ジェラートは低カロリーって本当?ダイエット中にもオススメの食べ方とは?

ジェラートがなぜ低カロリーなのか、気になる人もおられるでしょう。

今回の記事では、ジェラートが低カロリーな理由だけでなく、ダイエット中でも食べられる方法も一緒に説明していきます。

実はダイエット中でもOKのデザート?ジェラートがおすすめの2つの理由

実はダイエット中でもOKのデザート ジェラートがおすすめの2つの理由

ジェラートがダイエット中でもおすすめの理由は主に次の2つになります。

アイスに比べて低脂質&低カロリー
ダイエットに必要な栄養素も摂れる健康効果

具体的に説明していきますね。

アイスに比べて低脂質&低カロリー

ジェラートとアイスの違いの1つとして、乳脂肪分があります。

アイスの乳脂肪分は8%以上ですが、ジェラートの場合だと4~8%となっており、ジェラートのほうが低脂質です。

そのため、カロリーもアイスが185kcal程度に対し、ジェラートは120kcalとなっています。

アイスを食べるよりはジェラードはダイエットには良いです。しかし、あくまでアイスよりはという点は意識が必要になります。

ダイエットに必要な栄養素も摂れる健康効果

ジェラートはダイエットに必要な栄養素も豊富なため、健康にも役立ちます。

ビタミンやカルシウムなどが豊富であり、肌の調子も整えてくれます。

ダイエットには必要な栄養素がたくさんあります。

ジェラートは素材を加熱せずに作られることから、ビタミンやカルシウムといった栄養素をたくさん摂ることができます。

ダイエットにおいて、ビタミンは筋肉づくりをサポートすることでやせ体質を作る役割を果たし、カルシウムは代謝アップをサポートしてくれる重要な栄養素です。

また、肌の調子を整えたり骨を強くすることに役立つことから、健康効果を期待できます。

もっと太りにくいジェラートの食べ方はある?

もっと太りにくいジェラートの食べ方はある

ジェラートのカロリーをもう少し抑えたいと思う人もいるかもしれせん。

ここからは、ジェラートのカロリーをさらに抑える方法について説明していきます。

ひと工夫を加えることで、カロリーを抑える方法などを解説しています。

コーンではなくカップを選ぶ

ジェラートを食べるときには、カップを選ぶようにしましょう。

コーンには一般のコーンとワッフルコーンの2種類があります。

一般のコーンは約50kcal、ワッフルコーンは約100kcalあるため、コーンからカップに変えるだけでも、カロリー量を抑えることが出来ることが分かりますね。

さっぱりフルーツ系などの低脂質なジェラートを選ぶ

ダイエット中は低脂質のフレーバーを選ぶようにしましょう。

ジェラートのカロリー量には乳成分が大きく関わってきます。

乳成分が多いラクトアイスやアイスミルクに分類されるフレーバーは脂質が20g以上含まれており、カロリー量も100gあたり160~250kcalと高めです。

その一方で、氷菓に分類されるジェラートは、卵や牛乳、生クリームなどがほとんど使用されていないため、脂質もほぼ0gです。

そのため、カロリー量も100gあたり120kcalと、ラクトアイスやアイスミルクに比べて少なくて済みます。

毎日連続や夜遅くに食べない

脂質の少ないジェラートでも、毎日連続や夜遅くに食べるのは控えましょう。

脂質が少なくても、毎日脂質が積み重なると太る原因につながります。

人間の身体は、夜になるとBMAL-1という、脂肪を身体に取り入れるためのタンパク質が多く分泌されます。

BMAL-1の分泌量のピークは午前2時頃となっており、その付近で脂質を摂取していると太りやすくなってしまうのです。

ダイエット中に参考にしてほしい!ジェラートのカロリー・糖質・脂質

ダイエット中に参考にしてほしい ジェラートのカロリー・糖質・脂質

ジェラートは種類によって、カロリー・糖質・脂質は異なります。

ジェラートの中には、ダイエットに悪い影響を与えてしまう種類もあるため、それぞれの違いを知り、どれを食べたらよいか検討していきましょう。

乳脂肪分の違いによってカロリー・糖質・脂質が異なる

日本では、ジェラートを乳脂肪分の割合によって下記のように呼び分けています。

アイスミルク:乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)
ラクトアイス:乳固形分3.0%以上のもの(乳脂肪分の量は問わない)
氷菓:上記以外
それぞれのカロリー・糖質・脂質を見ていきましょう!
乳脂肪分によりカロリー・糖質・脂質が異なるため、商品がどのジェラートに分類するか、確認すると良いでしょう。

ジェラートのカロリー・糖質・脂質(アイスミルク/乳脂肪分8.0%未満)

アイスミルクは100gあたり約170kcal、糖質23.9g、脂質20gです。

しかし、これはフレーバーによって変動が大きく、種類によっては200kcalを超えるものも含まれてるので注意してください。

ジェラートのカロリー・糖質・脂質(ラクトアイス・氷菓//乳脂肪分3.0%未満)

ラクトアイスは100gあたり約130kcal、糖質22.2g、脂質0gです。

ラクトアイスには植物性油脂が含まれており、これによりカロリー量が多くなってしまい、食べすぎると健康にも影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。

