京都・洛北「宝泉堂」閑静な住宅街に佇む和菓子屋さん

京都の北側には鴨川、高野川などの水脈もあり、自然豊かな地域が広がります。下鴨神社の北側にある「宝泉堂 本店」。周りは閑静な住宅街なので、静かな京都を楽しみたい方におすすめのお店です。
素材にこだわる「宝泉堂」では、厳選した丹波大納言小豆や丹波黒大豆を使った京の和菓子を作っています。どれも一度は食べて欲しいお菓子ばかり。
日本の風情を楽しめる茶寮も見逃せません。
今回は、京都・洛北にある「宝泉堂」さんをご紹介します。
ほーじさんが買ってきてくださったおみやげ💕宝泉堂大好きー!😆 pic.twitter.com/Q1xZL6EpOZ
— mew (@m_e_w_012) November 23, 2020
目次
「宝泉堂」はどんなお菓子屋?
「宝泉堂」は、1947年(昭和22年)に先代が立ち上げて以来、京半生菓子を作り続けてきたお店です。
現在の当主である古田泰久氏は、京菓子の菓匠とも呼ばれる方に学び、和菓子の世界を現代に伝えています。特に京菓子の素材となる丹波産の豆にはこだわりがあります。
和菓子の命とも言える小豆を大切にし、本当の美味しさを伝えたいと1999年には、「あずき処 宝泉堂」としてオープン。最高級の丹波大納言・黒大豆のみを厳選して使用した和菓子たちはどれも美味しいと評判です。
「宝泉堂」の和菓子を楽しめる茶寮が本店のすぐ近くにあるので、京都の下鴨あたりを散策しながら、寄ってみるのも良さそうですね。旅のひとときを楽しませてくれること間違いありませんよ。
「茶寮 宝泉」さんが年末早じまいだったので(京都 宝泉堂 本店) t.co/3UJVPy3AiK #tabelog pic.twitter.com/9naJIAPFJP
— natchan72 (@natchan_72) February 28, 2016
あずき処「宝泉堂」の茶寮ではんなりな時間を
「宝泉堂」の茶寮は、贅沢な時間と美味しい和菓子を楽しめるスポットとして、観光客の間でも話題となっているお店です。広々とした座敷に上がると夏は清涼な風が吹き、秋には真っ赤な紅葉が楽しめると人気の甘味処。
閑静な住宅街にある茶寮なので、静かに京都を楽しみたい人におすすめです。
メニューには、季節の上生菓子と抹茶のセットやわらび餅、丹波大納言小豆ぜんざいなどがラインナップ。秋には期間限定の栗を使った和菓子がずらりと登場。夏には水しるこなども味わえます。
四季の風情が楽しめる日本庭園を眺めながら、はんなりな時間を満喫しませんか?
ご近所の宝泉堂さんのわらび餅と京しぐれ💠 pic.twitter.com/Xv7PumvbxS
— 薔薇hime🥀11/6〜21迷子さま帽子展 (@bara_hime) June 27, 2021
「宝泉堂」で丹波の豆をじっくりと味わおう!
「宝泉堂」でぜひ味わって欲しいのが、厳選した丹波黒大豆を使った「しぼり豆丹波黒大寿」。丹波黒大豆の中でも高品質で大粒のものを厳選し、炊き上げて作ったお菓子です。独特の風味を活かし、豆そのものの味わいを楽しめるので、京都のお土産としても人気となっています。
その上品さは、接待の手土産やぐるすぐりなどにも取り上げられるほど。甘さは控えながらもしっかりとした味わいが年配者の方にも喜ばれています。
しぼり豆丹波黒大寿 100g 1袋 700円(税込)
小袋3袋入り巾着 930円(税込)
小袋5袋入り籠 1,350円(税込)
もちろんそれ以外の和菓子も丹波小豆を使って作っています。葵祭にちなんで作られた「賀茂葵」や、小豆をたっぷりと包んだ「大内菊」などは贈り物としても喜ばれること間違いなし。
賀茂葵 1枚 180円(税込)
賀茂葵 6枚入り箱 1,320円(税込)
大内菊 小箱(2食分)760円(税込)
大内菊 大箱(6食分)1,840円(税込)
京都"宝泉堂"さん
【しぼり豆 丹波黒大寿】
品よく、上品な甘み!大好き💕 pic.twitter.com/eRAhSfwuiE— 食いしんぼうママさん (@2525kuishinbou) May 15, 2021
「宝泉堂」の人気メニューは?
