創業180年の老舗「東京松屋本店」の葛菓子に舌鼓を打つ
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_800,h_600/https://sweetsvillage.com/wp-content/uploads/2022/11/7e38b94c8437578994687181f536444a.jpg)
葛切りや葛まんじゅうなど、和菓子には欠かせない材料の1つである葛粉。その中でも上質なものとして有名なのが、奈良県吉野特産の吉野葛です。
奈良県にある松屋本店では吉野葛を使用した葛菓子や葛湯を販売しています。そのお店の東京店であり東京で唯一の吉野葛専門店、それが「東京松屋本店」です。
今回は、東京松屋本店のおいしい葛菓子をご紹介します。
ティーブレイクに、季節の干菓子をいただきました。「吉野懐古」。吉野葛を使った奈良の和菓子屋さんの落雁で、葛湯のような口当たりとともに、繊細な味が広がります。阿里山茶を合わせていただきました。 pic.twitter.com/QbkGI4pUGI
— KantaTerada (@cantillans) March 28, 2019
「東京松屋本店」はどんなお店?
東京松屋本店は、天保13年 (1842年)に開業した「松屋本店」の東京店です。
奈良県にはお店が2店舗あり、吉野特産の「吉野葛」を使ったその味は180年もの長い間、全国各地でたくさんの方に愛され続けています。
東京松屋本店では、吉野葛をふんだんに使った葛菓子や葛湯が人気です。お世話になった方への贈りものや、お友達の家に遊びに行くときの手土産として人気の商品がたくさん販売されていますよ。
創業天保13年の松屋(吉野)。
吉野本葛を用いた葛湯吉野拾遺✨
本葛の素晴らしさに感動する一品です。t.co/t5xaqnuXqZ pic.twitter.com/LPUkobnxAb— 谷知子 (@wakahouse97) May 24, 2022
「東京松屋本店」で絶対に買うべきお菓子
東京松屋本店で取り扱っている商品にはすべて品質の高い「吉野葛」が使用されています。
創業以来180年間も愛され続けた葛菓子の味はどれも格別です。
それでは、その吉野葛を使用したおすすめの商品をご紹介いたします。
葛湯 吉野拾遺
ほんのり甘く、とろりとした舌触りの葛湯「吉野拾遺(よしのしゅうい)」。ひとつずつ個包装されており、お湯を注いでスプーンでゆっくりと混ぜるだけで簡単においしいとろとろの葛湯が出来上がります。
また、この吉野拾遺は熱湯を注ぐと花形の浮き菓子が浮いてくるという素敵な作りになっているんですよ。
寒い季節にホットでいただくだけでなく、暑い日には冷やして召し上がることもできるとのことなので1年中おいしい葛湯を楽しめますね。
ご家庭用にぴったりな5個入りから、大人数への贈答用として化粧箱に入った60個入りまであるので用途に合わせてお好きな物をお選びいただくことができます。
商品名 銘菓 葛湯 吉野拾遺
値段 5個入り:680円、20個入り:2,817円(税込)
さっぶい!
寒いので葛湯で温まる。
落雁みたいに可愛い吉野拾遺に少しだけシナモンを入れて。 pic.twitter.com/9lWKQ8Y7LQ— 佐保 (@saho26chacha) January 9, 2021
干菓子 吉野懐古
吉野山の桜のつぼみと、花びらを模したかわいい形が目を引く干菓子「吉野懐古」。四国産の和三盆糖と吉野葛が使用されており、甘すぎずすっきりとした上品な甘さが特徴です。
口に入れると葛の香りが広がり、和三盆のすっと溶けるくちどけと深みのある味わいを楽しめます。春には桜を見ながら、また桜のない季節にはこれを見ながらお花見をするというのも粋ですね。
見た目が可憐でかわいいお花の形になっているのでお茶請けとしてお客様に出したり、お土産として大切な方に送ったりすると喜ばれると思いますよ。
商品名 吉野懐古
値段 桜の花型28ヶ曲物入り:1,000円、桜の花型34ヶ・吉野山8枚詰合せ:1,866円(税込)
さえみどり
吉野懐古そろそろ桜🌸開花…
私は、三分咲きが 好きなので 早く見に行かなくては 🤗#茶好連 pic.twitter.com/AIORzQyn2S— レモンライム (@Lemon_lime103) March 19, 2019
くず餅 吉野紀行
透き通るような透明感でもっちりやわらかく、ぷるんとした食感が特徴のくず餅「吉野紀行」。くず餅と相性の良いきな粉と、上品な甘さの黒蜜が付属されていますのでたっぷりかけてお召し上がりください。
くず餅だけでシンプルな味を楽しむのももちろんおいしいのですが、一口大に切ったくず餅の上にあんこ、生クリームやアイスクリーム、お好みのフルーツなどを乗せて上から黒蜜ときなこや抹茶などをかけると、フルーツあんみつのような豪華なデザートにもなりますよ!
