創業100年を超える純喫茶店「ゼー六」の親子3世代に愛され続ける名物アイスモナカ

photo by ゼー六https://www.ze-roku06.jp/

大正時代から続き、創業100年を超えた「ゼー六(ぜーろく)」は、アイスクリームとコーヒーが楽しめる大阪の老舗純喫茶店です。

創業以来、長年愛され続ける「ゼー六」の名物は、毎朝手作りするアイスクリームを使用したアイスモナカです。

もち米100%の香ばしいパリッとした最中の皮に、昭和の初めに製造を開始して以降変わらない人気のアイスクリームを詰めたアイスモナカは、親子3世代でファンという方も。

アイスモナカを求めて地元の人だけでなく遠方からも多くの人が訪れ、1人で20個、30個と購入される方もいるゼー六の人気商品です。

ゼー六は大阪府内に3つの店舗があり、それぞれの店舗でアイスモナカのラインナップが異なります。

今回は、まるで時間が止まったかのようなノスタルジックな空間で味わえる、ゼー六の美味しい名物メニューをご紹介。

親子3世代にわたり愛され続けるゼー六

大阪市中央区本町のビジネス街に本店を構えるゼー六は、創業100年を超えるアイスモナカが名物の純喫茶店です。

1913年(大正2年)にオープンしたゼー六は、創業者の代から親子3世代にわたって通っている人も多い、地元でも長年愛され続けるお店として知られています。

趣のある店構えと名物の優しい甘さのアイスモナカの味は、気持ちがほっとするような懐かしさと美味しさを感じることができ、「ずっと続いてほしい」「子どもにも伝えていきたい」と言う方も。

ゼー六の雰囲気と味を一度味わってみると、親子3世代にわたって愛され続けていることに納得できます。

創業当初のゼー六は、和菓子の製造販売を行うお店でした。
昭和初期より「アイスクリン」が作られ、名物であるアイスモナカも誕生しました。当時5銭で販売されていたゼー六のアイスモナカは高級なお菓子だったそうです。

戦後の昭和20年代中頃より洋菓子の製造販売と喫茶店をスタート。
創業者である廣瀬徳一氏が亡き後は、3人の息子がゼー六を引き継ぎました。

創業者の息子の一人一人が店を構える形となり、現在は、大正時代に開店した本店の本町店、道修町店、東大阪店の3つの姉妹店が独立して営業しています。

「ゼー六」という店名は、商いが盛んだった大阪に残る、商人の心意気や浪速の自由な気風を表す『商人には無用の贅物六つあり。いわく禄、閥、引、学、太刀、身分。これなり』という言葉からとったそうです。
(引用:ゼー六 道修町店ホームページより
www.ze-roku06.jp/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/)

開店当時のままの外観や店内、使用される道具、シンプルなメニューを見ていると、屋号どおりのかざらずおごらない「ゼー六」を感じることができます。

大阪市内と東大阪市内にあるゼー六の3店舗は、店によって業態やメニューが異なります。
名物のアイスモナカの味のラインナップも3店舗によって異なるので、全ての味を味わうゼー六めぐりをしてみるのも楽しそうです。

本町店

大阪市中央区本町にあるゼー六の本店。
1913年(大正2年)にオープンし、昭和20年中頃からは喫茶店として営業。

開店当初のままの外観と店内の調度品や装飾品が、ノスタルジーな空間を作り、まるで時が止まったかのようなひと時を過ごすことができます。

メニューは6品と少なく、夏場の限定メニューを含めても8品。アイスクリームと名物のアイスモナカはバニラ味のみで、創業当初から受け継がれるゼー六の味を堪能できます。
アイスモナカは、店先でも購入可能です。

道修町店

1974年(昭和49年)に山本店としてオープン。
1986年(昭和61年)に現在の大阪市中央区道修町へ移転し、道修町店となりました。喫茶店として営業しています。

本町店とはまた少し違う情趣のあるレトロな店内は、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごすことができます。

メニュー数は多く、ゼー六オリジナルブレンドのコーヒー以外にも豊富なドリンクメニューがあります。
アイスクリームとアイスモナカのラインナップは全部で5種類。
アイスモナカはテイクアウトのみとなります。

東大阪店

東大阪市永和にあり、アイスモナカのテイクアウトのみで営業。
小さな窓口には本町店と同じ暖簾がかかり、ゼー六の店舗であることを教えてくれます。

アイスモナカの種類は3種類。
東大阪店でしか味わえない「珈琲アイスモナカ」は足を運ぶ価値のある美味しさです。

ゼー六の人気メニュー

ゼー六の人気メニューと言えば、名物のアイスモナカ。
道修町店と東大阪店では、本町店では味わえない味もあります。
今回は、各店舗で味わえるアイスモナカをはじめ、本町店で味わえる人気のアイスモナカとのセットメニューをご紹介。

