160年以上続く老舗和菓子店「浪芳庵」の愛され続ける絶品和菓子

photo by 浪芳庵https://namiyoshian.jp/

コロンとした形で食べやすい『みたらしとろとろ』や串に刺し炙ったお餅にたっぷりのタレからめていただく『炙りみたらし』などで有名な老舗和菓子店「浪芳庵(なみよしあん)」。

安政5年(1858年)に創業し、160年以上の歴史を持つ浪芳庵が作る和菓子は、長年守り続けるこだわりと時代の変化を受け入れる柔軟性から作り出されます。

「和菓子好きなら一度は訪れたい店」、「隠れた名店」、「今まで食べた中で一番美味しい」という声を聞く浪芳庵。

今回は人気の『炙りみたらし』や看板商品『みたらしとろとろ』など、浪芳庵で食べておきたい人気メニューをはじめ、浪芳庵のおすすめポイントをご紹介します。

160年以上の歴史をもつ浪芳庵

浪芳庵は大阪市浪速区に構える本店を含め、大阪府内に5店舗のお店があります。

創業以来、地元大阪の人々に愛され続けた浪芳庵は、今では関西だけでなく全国的にも和菓子の名店として名を知られるお店に。

安政5年(1858年)の創業当時、浪芳庵は「河内屋」という名前でした。
大阪の人々から呼ばれる愛称や、お店の会社化などにより屋号が何度か変わり、平成17年(2005年)に現在親しまれる「浪芳庵」という屋号に統一されました。

浪芳庵の始まりは、安政5年(1858年)に浪芳庵の創業者となる河内屋秀治郎氏が、「河内屋」という店名で、今の道頓堀西側の外れにかかる浪芳橋のそばで焼き餅の販売を開始したところから。

明治10年(1877年)、二代目当主の井上己喜松氏は、「河内屋」の焼き餅が地元の人たちに『浪芳餅』と呼ばれ親しまれていたことからお店の名前を「浪芳餅」へ変更しました。

三代目当主に井上喜三郎氏が就任した大正5年(1916年)からは、焼き餅以外の焼き菓子の販売を開始。

昭和20年(1945年)、太平洋戦争のさなか起きた大阪大空襲で難波一帯が焼け野原になり、店舗も失います。

終戦を迎える昭和20年8月頃、三代目当主の井上喜三郎氏は疎開先の京都でお菓子を作り、電車に乗って大阪・鶴橋に卸しに行っていたそうです。

同年10月に店舗を難波新地3番町(南区)に移転。三代目当主の井上喜三郎氏はバラック小屋を建て、働き手もいない物資もないという状況の中、お店の再スタートを切りました。

三代目当主と戦争から帰ってきた後の四代目当主井上幹三氏は、何もかもが足りない環境でも、本物のお菓子を作りたいと材料をお求め親子で奔走したそう。

160年を超える長い歴史を持つ老舗和菓子店の浪芳庵は、太平洋戦争やオイルショックなどの厳しい時代を乗り越え、どんな状況でも安心して食べることができ、喜ばれる味を提供し続けてきました。

浪芳庵の人気商品

幾多の苦難を乗り越えてきた浪芳庵は、常に浪芳庵に訪れる人に驚きと美味しさが合わさった和菓子を提供してくれます。

160年にわたり受け継がれてきた創業の原点や想い、培われた技や知恵、作りたてへのこだわりは変えることなく、時代に変化を受け入れ常に新しいものを取り入れる柔軟性を持つ浪芳庵。

常に新しい取り組みに挑戦し、進化し続ける浪芳庵の和菓子は、創業当時から安心して美味しく食べられることにこだわっています。

浪芳庵には職人が実演しながら作る店内工房や直結する工場を備えています。
使用する素材は、自家農園で育てたもち米や丁寧に育まれた自然の恵みを厳選。

職人の技、素材、環境などに対するこだわりを大切に妥協は一切しない浪芳庵の和菓子は、自分で食べるだけでなく、大切な人へも安心して贈ることができます。

自分で食べても美味しい、人に贈っても喜ばれる浪芳庵の人気メニュー4つをご紹介します。

炙りみたらし

炙ったお餅に特製のタレをたっぷりとからめていただく浪芳庵で一番人気のメニューです。

紀州備長炭の遠赤外線でムラなく焼かれたお餅は、香ばしく柔らか。

浪芳庵の特製タレは利尻産昆布だしと湯浅産たまり醤油を煮詰め作られます。

利尻産昆布だしは香り高く澄み、豊かな旨味とほのかな塩味の上品さが特徴。
湯浅産たまり醤油は、醤油の発祥の地、和歌山県湯浅町で発酵と熟成に時間をかけ作られ、とろりとした舌触りとほのかな甘み、濃厚な旨味を持ち、タレに深いコクを出します。