一方、氷菓は100gあたり100kcal前後、糖質28.7g、脂質0gとなっており、ジェラートの中でも低カロリーであることがわかります。

ジェラートと他のスイーツのカロリー・糖質・脂質を比較

ジェラートを他のスイーツとカロリー・糖質・脂質を比較し、どのようなスイーツとそれぞれの含有量が似ているのか見ていきましょう。

ジェラートのカロリーは平均で120kcal程度です。

これは、板チョコ1枚のうちのたった3列程度に値しており、カロリーの少なさが分かりますね。

ジェラートの糖質量は平均して100gあたり24g程度です。

ジェラート以外のスイーツで糖質が近いものとしてはエクレア(22g程度)などが挙げられます。

最後に脂質ですが、100gあたりの具体的な含有量に関する情報はありませんでした。

しかし、前述したように、乳脂肪分が多いものほど脂質が多くなる傾向があるため、種類によっては他のスイーツよりも高くなる可能性があります、

低カロリーで健康的!ジェラートの意外と高い栄養価

低カロリーで健康的 ジェラートの意外と高い栄養価

ジェラートは栄養価の高い食べ物であるということを先ほどお話しました。

ここではジェラートで摂取できる栄養素とその効果について、もう少し深く触れていきましょう。

ビタミン類

ジェラートは調理において素材を加熱しないため、肌の調子や免疫力を高めてくれるビタミン類を多く含んでいます。

ジェラートに多く含まれるビタミンのそれぞれの作用は、次のようになります。

ビタミンA:肌の潤いを保つ。粘膜や目の働きの手助けも行う。
ビタミンB1:疲労回復に役立つ。不足すると疲労感だけでなく、心身不安定や脚気に繋がることもある
ビタミンB2:美肌効果や脂肪燃焼に役立つ。視力の維持や目の疲れの軽減にもつながる。不足すると口内炎や皮膚炎を起こしやすくなる
ビタミンC:肌の調子や肌荒れに効果的。免疫力を高めてくれるため、風邪をひいたときなどに摂取すると治りが早い

ビタミンは人間の身体の様々なプラスの作用をもたらしてくれているため、積極的に摂取していきましょう。

たんぱく質

タンパク質は筋肉を作る元となり、基礎代謝をあげてくれる栄養素のため、ダイエットをしている方にとっては必須の栄養素と言えますね。

ジェラートでは主にミルク系の種類に多く含まれていますが、脂質やカロリーも多めのため、食べすぎには注意しましょう。

カルシウム

骨や歯を作るだけでなく、血液や細胞の活動にも影響していると言われているカルシウムですが、日本人は不足気味の傾向にあります。

カルシウムが不足すると、骨粗鬆症や骨折するリスクが高まってしまうため、日ごろからカルシウムを摂取するよう意識づけることが大切です。

ところでジェラート・アイスクリーム・ソフトクリームは何が違うの?

ところでジェラート・アイスクリーム・ソフトクリームは何が違うの

ここからは、ジェラートやアイスクリーム、ソフトクリームそれぞれがどのように違うのかを説明します。

①乳脂肪分の割合が違う

まず、日本では乳脂肪分の割合によってその呼び名が異なります。

日本の法定では、氷菓の成分の15%以上が乳固形成分で出来ており、かつその8%以上が乳脂肪分であるものをアイスクリームと呼ぶように定義づけられているのです。

そのため、ジェラートの乳脂肪分は4~8%であるのに対し、アイスやソフトクリームは8%以上を含んでいます。

②原料や作り方が違う

ジェラートは果汁や果肉、牛乳、砂糖などを凍らせて出来たものであり、卵黄を使わないという特徴があります。

一方で、アイスクリームはソフトクリームの1つとされ、これらの基本的な原材料は砂糖・卵黄・生クリーム、牛乳です。

アイスクリームとソフトクリームの違いは、温度です。

アイスクリームは製造後柔らかいクリーム状のまま容器に詰め、-30度以下で急速冷凍する加工を行う一方で、ソフトクリームは-5度から-7度の状態で販売されています。

③味わいや食感が違う

味わいや食感の違いには、空気含有量が関係します。

空気含有量が低いほど密度が濃くねっとりした味わいになり、高いほどふんわりとした食感になります。

ジェラートは空気含有量が20~40%と少なめになるため、ねっとりした食感になることが納得できますね。

逆に、アイスクリームやソフトクリームのふんわりした食感は空気含有量が多いことが分かります。

市販されているアイスクリームは空気が60%以上含まれているものが多く、ソフトクリームは形を維持するため、30~80%と幅広くなっています。

ヘルシーなアイスデザートのおすすめレシピを紹介

ヘルシーなアイスデザートのおすすめレシピを紹介

ヘルシーで美味しく食べれるアイスデザートのレシピとしておすすめなのは、素材を生かしたジェラートです。

南瓜やアボカド、豆腐などが素材としておすすめです。

素材をすりつぶしてそのまま又はバニラアイスを混ぜ、はちみつなどで味付けして冷凍庫で固めるだけで簡単でヘルシーなアイスデザートが出来上がりますよ。

まとめ

今回の記事では、ジェラートは種類によってカロリー量、糖質、脂質が異なるため、ダイエット中に食べるときには種類を検討する必要があるということをお伝えしました。

低カロリーなジェラートを見つけて、楽しくダイエットをしていきましょう。

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