今回はあずき処「宝泉堂」の人気メニューをご紹介します。
栗きんとん
秋と言えば栗!旬の味覚を楽しんで欲しいと、丹波栗を使った栗きんとんを販売しています。
職人が丁寧に裏ごしした、栗きんとんは、口に入れた瞬間に栗の風味が広がります。秋の味わいを一番に堪能できると「宝泉堂」でも人気の商品です。
しかも宝泉堂本店・茶寮宝泉・宝泉堂 京都駅店のみで販売。ぜひ、なくなる前に購入したいですね。
栗きんとん 1個400円(税込)
栗きんとん 8個入り箱 3,410円(税込)
先日の宝泉堂さんの栗きんとん。
注文してから絞ってくださる。
芯には栗の甘露煮が! pic.twitter.com/Tf4BtiHIeI— 畑 主税(髙島屋 和菓子バイヤー公式) (@wagashibuyer) November 14, 2019
栗しるこ
同じく丹波栗を使った美味しい「栗しるこ」も人気です。丹波の栗は、大粒で栗の中でも最上級の品と言われるほど。朝廷や幕府に献上された歴史も持つ美味しい栗なので、ぜひ味わって欲しい一品です。
「宝泉堂」のおしるこは、まるで栗のポタージュのようだと評判。中には大きな栗が2つも入っているので食べ応えもバッチリです。
10月頃から、茶寮宝泉もしくは宝泉堂 京都駅店で食べることができます。ゆったりとした空間で秋の味わいを楽しみましょう。
京都に着いたので早々に甘いもの摂取。宝泉堂さんの栗しるこ🌰
一人旅は基本食い倒れになるで…😋#京都 pic.twitter.com/si2c4yskM2— よりこ (@P_tsubaki_D) October 28, 2020
わらび餅
希少な国産の本わらびを使ったわらび餅は、「茶寮宝泉」で食べることができます。看板メニューとも言われる「宝泉堂」のわらび餅は他のお店で食べるものとは食感も違うと話題に。なぜなら、注文を受けてから作ってくれるため。
出来立てのツルッとした食感を楽しめます。好みで沖縄の黒蜜をかけて食べれば味わいも深まります。本来の美味しさを追求した「宝泉堂」だからこそ食べられるわらび餅です。
丹波大納言小豆など利用したお菓子で有名な「宝泉堂」
→t.co/TsweKUWjjX
築100年の古民家をリノベーション。わらびの根から採った本わらび粉の本物のわらびもち。#河原町 #茶寮宝泉 #宝泉堂 #わらびもち #丹波大納言小豆 #丹波黒大豆 pic.twitter.com/Xgo1wa9iAT— #Photo阪急(阪急電鉄) (@hashphotohankyu) August 9, 2019
「宝泉堂」のお菓子はお取り寄せできる?
「宝泉堂」には、公式オンラインショップがあります。秋限定の栗きんとんももちろん販売。それ以外にも賀茂栗やしぼり豆丹波黒大寿なども購入することができます。
賀茂黒と賀茂栗も期間限定の商品として人気があります。
賀茂黒は、上質なこし餡を羊羹で包み、和三盆をまぶしたお菓子です。賀茂栗は、あんこの代わりに栗が羊羹に包まれています。
この和菓子は、鴨川上流にある真っ黒な美しい石を見立てて作られています。その石を砕いて釉薬をかけたとされる長次郎作黒楽茶碗は、かの利久のお気に入りだったそうです。
丹波の小豆を存分に楽しめる和菓子ですね。
伝統ある京の和菓子の種類が豊富な「宝泉堂」のオンラインショップなら必ず欲しいものが見つかりますよ。
夏季限定の水ようかんや豆入り寒天などもチェックしたいですね。
賀茂黒 1個 220円(税込)
賀茂黒 5入り箱 1,300円(税込)
賀茂栗 1個 270円(税込)
賀茂栗 5入り箱 1,570円(税込)
宝泉堂の賀茂黒(左)と賀茂栗(右) pic.twitter.com/4ObPYbY1iI
— 総大将🎑月見Cnt=25 (@blasenkirsche02) September 24, 2015
「宝泉堂 本店」の行き方と店舗情報
「宝泉堂 本店」は、京都でも少し落ち着いた雰囲気のある洛北にあります。ちょうど下鴨神社の北側。茶寮も歩いてたったの2分程度の距離にあるので、お茶をしてからお土産を買いたい人にもおすすめです。
また、「宝泉堂」では、下鴨神社内にある茶店「さるや」の和菓子も作っています。140年以上昔に作られていた申餅やぜんざいなど下鴨神社にちなんだ和菓子を食べることができます。
さらに、宝泉堂は京都駅にも店舗があるので、お土産をゲットしたい人はそちらもチェックしましょう。
住所:京都府京都市左京区下鴨膳部町21
営業時間:10:00~17:00
※営業時間等が変更になっている場合があるので、公式HP等をご確認ください
定休日:日曜・祝日(年末年始・夏期休業あり)