こだわりの素材で作る特製タレが絡んだ香ばしく柔らかい『炙りみたらし』は絶品です。

価格:
1本 162円(税込)
2本 324円(税込)
5本 702円(税込)
10本 1,296円(税込)
15本 1,782円(税込)

みたらしとろとろ

モチモチのお餅の中からとろりと特製のタレが流れ出す浪芳庵の看板商品です。

平成10年(1998年)に発売を開始し、食べやすさから特に女性に支持をされ、浪芳庵の夏の代表商品だった『みたらし団子』が1年中人気の看板商品になったそう。

ほどよい柔らかさでもっちりとしたお餅と中にたっぷりと詰まった特製のタレは病みつきになる美味しさです。

価格:
5個入り 648円(税込)
10個入り 1,080円(税込)
20個入り 1,836円(税込)

わらびまん

甘さひかえめのあっさりとしたこしあんを、しっかりとコシのあるわらび餅で包み、香ばしいきなこをまぶした一品。

あんこ、わらび餅、きなこの相性が絶妙で何個も食べたくなる美味しさ。

5個入り 648円(税込)
10個入り 1,080円(税込)
20個入り 1,836円(税込)

生クリームどら焼き

海藻粉末や良質な白身魚の魚粉などを配合した専用飼料を使用して育てられるニワトリが産むヨード卵光を使用する浪芳庵のどら焼きは、きめが細かくふわふわとした食感とが特徴。

コクがありしっとりと卵の美味しさを味わえるふわふわの生地に、相性抜群の粒あんと生クリームがサンドされ、美味しさと食感に一口食べると幸せな気持ちに。

時期とタイミングが良ければ、浪芳庵名物の土日限定プレミアムシリーズとして登場する、旬のフルーツや特別な素材を使った「プレミアム生クリームどら焼き」に出会える可能性も。

種類:
1個 324円(税込)

浪芳庵のこだわり空間「カフェ つぎね」

浪芳庵の本店には、出来立ての和菓子を楽しめるカフェ「カフェ つぎね」が併設されています。

浪芳庵のこだわりを詰め込んだ「カフェ つぎね」は和風と洋風が融合した雰囲気のあるお店です。

こだわりの家具や什器がそろい、照明を落としたシックでレトロな店内は、時間を忘れ特別な時を過ごせる上質な空間になっています。

こだわりの家具は浪芳庵の女将が自ら厳選した北欧の家具。座る場所によって1つ1つ異なる家具は何度来ても新鮮な気持ちになり、次はどこに座れるだろうとワクワクしますよ。

店名の「つぎね」は、万葉集に一首のみ登場する植物の名前で、「カフェ つぎね」も同じように唯一無二のものになるようにという願いが込められているそう。
「継ぎ音」という、音や歌のように世代や時代を超えて人々に伝わっていく存在を目指すという意味も込められています。

(浪芳庵公式サイトより: namiyoshian.jp/cafe_tsugine/)

「カフェ つぎね」では、浪芳庵のこだわり素材の1つヨード卵光を使った『ヨード卵光のだし巻き玉子サンド』や自家製あんを添える『あんバター浪芳 山食トースト』、浪芳庵の和菓子職人がつくるかき氷などがいただけます。

浪芳庵のこだわりの和菓子は、作りたてをいただくことが可能。

浪芳庵一番人気の『炙りみたらし』は、「カフェ つぎね」でも一番人気のメニュー。
注文を受けてから職人が焼いてくれるお餅を、温められアツアツの特製タレにからめていただきます。

みたらしを食べた終えた後に、残ったタレをバニラアイスにかけていただく締めの一皿も絶品です。

(※コロナウイルス感染防止対策のため「カフェ つぎね」は現在予約制となっています。予約は電話もしくはインターネットから可能。)

インターネット予約
www.hotpepper.jp/strJ001084881/

季節限定商品

浪芳庵では、どら焼きやフルーツ餅など様々な商品に季節限定商品が登場します。

ひな祭りや七夕、ハロウィン、クリスマスなどのイベントに合わせた四季を感じる美しく可愛い上生菓子や季節の旬素材を使用したお菓子を堪能できますよ。

浪芳庵の人気商品の1つでもある『フルーツ大福』は、いちご大福をはじめ、季節の旬フルーツを使用した様々な大福が楽しめます。

『フルーツ大福』に使用する季節のフルーツは、浪芳庵専属のフルーツマイスターがその時に一番おいしいフルーツを厳選。
見た目だけでなく、しっかりと味や甘さを見極めて選ばれたフルーツを使用する浪芳庵の『フルーツ大福』は逸品。

