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「うすかわ饅頭」は福島名物と和歌山名物がある!違いやおすすめ店の通販情報もご紹介

今回はファンも多い「うすかわ饅頭」の魅力に迫ります。うすかわ饅頭には種類があり「うすかわ饅頭」と「薄皮饅頭」の2種類があります。福島県名物が「薄皮饅頭」、和歌山県名物が「うすかわ饅頭」です。

うすかわ饅頭・福島「柏屋」は日本三大まんじゅう!

うすかわ饅頭と薄皮饅頭のうち福島名物は「薄皮饅頭」のほうです。実は日本三大まんじゅうともいわれるほど評価されていて大人気です。

福島名物の薄皮饅頭は、福島県郡山市にある1852年創業の和菓子屋「柏屋」で作られています。

この饅頭は初代店主の本名善兵衛が考案したといわれていて、奥州街道にこの薄皮饅頭を取り扱った「薄皮茶屋」という店を開き、奥州街道を旅する人たちに売ったのがお店の始まりだということです。

この薄皮饅頭は、東京都の志ほせ饅頭、岡山県の大手まんぢゅうとともに日本三大まんじゅうの1つとして名をはせているのです。

特徴

福島名物「柏谷」の薄皮饅頭は、小麦粉に黒糖を混ぜた薄い皮に、ぎっしりなめらかな餡がつまっっています。人によっては凍らせてアイスのようにしていただいたり、てんぷらにして食べたりします。

店舗

柏屋は現在、福島県内に13店舗、東京、栃木、宮城に各1店舗ずつあります。店舗によって、薄皮饅頭の手作り体験ができるところも。小学生以下は108円、大人は540円と手軽に参加できる価格です。自分の手で作った薄皮饅頭はさらにおいしく感じるのではないでしょうか?

うすかわ饅頭は「通販」でも買えます!

柏屋はオンラインショップもあるので通販も可能です。できたてをキープするために作りたてを冷凍して、自宅まで送ってくれます。

賞味期限は冷凍状態で30日間ですが、解凍後は早めにいただきましょう。気になる人はぜひお取り寄せしてくださいね。

柏屋オンラインショップ

店舗情報
店名:柏屋本店

住所:福島県郡山市中町11-8

営業時間:10:00~19:00
※定休日や営業時間は変更になる場合もありますので、お店を訪れる前に公式ホームページなどでご確認をお願いいたします。

うすかわ饅頭・和歌山名物「儀平菓舗 本店」も人気

うすかわ饅頭は和歌山名物として知られています。和歌山県串本町名物のうすかわ饅頭は、串本町の景勝地である橋杭岩のごつごつした形をイメージして作られました。

このうすかわ饅頭は甘さ控えめのこしあんを酒種生地で包んだ、しっとり上品な味わいの和菓子で大人気です。

生みの親の先見の明

うすかわ饅頭の生みの親は、明治時代創業の老舗和菓子店「儀平菓舗本店」の2代目店主だといわれています。その当時、和菓子は甘さが命といわれていて、うすかわ饅頭のように甘さ控えめの饅頭を提案するのは、勇気のいることだったようです。

しかし現在では、甘すぎないものが好まれるようになりました。うすかわ饅頭を作った2代目は、先見の明があったのかもしれませんね。現在ではこのうすかわ饅頭の甘さがちょうど良いともっぱら評判です。

保存料がないので賞味期限は短め

うすかわ饅頭は保存料を使わず職人さんの手作りなので、賞味期限は2~3日。うすかわ饅頭をお土産に購入する際は、気を付けてくださいね。

ほっとするような素朴な味わいです。うすかわ饅頭を温めて食べると一層おいしさが引き立ちます。

うすかわ饅頭を販売する儀平は本店の他、和歌山県内に幾つか店舗があり、うち一つは近鉄百貨店に入っています。また、儀平のHPにあるオンラインショッピングでうすかわ饅頭を購入できます。うすかわ饅頭が気になる方はぜひ利用してみて下さい。

ご利用はこちら↓

儀平菓舗 本店オンラインショップ

現在「儀平」は、「北鎌倉儀平」という名で鎌倉にも店舗を構えています。

つまり、鎌倉でもうすかわ饅頭を食べることができます。関東でうすかわ饅頭を食べたい方は、北鎌倉儀平へ!こちらは蔵造り風の白壁が目印。店内はカフェとなっており、コーヒーや生ジュースとうすかわ饅頭をセットでいただけます。自然の中でゆったりと過ごすことができますよ。

儀平の店舗一覧

店舗情報
店名:儀平菓舗 本店

住所:和歌山県東牟婁郡串本町串本1851

営業時間:7:00~18:30

定休日 なし
※定休日や営業時間は変更になる場合もありますので、お店を訪れる前に公式ホームページなどでご確認をお願いいたします。

店舗情報
店名:北鎌倉儀平

住所:鎌倉市山ノ内495-9

営業時間:9:30~17:00

名店の「うすかわ饅頭」はやっぱり絶品!

名店の薄皮饅頭と薄皮饅頭、どちらもご紹介しましたが、共通していえるのはやっぱりおいしくてたまらないということです。うすかわ饅頭の味、食感、手に持った感触などが好きという人もいるのがわかります。

うすかわ饅頭を食べるとパクパクと手が進んで止まらない人もいるのではないでしょうか。

皆さんもぜひうすかわ饅頭をお茶屋コーヒー、紅茶などと一緒にじっくり味わいましょう。