ホットケーキの生焼けを食べてしまったらお腹壊す?判断する方法や対処法とは

ホットケーキはどのくらい焼くことがベストなのか…。

判断が難しく「生焼けで食べてしまった…」ということもあるのではないでしょうか。

ホットケーキが生焼けになってしまうと体調を壊すこともあるのか、生焼けではないことを判断するための方法はあるのか、など一つ一つ確認していきたいと思います。

ホットケーキの生焼けはなぜ食べても大丈夫?

「外側が焼けてるから…」と言って完成させてしまうと中身が「生だった…」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

生焼けのまま食べてしまったけれども大丈夫なのか、心配になりますよね。

健康への影響を含めて、解説していきたいと思います。

ホットケーキの生焼けを食べた後に腹痛の心配があるのは食後何時間?

ホットケーキを生焼けで食べてしまうと下痢や腹痛になることがあります。

小麦粉が十分に加熱できていないことで「消化不良を起こす」ためです。

では、消化不良の症状が発生するのは食後のどのくらいの時間なのでしょうか。

人によって発生までの時間は異なりますが、食後30分〜6時間が一般的です。

食べてから一定の時間経過しても、症状が見られない場合は安心していいと言えるでしょう。

ホットケーキの生焼けで腹痛の心配はない理由

ホットケーキの生焼けを食べてしまった時に「大丈夫かな」と心配する方もいるでしょう。

しかし、基本的には生焼けのホットケーキを食べてしまったからといって腹痛をおこす可能性は低いのです!

なぜかというと、ホットケーキの材料は主に小麦粉、生卵、牛乳などであり、これらは全て生でも食べることができるから。

そのためこれらの材料から出来ているホットケーキは生焼けでも基本的には大丈夫です!

しかし小麦粉は熱することによって消化が良くなりますが、生で食べてしまうと、消化されにくく腹痛を起こすことも…。

一般的に健康な方は過剰な量の摂取をしない限り大丈夫ですが、体が弱っていたり小さなお子さまなどは気を付けた方が良いと思います。

ホットケーキの生焼けが好き!妊娠中や赤ちゃんへの影響は?

ホットケーキが生焼けであると体調を気遣う反面「生焼けくらいがちょうど良くて好き」という方もいるようです。

そんな中で妊婦さんである場合には、生焼けのホットケーキは気を付けた方がよいのか。

赤ちゃんへの影響があるのか、などお話していきたいと思います。

妊娠中に生焼けを食べても大丈夫?

妊婦さんは細菌感染しないように細心の注意を払う必要があります。

そんな妊婦さんが生焼けのホットケーキを食べてしまったら「すぐに病院に行く?」「様子を見て大丈夫?」などの対応方法は何が正しいのか、みていきましょう。

まず、基本的には生焼けのホットケーキを食べてしまったからと言って焦る必要はありません。

下痢や腹痛の症状が出ても、一定の時間で収まれば大丈夫です。

心配で病院に行った方がお医者さんに「大丈夫!大丈夫!」と言われたという話もありました。

生焼けを食べてしまった時の赤ちゃんへの影響について

妊娠中は胎児への影響を考え、神経質になってしまうことが多いですが、ホットケーキの生焼けは胎児への影響はそこまで心配する必要はなさそうです。

しかし、生焼けであることよりも糖質を気にして摂取を適度にした方が良いでしょう。

またホットケーキミックスを使用する場合は添加物が含まれています。

妊娠糖尿病や添加物の過剰摂取に注意してみてください。

ホットケーキの生焼けを判断する方法

ちょうど良い焼き目がついているのに、中身は生焼けなことがあるホットケーキ。

「しっかり焼こう!」と思って、強火で焼いてしまうと焦げてしまう…。

では美味しいホットケーキになったかを確認する方法をそれぞれ解説していきます。

爪楊枝や竹串で生地を刺してみる

ホットケーキに限らず、お好み焼きやケーキなどの焼け具合を確認する際に活躍するのが「爪楊枝」や「竹串」ですね。

  1. 生地の中心部分に垂直に刺す
  2. 生地が竹串にくっついてくるのであれば生焼け
  3. ベタベタ感なく、竹串に生地が付かない場合は火が通っている

生地を切って確認するよりも見た目に大きな影響もなく、安心して刺すことができますね!

 

生地が膨らんでいる状態で確認する

ホットケーキは生地に火が通ると、膨らんで厚みが出てきます。

生地から厚みが感じられない場合はまだ火が通っていない証拠になります。

最初に流し込んだ厚さを覚えておいて「お!膨らんできた」と目に見えて確認することができたら、焼き上がりのお知らせになるでしょう。

焼き色を見て判断する

ホットケーキの程よい焼き色は「きつね色」ですが、生焼けの状態だと「白っぽい色」になります。

火力にもよるため、外側が一気にきつね色になったのに中は生焼け…という場合もあります。

そのため、焼き色だけで判断するのは難しいのです。

ずっと弱火で焼き続けているときつね色にはなりませんが、中身まで火を通すことは可能です!

焼き色は火加減を確認しながら目安として見ていくことをおすすめします。

ホットケーキを生焼けのまま食べないよう防ぐ対処法!

生焼けの状態で食べることを防ぐために、上記でお伝えした確認方法に加えて調理段階での対処法もあります。

どちらも行うことで、さらに生焼けではないホットケーキを食べることができるでしょう。

仕上げとして一つの工程をプラスする2つの対処法をご紹介していきます。

火加減を調節して蓋をして焼く

一手間加えて、蒸し焼き状態にすることでパサパサになることも防げる方法です。

  1. フライパンを強火で熱する
  2. 火を止め濡れ布巾の上に10秒置く
  3. フライパンにホットケーキを入れ、フタをする
  4. 弱火で30秒から1分程度焼く

火加減がポイントとなり、火を強くすると焦げてしまうため注意してください。

電子レンジで温める

ラップをかけて電子レンジで温めることで、生焼け部分を簡単に加熱することができます。

20秒ほどで様子を見ながら温めてみてください。

注意点として電子レンジで温めすぎてしまうと固くなってしまうため、少しずつ行ってくださいね!

ホットケーキを生焼けのまま冷凍するのは危険!?

ホットケーキは冷凍しておくことで保存することができます。

しかし生焼けの状態で冷凍することは可能なのでしょうか。

ホットケーキというよりは、生卵を加熱せずに保存するということがNG!

食べる時には電子レンジで温めると生焼けではなくなりますが、食品の衛生上を考えると、生焼けのまま冷凍することはおすすめできません。

しっかりと焼いて冷凍保存することで1か月程度持つようになりますよ!

まとめ

ホットケーキは生焼けでもお腹を壊すことはあまりないことが分かりましたね。

ただ、大量に食べたり体調が悪い時に食べてしまうと、まれに不調を引き起こすことがあるので気を付ける必要があります。

冷凍保存でも十分美味しく食べられるホットケーキなため、小腹が空いた時やお子さまのおやつに大活躍してくれるでしょう。

その日の気分で様々なトッピングアレンジも楽しんでみてください。

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