栗スイーツが人気の京都「二條若狭屋」のユニークかき氷

京都・二条に本店を構える「二條若狭屋」。
100年以上もの歴史が刻まれた「二條若狭屋(にじょうわかさや)」は、昔から常連さんが多く通っている京都の老舗和菓子店です。また、「二條若狭屋寺町店」ではカフェが併設されており、和風かき氷が頂けるとあり若い方にも大人気。
現在では東京や名古屋などの百貨店でも「二條若狭屋」のお菓子を見かけますが、本店は京都にあります。京都二条通小川に本店、そして京都市役所の北西エリア寺町には寺町店があります。
今回は、そんな「二條若狭屋」についてご紹介させて頂きます。

「二條若狭屋」寺町店の人気かき氷メニュー

不老泉やふく栗、やき栗などの銘菓和菓子が有名な「二條若狭屋」ですが、寺町店の人気メニューはかき氷。なんと1年中提供されているとか。かき氷の待ち時間に、「二條若狭屋」の和菓子を出してくれることがあるそうです。

「二條若狭屋」のかき氷は、まさに京都No.1と言い切ってしまって良いのではないかと言うほど、見た目もその豊富なメニューも全てが「粋」!

かき氷メニューの中からいくつかご紹介します。

かき氷で一番有名な”彩雲”

まず最初にご紹介する「二條若狭屋」寺町店のかき氷メニューは、通年頂ける「彩雲(さいうん)」。
テーブルに登場した瞬間は、まるで日本酒の飲み比べのような見た目に心がワクワクします。このかき氷は5種類のシロップをかけて楽しめるとあり、なかなか他ではお目にかかれないスタイルだと思います。
ちなみにシロップは季節ごとに変化するそう。フルーツ系やべっこう飴、黒糖ミルクなど和テイストなものもありますよ!最後はフルーツジュースのようになるのも楽しいです。
●彩雲(さいうん)
 値段 1,540円(税込)

見た目にも楽しい”あんみつ氷”

「二條若狭屋」寺町店で1年中提供されるあんみつ氷ですが、乗っている菓子やテイストが季節によって変わります。
祇園祭のお囃子が聞こえる時期には、羊羹細工で大文字と青紅葉、鴨川の流れが描かれたり、春は桜型の寒天菓子、秋はもみじ狩りといったテイストです。ハロウィンやクリスマスバージョンもあるのだとか。
常に新しいメニューに出会えるのも楽しみの一つです。
●あんみつ氷
 値段 1,540円(税込)

定番!”宇治金時”

「二條若狭屋」に限らず、かき氷の定番ですよね。これまた通年メニューの「宇治金時」。
白玉が別皿で添えられているところに、ちょっとした気配りを感じるのは私だけでしょうか。自分の好きなタイミングで白玉を加え、練乳もお好みでかけて食べる。味変にもなって、最後まで楽しめます。
●宇治金時
 値段 1,375円(税込)

「二條若狭屋」では季節限定かき氷もあり

「二條若狭屋」寺町店では、定番かき氷のほかに期間限定の「季節の氷」も人気のようです。一度限りの期間限定かき氷メニューもあるようなので、見逃さないように通いたくなりますね。

素材の味を楽しむ”いちじく氷”

いちじくの味をしっかりと味わえる、シンプルなかき氷です。
お店特製のシロップがたっぷりかかって、食べ進めると中にはグラノラが入っているというのに驚きました。食感も楽しい一品ですね。

斬新なフレーバー”バジルライム”

こちらは聞いただけではなかなか味の想像がつかない”バジルライム”。夏に登場する爽やかなかき氷です。使われているバジルは「二條若狭屋」寺町店で自家栽培されているのだとか。フレッシュなバジルと、ライムの香りで夏の疲れも吹き飛びますよ。

「二條若狭屋」の新たないちごソーダ

「二條若狭屋」でおすすめしたいドリンクメニューがいちごソーダ。
見た目にも爽やかなドリンクです。今年は今までのいちごソーダからリニューアルしました。かき氷が有名な「二條若狭屋」ですから、当然いちごソーダも美味しい。グラスの底には、たっぷりの生苺ソース。爽やかで甘酸っぱいいちごソーダはすっきりした味わいです。