くず餅は季節を問わず、冷蔵庫で十分に冷やしてから食べるのがおすすめだそうです。
商品名 くず餅 吉野紀行
値段 1箱(320g):907円(税込)
吉野紀行のくず餅♡
ほっぺたおっこちそうなくらい美味しい~
和菓子嫌いだからって譲ってくれた人ありがとーーー pic.twitter.com/IlRByBgext— ゆら(黒兎) (@yurashigure72) January 8, 2021
「東京松屋本店」の和菓子は通販できる?
東京松屋本店のお菓子や葛湯は公式ホームページにて、通販することができます。
先ほど紹介した「銘菓 葛湯 吉野拾遺」や人気商品の「菊の香」など葛を使用した菓子だけでなく、本場奈良県の特産品である吉野葛粉、さらに法論味噌(ほろみそ)・柚子味噌といったなめみそまで取り揃えています。
お店に行かなくても、東京松屋本店の葛菓子を楽しむことができるのは嬉しいですね。ご家庭で吉野葛粉を使ったお手製の葛切りや、くずまんじゅうを作って楽しむこともできますよ。
また、アレンジメニューとしてゼラチンの代わりに葛粉を使用し、プリンやゼリーなど和風スイーツを作ることもできるそうです。
全国に配送可能なので直接自宅に届けてもらったり、大切な方へ贈り物をしたりする時にご利用されてみてはいかがでしょうか。
なお海外には発送していないようなので、ご注意ください。
向田邦子さんのエッセイ「思いもうけて……」に出てくる奈良の松屋本店の葛湯「吉野拾遺」。しみじみ甘く優しい。手荒く慰めるのではなく、そっと寄り添ってくれるような。心細い時に飲むとホッとしそう。向田さんはお取り寄せしていたそうだが、今は神楽坂でも手に入る。お店は路地裏、控えめに佇む。 pic.twitter.com/1fWXIPgng4
— きつねの窓 (@kikyonoao) February 20, 2021
「東京松屋本店」の行き方は?
東京松屋本店は、東京メトロ神楽坂駅の1番出口から徒歩約3分の所にあります。
色々な店舗が入っている建物の一角に奥にひっそりと佇んでおり、店名が入ったちいさな灯ろうがお店の入り口の目印です。
公式サイトより《東京松屋本店に行かれる際は、事前に電話にて確認をお願いします》とのことでしたのでご留意ください。
ご自身へのちょっとしたご褒美や大切な方への贈り物として、上質な吉野葛を使用した東京松屋本店の葛菓子を選ばれてみてはいかがでしょうか。
電話番号:03-3269-4192
神楽坂には吉野葛の専門店「東京 松屋本店」があります。季節の変わり目、くず湯でほっこりしたい気分です。今朝から喉が痛いのですが、風邪予防にも良いですよね。(え) pic.twitter.com/SwlHj5t5F1
— かぐらむら (@kagura_mura) March 19, 2015
住所:東京都新宿区神楽坂6丁目8 ボルゴ大〆102
営業時間:月・火、木~土 12:00~17:30
定休日:水・日・祝日