アイスモナカ

ゼー六の名物「アイスモナカ」は、パリッとした最中の皮に、口に入れるとスッと溶けるスッキリとした甘さのアイスクリームがぎっしりと詰められています。

最中の中に詰まっているゼー六が作るアイスクリームは、小さい頃にお祭りの屋台で食べたような懐かしいアイスクリームです。
いくらでも食べられると感じた思い出のアイスクリームを連想させる、素朴なのに味わい深いアイスクリームは、コンビニで買うアイスとは一味違う美味しさ。

ゼー六の名物アイスモナカにも欠かせないアイスクリームは、その日食べられる分だけを毎朝手作りされているそうです。

丁寧に作られたアイスクリームともち米を100%使用した最中の皮で作るアイスモナカの自然で優しい味は、大人から子どもまで魅了。

店先にはひっきりなしにアイスモナカを求めるお客さんが訪れるため、店内でお茶をしているとゼー六のアイスモナカの人気を実感できます。

発売以来、大きさや形、美味しさが変わらないゼー六のアイスモナカは、多くの人に愛され続ける大阪の味です。

店内でアイスモナカをいただけるのは、本店の本町店のみ。道修町店と東大阪店は持ち帰りのみとなります。

本町店
種類:バニラ
値段:
喫茶メニューでは2個セット 220円(税込)
テイクアウトは1個 110円(税込)

道修町店(テイクアウトのみ)
種類:
バニラ 150円(税込)
抹茶 150円(税込)
ココア 150円(税込)
ストロベリー 220円(税込)
小豆 220円(税込)

東大阪店(レイクアウトのみ)
種類:
バニラ 110円(税込)
抹茶 220円(税込)
珈琲 220円(税込)

珈琲、紅茶とモナカのセット

アイスモナカ1個とドリップ式で淹れるゼー六のオリジナルブレンドコーヒー、もしくは紅茶がセットになった本町店の人気セットメニューです。

アイスモナカで冷えた口を、熱いコーヒーと紅茶が温めてくれます。
アイスモナカの甘さとコーヒーの苦味、紅茶の渋味が抜群の相性で、一息つきたいときに選びたいメニューです。

種類:
珈琲とモナカのセット 390円(税込)
紅茶とモナカのセット 390円(税込)

夏のゼー六本町店で味わえる美味しい1杯

本町店で夏にしか味わえない期間限定の1杯が「アイスコーヒー」と「クリームコーヒー」です。
ゼー六オリジナルブレンドと同じくドリップ式で丁寧に淹れたアイスコーヒーと、そのアイスコーヒーにバニラアイスクリームをトッピングしたクリームコーヒーは、まさにゼー六本町店の夏の味。

種類:
アイスコーヒー 280円(税込)
クリームコーヒー 380円(税込)

ゼー六のアイスモナカをお取り寄せ

ゼー六道修町店では、オンランショップでアイスモナカを購入することができます。
道修町店で販売している5種類のアイスクリームと最中の皮をセットにして販売。

最中の割れを防止するためアイスクリームと最中の皮は分けた状態で届き、自分で最中の皮にアイスクリームを詰めて、ゼー六名物のアイスモナカを作ります。

作る工程も楽しいので、子どもと一緒に作るのもおすすめです。

ゼー六道修町店オンランショップ
www.ze-roku06.jp/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/

ゼー六へのアクセス

大正時代から続く老舗の純喫茶店ゼー六の名物アイスモナカは、発売当初から長年地元の人たちに愛されてきました。

昔から通っている人だけでなく初めて訪れた人にとってもどこか懐かしさを感じさせるゼー六の店構えとアイスモナカの美味しさは、肩の力が抜けて穏やかな気持ちにさせてくれます。

ゼー六の3店舗はすべて最寄り駅から徒歩で行ける近い距離にあり、アクセスもしやすいのでぜひ一度足を運んでみてください。

店舗情報
店名:ゼー六 本町店

住所:大阪府大阪市中央区本町1丁目1-4

営業時間:月~金曜日 9:00~18:00、第1・第3土曜 9:00~15:00

定休日:第2・第4・第5土曜、日曜、祝日

店舗情報
店名:ゼー六 道修町店

住所:大阪府大阪市中央区道修町2-5-9 イトヨシビル 1F

営業時間:月~金曜日 7:30~17:00、土曜 9:00~17:00

定休日:日曜、祝日

店舗情報
店名:ゼー六 東大阪店

住所:大阪府東大阪市永和1-6-10

営業時間:月~金曜日 10:00~17:00、土曜 10:00~15:00

定休日:日曜、祝日