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[閉店]パフェの元祖的存在!東京・浅草の老舗喫茶店「アンヂェラス」の魅力

浅草といえば連日賑わう日本の人気観光スポットと認識している人も多いのではないでしょうか?そんな浅草の中でも魅力的なスイーツとお店のレトロな空間が素敵なアンヂェラスは、多くの人に愛されている老舗として存在していました。閉店してしまいましたが、今でも多くの人の心の中にアンヂェラスは存在します。今回は、閉店したアンヂェラスを振り返りましょう。

惜しまれる閉店!アンヂェラスとは?

惜しまれながら閉店したアンヂェラス。アンヂェラスの看板メニューといえば、お店の名前のロールケーキと水だしコーヒー。店内は、欧風の教会の内装をイメージしていて、創業当時から傷んだところを修理しながら使用していました。

数々の著名人が足繁く通った場所としてもアンヂェラスは有名で、文豪の川端康成や池波正太郎、漫画家の手塚治虫などビッグネームばかりなのもスゴイところ。

今年の2019年の3月17日に多くのファンに惜しまれながら閉店してしまいました。

アンヂェラスの創業者が現役だった時代、浅草は衰退していたそうですが、創業者は浅草のイメージを明るくしたいと頑張っていたそう。東京スカイツリーができて浅草が賑わっている現在、アンヂェラスの閉店の知らせは皮肉ですね。

閉店のお知らせはHPや店舗でもあり、瞬く間に広まり、閉店前はファンが殺到。閉店前にスイーツを食べようと行列ができました。閉店理由は建物の老朽化。閉店と同時に工場も閉鎖するため、ほかの場所で食べることもできないとのこと。閉店はしたものの多くの再建を望む声が多い唯一無二なお店なのです。

閉店しても人々の記憶に残るアンヂェラスの人気メニュー

閉店したアンヂェラスですが、そのメニューは人々の記憶に鮮明に残っています。閉店後もずっとファンの心の中で生きています。

閉店が惜しまれる!アンヂェラスのパフェ

アンヂェラスのパフェはフルーツと生クリームがたっぷりで贅沢な気分になれる癒しのスイーツ。中でもいちごがゴロゴロ乗ったいちごパフェは満足度が高く、ビジュアルも元祖パフェといった感じ。いちごの他にメロン、パインなどが乗ったフルーツパフェも派手さはないものの、満足感が高い一品です。1人でも女子会でもどんなシーンでも楽しめるのもアンヂェラスのパフェの魅力ですね。閉店の知らせを聞いて駆け付けた人も多く注文。閉店前にもっと食べれば良かったと後悔する人も。

いちごパフェ 850円 フルーツパフェ930円

閉店しても食べたいロールケーキ

アンヂェラスのパフェの美味しさもさることながら、お店の名前がつけられた小さなロールケーキもファンの多い一品です。現在は珍しいバタークリームをたっぷり使い、外側はチョコレートでしっかりコーティング。シンプルながら存在感があって食べ応えもバッチリ。チョコとホワイトの2種類あり、シーンごとの使い分けも出来ます。自分用や手土産にも便利な一品です。閉店ということでお土産に購入する人もいたようです。閉店したら食べられませんからね。

ロールケーキ 320円

閉店したら飲めない!?ダッチコーヒー

甘いスイーツのお供にはやっぱりほろ苦さがあるコーヒーが合いますよね。アンヂェラスのダッチコーヒーは、香り豊かですっきりした中に苦みがあるのが特徴的です。そのコーヒーに梅酒を入れて飲む、梅ダッチコーヒーは梅の酸味が癖になるアンヂェラスファンの定番の一杯です。アンヂェラスファンの定番であるだけに、閉店が惜しまれますね。

ダッチコーヒー 600円 梅ダッチコーヒー 720円

閉店が惜しまれる!アンヂェラス 浅草 サバラン

洋酒をたっぷり染みこませたデニッシュを使用したアンヂェラスのサバランは、手塚治虫のお気に入りスイーツとして有名でした。たっぷりの濃厚な生クリームと甘さ控えめで香り豊かな洋酒がベストマッチしていて、舌の肥えた大人にぴったりのスイーツですね。閉店すると余計に恋しくなりそうな逸品。

アンヂェラス 浅草 サバラン 380円

閉店が惜しまれるアンヂェラス 浅草 プリン

軽めの口当たりで滑らかなプリンが多くなってきた昨今、アンヂェラスのプリンは卵感がしっかり感じられる元祖プリン。味はプリンじたいの甘さと生クリームに包まれた時の絶妙な甘さが心地よく、アンヂェラスの名物ダッチコーヒーとの相性もぴったりです。レトロな喫茶店が少なくなる中、元祖プリンを提供してくれる店の閉店は辛いですね。

アンヂェラス 浅草 プリン 500円

閉店しても飲みたいアンヂェラス 浅草 クリームソーダー

アンヂェラスのクリームソーダは、甘さがしっかりありつつ、少しレモンの酸味を感じさせるシロップで炭酸を割ったものがベースになっています。濃厚なアイスクリームとの対比も楽しく、飲んだら夢見心地になれる一杯です。

アンヂェラス 浅草 クリームソーダー 720円

閉店しても食べたいアンヂェラス 浅草 フルーツポンチ

色とりどりのゼリーとフルーツがたっぷりでキラキラした見た目が子供のみならず大人心もワクワクさせてくれます。ゼリーも固めのナタデココのような癖になる食感も楽しい。底にもフルーツがたっぷりで最後まで楽しく食べ進められるのもお店のサービス精神が光る1品ですね。閉店したらサービス精神も何もなく、切ないですね。

アンヂェラス 浅草 フルーツポンチ 700円

閉店したアンヂェラスはファンの心の中に!

いかがでしたか?

閉店の知らせにショックを受けた人も多いのではないのでしょうか?

特に常連さんは閉店による衝撃は大きかったはず。

閉店しても、ファンの心の中でアンヂェラスは生きています。

アンヂェラスの店舗情報

店舗情報
店名:アンヂェラス(Angelus)

住所:東京都台東区浅草1-17-6(現在は閉店)

営業時間:日~土 11:00~21:00(L.O)20:40

定休日:月曜日(祝日・催し物の際は営業)