「二條若狭屋」の和菓子

「二條若狭屋」は老舗和菓子店とあり、和菓子には定評があります。老舗とありますが、気軽に入れるお店作りをされているので、ちょっとしたティータイムに寄り道するのもおすすめです。「二條若狭屋」の人気の和菓子を少しご紹介します。

本物のくりのような”ふく栗”

ころんと本物の栗のような”ふく栗”。食べてみて驚きですが、中にはまるごと栗が入っています。こし餡と栗餡の2種類が使われており、表面には羊羹がかけられているのでツヤツヤです。
●ふく栗 1個
 値段 270円(税込) 
 賞味期限 10日程度

定番の人気和菓子”やき栗”

大粒の栗をまるごと使った”やき栗”。「二條若狭屋」の定番の人気和菓子です。栗あんで包んで焼いた”やき栗”は素朴な栗の味を楽しめます。
●やき栗 1個
 値段 249円(税込)
 賞味期限 10日程度

癒しの葛湯”不老泉”

「二條若狭屋」の代表銘菓として、”不老泉”も忘れてならないお菓子です。
お湯をかけると、とろりとした葛湯に変わります。パッケージデザインが3種類あり、それぞれ中身が異なります。体の中からじんわり優しく温めてくれる葛湯は、年代問わず愛される一品ですよ。

・真っ白の葛根が頂ける「雪」
・抹茶の風味が味わえる「月」
・善哉風味の「花」

●不老泉 3個入り
 値段 864円(税込)
 賞味期限 1か月程度

「二條若狭屋」の可愛い生菓子が話題に

「二條若狭屋」では可愛いらしい生菓子も話題です。色合い、形、味全て細部までこだわりお客さんの心を鷲掴みにしてきました。
今までに販売されたユニークな生菓子をご紹介します。

疫病退散!”アマビエ”

疫病を鎮めてくれると有名になった”アマビエ”を生菓子として販売しました。
なんとも可愛らしい顔と色合いでたちまち人気に。
現在は販売されていないようですが、また登場してくれるのを楽しみに待ちましょう。

愛らしい”猫”

後ろ姿がたまらなく可愛い”猫”。登場するや否や大人気となりました。
食べるのがもったいないという声も。
こちらも現在販売されていませんが、再販を心待ちにしているお客さんが多いでしょう。

お土産に嬉しい「二條若狭屋」のギフト

「二條若狭屋」ではお土産に便利な詰め合わせなども販売されています。
代表銘菓である”ふく栗”と”やき栗”の詰め合わせが人気です。

他にも、”京の銘菓詰め合わせ”もおすすめ。黒糖わらび餅、栗かのこ、家喜芋、ふく栗、やき栗と贅沢なラインナップです。化粧箱入りでそのままギフトとして贈れます。

京都駅構内や高島屋京都店などでも「二條若狭屋」のお土産が販売されています。

●ふく栗・やき栗詰め合せ 4個入り
 値段 1,026円(税込)
 賞味期限 10日程度

●京の銘菓詰合せ(NW28) 10個入り
 値段 3,100円(税込)
 賞味期限 7日程度

「二條若狭屋」は予約できる?

「二條若狭屋」では現在のところ、予約情報が出ていないため直接店舗へお問い合わせ下さい。平日でしたら比較的予約なしでも入店できるようです。

●本店 075-231-0616
●寺町店 075-256-2280

「二條若狭屋」の和菓子は通販で購入できる?

「二條若狭屋」ではオンラインショップがあるので、和菓子の通販ができます。
オンラインショップにない商品でも電話やメールなどで問い合わせると、受け付けてくれることもあるようです。
なかなかお店に行けない方にとっては嬉しいですよね。
公式オンラインショップ
wakasaya.theshop.jp/

「二條若狭屋」の店舗情報

京都には観光スポットも多いですが、グルメスポットも多いですよね。
「二條若狭屋」もぜひ予定に入れたい名店です。京都に行かれた際は、是非とも老舗和菓子店「二條若狭屋」の銘菓、そして、寺町店の斬新なかき氷に舌鼓を打ってみるのはいかがでしょうか。
公式ホームページ
www.kyogashi.info/index.html

公式Instagram
www.instagram.com/nijyowakasaya.teramachiten/

店舗情報
店名二條若狭屋 寺町店
住所:京都府京都市中京区寺町通二条下ル榎木町67
営業時間:10:30~17:00
定休日:水曜
店舗情報
店名二條若狭屋
住所:京都府京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
営業時間:8:00~17:00
定休日:水曜