一番人気は『いちご大福』ですが、意外な組み合わせと美味しさで密かに人気なのが『干し柿とクリームチーズ大福』です。

お土産にもおすすめ浪芳庵の和菓子

浪芳庵にはお土産やお礼、挨拶などの贈答用の品としても選びやすい詰め合わせ商品も用意されています。

人気の『みたらしとろとろ』と『わらびまん』を合わせたセットや、花林糖の詰め合わせ、和サブレの詰め合わせなど種類も豊富。

浪芳庵ではお土産など贈答用の品を京都の風呂敷専門店の彩り鮮やかな風呂敷で包んでいただくことが可能。

美味しいだけでなく、目を惹く風呂敷で包まれた見た目も贈り物として嬉しいですよね。

親しい人はもちろん、何を贈ればいいか悩むような重要な人への贈り物としてもおすすめです。

オンラインショップ

浪芳庵の味をお取り寄せできる公式オンラインショップがあります。

お店まで足を運ぶのが難しいという方は、オンラインショップで浪芳庵のお菓子をお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?

店の名物『みたらしとろとろ』や『どら焼き』、『わらびまん』をはじめ最中や花林糖、季節限定のお菓子もお取り寄せできますよ。

オンラインショップで注文する際も、風呂敷で包む包装も選べるので、贈り物を探している場合も利用しやすいです。

公式オンラインショップ
namiyoshian.shop/

浪芳庵へのアクセス

創業から160年以上経っても愛され続ける老舗和菓子店の浪芳庵。
受け継いだ想いや培われた技と知識はぶれることなく、時代の変化に合わせた新しさを取り入れる浪芳庵が作る和菓子は、長年愛されてきたことが納得できる美味しさです。

浪芳庵の店舗は8月にオープンした「浪芳庵 大阪国際空港(伊丹空港)店」と
10月にオープンした「浪芳庵 福島駅前店」の2店舗が加わり、大阪府内に5店舗。

「浪芳庵 福島駅前店」では、11月24日より1日8組限定で利用できるカフェスペースのプレミアムラウンジがスタート。
1階は販売、2階は4名席のバーカウンター、3階は5名が利用できるソファー席になっています。
「浪芳庵 福島駅前店」も「カフェ つぎね」同様にお洒落で落ち着いたくつろげる雰囲気です。
(※「浪芳庵 福島駅前店」のプレミアムラウンジは完全予約制です。2020年12月8日時点 電話予約のみ可能)

浪速区にある「浪芳庵 本店」ならびに「カフェ つぎね」へのアクセスは、大阪市営地下鉄御堂筋線と四つ橋線「大国町駅」から徒歩約5分。

「浪芳庵 なんばウォーク店」は大阪市営地下鉄「なんば駅」の24番出口から徒歩ですぐの距離です。

「浪芳庵 エキマルシェ大阪店」はJR「大阪駅」桜橋口の改札を出てすぐ。

「浪芳庵 大阪国際空港(伊丹空港)店」は大阪国際空港ターミナルビル2階のセキュリティチェック後のエリアにあります。

「浪芳庵 福島駅前店」はJR環状線「福島駅」、JR東西線「新福島駅」から徒歩約2分の位置に。

どの店舗も利用しやすい場所にあるので、出かけた際に立ち寄ってみてはいかかでしょうか?

安政5年(1858年)から今も変わらず愛され続ける、老舗和菓子店 浪芳庵の味をぜひご賞味ください。

浪芳庵HP
namiyoshian.jp/

店舗情報
店名:浪芳庵本店・カフェ つぎね

住所:大阪府大阪市浪速区敷津東1-7-31

営業時間:【浪芳庵 本店】11:00~17:00
【カフェ つぎね】11:00~17:45

※営業時間変更の場合あり。浪芳庵の最新ブログより要確認。
※新型コロナウイルス感染防止対策として、カフェつぎねは当面の間「予約制」

定休日:不定休(浪芳庵の最新ブログより確認)

店舗情報
店名:浪芳庵 なんばウォーク店

住所:大阪府大阪市中央区難波2丁目なんばウォーク虹のまち1-13

営業時間:11:00~20:00

定休日:なんばウォークに準じる

店舗情報
店名:浪芳庵 エキマルシェ大阪店

住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-1

営業時間:平日 10:00~20:00
土日祝 11:00~19:00

定休日:エキマルシェ大阪に準じる

店舗情報
店名:浪芳庵 大阪国際空港(伊丹空港)店

住所:大阪府豊中市蛍池西町3-555 大阪国際空港南ターミナルビル2F(セキュリティチェック後エリア)

営業時間:6:00~20:00

定休日:無休

店舗情報
店名:浪芳庵 福島駅前店

住所:大阪府大阪市福島区福島5-15-6

営業時間:【ショップ】11:00~17:00
【プレミアムラウンジ】11:00~17:15

※営業時間変更の場合あり。浪芳庵の最新ブログより要確認。
※プレミアムラウンジは完全予約制

定休日:浪芳庵の最新ブログにて確認