ケーキの消費・賞味期限切れは何日まであり?種類によって日持ちが違うのか解明!

ケーキを購入した際に「本日中にお召し上がりください」「できるだけお早めにお召し上がりください」の記載があると思います。

しかし、スーパーやコンビニで購入できるケーキは2、3日は日持ちするものもあり「本当に当日食べないとダメになってしまうのか?」という疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

ケーキの種類によって長持ちするものがあるのか、何の違いがあるのかなどみていきましょう。

消費期限と賞味期限の定義とは

まず本来の考え方として

  • 消費期限:安全に食べられる期限
  • 賞味期限:おいしさなどの品質が保たれる期限

消費期限を超えると安全ではない可能性があるため、食べることはおすすめできないのです。

しかし賞味期限を過ぎた商品は品質の保証はできないものの、食べられないわけではありません。

上記を理解した上で、それぞれのケーキによってどれほどの差がでるのか、みていきましょう。

ケーキの種類別の消費期限の目安は?

ケーキの種類によって使っている材料や調理が異なります。

そのため、保存可能な消費期限も違ってきます。

種類別の消費期限を知っておくことで、シチュエーションに合わせて無駄なくケーキを消費できるようにケーキを選ぶこともできるでしょう。

では、ケーキの種類別での消費期限を一つ一つみていきましょう。

チョコレートケーキの消費期限

チョコレートケーキに限らず、ショートケーキなどのデコレーションケーキの保存期間は基本的には「当日中」になります。

生クリームで装飾されていることもあるため、スポンジ生地が水分を吸ってしまうことで品質が落ちていきます。

そのためデコレーションはできるだけ早めに食べることをお勧めします。

しかし、どうしても残しておきたい場合には冷蔵庫で3~4日程度であれば保存可能。

注意点として「生のフルーツ」での装飾がある場合は原則2日以内に食べるないとフルーツが悪くなってしまうので気を付けてください。

ガトーショコラの消費期限

フルーツや生クリームの装飾がなく、シンプルため他のケーキよりも悪くなりにくいガトーショコラ。

油分が多いため賞味期限は、冷蔵庫で4~5日が一般的です。

作りたてよりも1日程度時間が経った方が、水分が均等に行きわたり生地が馴染みて「美味しい」と感じる方もいるようです!

レアチーズケーキの消費期限

レアチーズケーキは火を通さずに作っているため、基本的には当日中に食べることをおすすめします。

しかし、フルーツや生クリームの装飾がないシンプルなレアチーズケーキであれば、冷蔵庫で3日程度の保存は可能です。

チーズケーキの消費期限

レアチーズケーキではなく、ベイクドチーズケーキなどの焼く調理が含まれるチーズケーキは保存期間が冷蔵庫で3~4日程度になります。

しっかりと火が通っていることが日持ちが少し長い理由です。

しかし、チーズであることもあり常温では数時間で傷み始めてしまいます。

すぐに冷蔵保存するか、保冷材などで冷やす必要があるため、気を付けてくださいね!

ロールケーキの消費期限

ロールケーキと言っても種類がたくさんあります。

種類ごとで保存期間が大きくことなります。

  • 生のフルーツを使ったロールケーキ:当日中
  • 生クリーム入りのロールケーキ:約2~3日間程度
  • バタークリームを使ったロールケーキ:約1週間程度

上記を目安に冷蔵保存が必須です!

コンビニスイーツの消費期限はどのくらい?

コンビニスイーツは特別に消費期限が長いことがあるのでしょうか。

実際に消費期限切れでも食べたことがある方の話やコンビニスイーツの特徴をお話していきます。

コンビニスイーツは消費期限切れでも食べれる?

コンビニスイーツは特徴として防腐剤や酸化防止剤などの保存料が使われています。

しかし、消費期限が切れているものを食べることはおすすめしません。

賞味期限や消費期限近くになると値引きし、安く売っているものもあります。

その時についつい買い過ぎてしまうことも…。

「すぐに冷凍保存した」「冷蔵保存で1~2日くらいなら大丈夫だった」という声もありましたが、スイーツの種類やご自身の体調によっても影響は異なります。

食べるのであれば「自己責任で…」ということになりますね。

ケーキの消費期限切れは何日まで大丈夫?5日はアウト?

5日経過していても冷蔵庫でしっかり管理されていた状態であれば食べられなくはないです。

しかし、体調に影響があることも認識した上で自己責任でということになるでしょう。

風味が落ち、クリーム部分は乾いたり、苦みなどがある場合もあります。

ケーキを当日中に食べきれない場合は一つ一つラップにくるみ、冷凍保存がおすすめです。

冷蔵庫内で解凍していくことで数日経ってから食べても美味しい状態を保つことができますよ!

ケーキは腐るとどうなる?判断方法とは

ケーキの種類によって消費期限が異なることが分かり、大体の目安はできたと思います。

しかし「本当に腐ってない?」と実際に目の前にあるケーキを見て判断する方法も知っておくことでさらに厳重に確認することができるでしょう。

見た目を確認することで「食べない方が良い」と判断する項目を紹介していきます。

  • 青や緑のカビが生える
  • 生クリームの油分が分離し黄色に変色
  • フルーツが黒ずむ
  • 鼻にツンと来る酸っぱい嫌な臭いがする

上記の4点のいずれかが当てはまる場合は腐っている判断をして良いと思います。

また、食べてしまってから舌がしびれる感覚があった場合は危険です。

確実に腐っている証拠になります。

ケーキは種類によっては腐りやすいものもあるため、賞味期限・消費期限が切れていた場合はまず状態を確認することをおすすめします!

賞味期限切れのケーキは冷凍したら消費期限切れでも食べられる?

ケーキは冷凍することで、冷蔵よりも長く保存することができます。

しかし、品質を保つために賞味期限が切れる前に冷凍する必要があります!

そして消費期限が過ぎる前に適切な方法で解凍することで通常よりも長くケーキを楽しむことができるのです。

冷凍保存の場合は基本的に3~4週間程度もつ。

冷凍保存してもある程度の品質を保ることのできる主な種類は下記の5種類など。

  • ガトーショコラ
  • チーズケーキ
  • ミルクレープ
  • ロールケーキ
  • シュークリーム

基本的に調理段階で焼かれているガトーショコラやチーズケーキなどは、冷凍保存で最長で1ヵ月ほど持つことが可能です。

フルーツを使ったケーキは、解凍する時にフルーツから水分が出てしまいます。

この現象からケーキ自体の食感が変わってしまうのです。

そのため、冷凍には不向きと言えるでしょう。

ケーキを冷凍する時のコツ

ケーキを冷凍保存する際に気を付けるポイントをお話していきます。

ケーキを1切れずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れることで空気に触れて劣化することが防げます。

また、トッピングのありラップで包むことが難しいケーキの場合は、深さのある容器を逆さにすることで活用できます。その容器のふたの上にケーキをのせて、容器本体を被せることで完成。

そのまま冷凍することで形を崩さずに保管することができます。

解凍方法は冷蔵庫に移動させ、2時間程度置いておくことで美味しさを保ちながら解凍することができます。

まとめ

ケーキの種類によって消費期限が変わることが分かりましたね。

さらにケーキの種類だけではなく、使用している材料やトッピングの種類も大きく影響します。

一番の目的として「美味しく食べられるように!」を大切に考え、保存方法に一手間加えることで美味しい状態で保管しましょう。

基本的には商品に記載されている消費期限に従って美味しく召し上がれるタイミングを確認してくださいね!

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