元祖ハヤシライスと檸檬ケーキがおすすめ♪日本橋「マルゼンカフェ」

創業140年以上の歴史を誇る、老舗書店「丸善」。日本橋にあるコラボレーションカフェ「マルゼンカフェ」は、丸善創業者の早矢仕有的が考案したとされる“元祖”早矢仕ライスが味わえるお店として有名です。
また、ケーキや自家製ワッフルなどのスイーツもあり、人気は梶井基次郎の小説「檸檬」とコラボした「檸檬ケーキ」。
本屋さん発祥の2つの有名グルメが楽しめる、「マルゼンカフェ」をご紹介します。

マルゼンカフェとは?

丸善は、明治2年に輸入商社として横浜で創業し、現在は大手書店・出版社・専門商社など幅広い業務を手掛けている歴史ある会社です。
創業者の早矢仕有的(はやしゆうてき)は、恩人の名前から取った名である「丸屋善八」を通称として使っていたことから、顧客から「丸善さん」と呼ばれるようになり、そのまま社名になったという興味深いエピソードもあります。

丸善のコラボレーションカフェである「マルゼンカフェ」は、京都店、東京丸の内にあるM&C Cafe 丸の内オアゾ店、そして日本橋店の3店舗が展開されています。
マルゼンカフェ日本橋店は、木目を基調にした落ち着いた空間になっていて、一人でも、友人とのランチやティータイム、デートでも利用しやすい雰囲気です。

マルゼンカフェの人気メニュー

マルゼンカフェには、名物の早矢仕ライスの他にも、オムライスやカレーなど、種類豊富なフードメニューがあります。また、ケーキや自家製ワッフル、コーヒーなどのドリンクも充実しているので、スイーツ好きな人にもおすすめです。
今回は、マルゼンカフェで欠かせない人気メニュー「檸檬ケーキ」と「早矢仕ライス」をご紹介します。

檸檬ケーキ

作中に丸善が登場する、梶井基次郎の代表作「檸檬」とコラボしたスイーツ「檸檬ケーキ(780円)」。
中身をくりぬいたレモンの皮に、ふわふわのレモンムースを詰め込んで、メレンゲで蓋をしたスイーツです。レモンの果肉入りの甘酸っぱいホットソースをお好みでかけていただく、レモン丸々1個分使った上品で爽やかな美味しさです。

早矢仕ライス

“元祖”早矢仕ライスは、文明開化を彷彿させる、濃厚で深い味わいのハヤシソースが絶品です。様々な種類があり、定番の「ポーク早矢仕ライス(1180円)」や、ふわとろ卵の「早矢仕オムライス(1380円)」、2種類の味が贅沢に楽しめる「早矢仕とカレーの2色ソースライス(1320円)」、季節のメニューなども取り揃えられています。
おすすめは、ボーク早矢仕をベースにビーフを加えてまろやかに煮込んだ「ビーフプレミアム早矢仕ライス(1380円)」。牛肉のコクと旨みが味わえる、元祖の名に相応しい美味しさです。

マルゼンカフェの混雑状況は?

マルゼンカフェは、昔からの常連客からも愛されている人気店です。行列が出来ることは少ないですが、週末やランチタイムには満席となってしまうこともあります。
予約することはできないので、出来るだけ時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。

マルゼンカフェはランチやってる?

マルゼンカフェは、早矢仕ライスの日替わりランチと週替わりランチを楽しむこともできます。ランチセットはサラダ付きで、ライス大盛りサービス、早矢仕をカレーに変更可能となっています。1000円~1500円程度で、メニューはハンバーグ添えやフライ添えなどトッピングも豪華なので、満足感もありおすすめです。

マルゼンカフェのアクセス・店舗情報

マルゼンカフェの日本橋店は、東京メトロ日本橋駅から徒歩1分ほどの、日本橋高島屋の前にある丸善本店の3階にあります。東京駅からも近い場所にあるので、観光やショッピングの合間にも立ち寄りやすい便利な立地です。

マルゼンカフェで、一度は食べてみたい、本屋さんならではのメニューを堪能してみてはいかがでしょうか。

店舗情報
店名:マルゼンカフェ 日本橋店(MARUZEN Cafe)
住所:東京都中央区日本橋2-3-10 日本橋丸善東急ビル3F
営業時間:9:30~20:30
定休日:年末年始