

photo by 和菓子司ふくさや Facebook

初めての方に、おすすめまたは人気のお菓子（デザート）は何ですか？

十勝ホクレン雅小豆100%粒あんを使用した、当店イチオシの”ふくさ最中”がおすすめです。

また、そのお菓子はスイーツモールに掲載されていますか？

掲載されています。

おすすめのお菓子（デザート）がおすすめの理由を教えて下さい。

photo by スイーツモール

パリッと感も楽しめるモナカは、とても美味しいです。

また、お客様よりご注文を受けてから餡を詰めているので、出来たての新鮮なモナカを味わえます。

食べたらモナカのイメージが変わります。

おすすめのお菓子（デザート）に関して、おすすめの食べ方はありますか？

スイーツモールに掲載されている”手作り最中セット”ならば、ご家庭にあるバニラアイスを餡にプラスして食べるのが大変おすすめです。

作りたてのモナカアイスを楽しめます。

おすすめのお菓子（デザート）に関して、合わせるおすすめの飲み物はありますか？

メインとなるのが中の餡か包む皮生地(饅頭、餅系など)かによりますが、餡がメインであればクセの弱い緑茶やストレート紅茶、中国茶のようなサラッとした飲み物が良いと言われています。

一方、外生地(どら焼き、浮島、焼き菓子など)がメインであれば、コーヒーや牛乳などがおすすめです。

また種類によりますが練り羊羹系は、日本酒やワイン、モルトに合います。

今後販売を予定しているお菓子（デザート）は何かありますか？

季節を感じる品の販売です。

例えば、春から初夏にかけてであるなら桜をイメージして桜餅やよもぎ餅、自家製雛あられ、といった春らしい彩ある茶席菓子です。

スイーツモールのお客様にメッセージをお願いします！

横浜にある小さな街の小さな和菓子屋です。

”ちょっとだけシアワセになるお菓子”を召し上がって頂きたく日々精進しております。

お客様の暮らしの句読点として、当店のお菓子が傍にあったら幸いです。

店舗情報

スイーツモール

当店は横浜市南区六ツ川に昭和42年より開業している和菓子屋です。 現在は2代目の私が引き継ぎ「ちょっとだけ幸せにするお菓子」を目指し、その記憶の片隅にある味、香り、食感、何かステキな思い出も蘇らせるお菓子のひとつになるよう精進中。