横浜元町 絶品黒糖どら焼きの香炉庵

横浜元町の奥にお店を構える”香炉庵”。人気の看板商品である黒糖どら焼きに始まり、こだわり抜いた和菓子を取り扱っている人気のお店になります。今回はそんな横浜元町にある香炉庵を特集してみます。

 

香炉庵のルーツ

香炉庵の社長佐藤氏は、10年間の下積みを経て、横浜元町でお店を出しました。横浜は歴史があって洋のイメージが強く他に和菓子屋は少ないのですが、ここで自分の信じる和菓子を表現したいと思ったそうです。「伝統を継承しながら、これまでにない横浜らしい和菓子を作りたい」そんな思いから香炉庵はスタートしました。

香炉庵の店舗

香炉庵は和菓子専門店ですが、店内は暖かい照明のデザインで和菓子がただ並べられているだけではなく、見ても楽しめるようショーケースもこだわり抜いています。

看板商品の黒糖どら焼きは、食欲が湧くようにどら焼きをいっぱいにして皿に備えられています。

横浜らしい和菓子も作られていて、お土産にぴったりです

店内には社長が気に入っている香木や香草を焚き、店名のブランドを演出するように香炉をしっかり感じさせます。和菓子を買うお客に見て、嗅いで、食べて楽しめることを心がけているようです。

香炉庵のこだわり

香炉庵のこだわりとして、どら焼きに使われている餡。北海道のあずきや沖縄の塩などの素材にこだわり抜いた餡子は、とても品がよく後味がとてもさっぱりとした仕上がりになっています。
あずきの粒が大きくて、あずきの存在感がとても強い。つぶあんが嫌いな人でも食べやすい甘さひかえめになっていて、あずき自体も柔らかく口の中で溶けていきます。

香炉庵の黒糖どら焼きと桜餅

香炉庵の看板商品の黒糖どら焼き。

外見は黒糖で黒目の生地になっているどら焼きに仕上がっており
また、餡子がぎっしり詰まっていることからまるまるとしたどら焼きがとても
食欲を沸かせます。

中を開けてみると、大きなあずきが中から出てきて、
黒糖とあずきがとてもいいコントラストになっていてとても綺麗などら焼きになっています。

黒糖の生地で餡子がぎっしり入っているので、とても甘いどら焼きのようなイメージがありますが、食べてみると甘さにとても品があります。
餡子は全く甘くなくひかえめ、そして黒糖で作った生地は黒糖独特の香りがし
とてもバランスが良いどら焼きになっています。

そして、もう一つ人気の桜餅のどら焼き

桜餅が中に入っているどら焼きは珍しいです。

外見は桜の焼印がつけられとても可愛らしいデザインになっています。

中を開けると中から桜餅が出てきます。


餡子は黒糖どら焼きと異なりつぶあんではなく、こしあん。

食べてみると桜餅の香りが口に広がり、桜餅に使われる餡子がどら焼きに新しい価値観を与えてくれます。

香炉庵のまとめ

香炉庵は店内から食材までとてもこだわり抜いてとても品のある和菓子屋でした。本店には2階に和食も食べることができ、おしゃれな横浜元町を楽しむことができます。ぜひ、香炉庵に行ってみてはいかがでしょうか。

株式会社SweetsVillage 創業者。 3度の飯よりスイーツが好き。お菓子屋さんの取材を50件以上実施。様々なスイーツの企画にも携わり、スイーツの商品開発などにも携わる。

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