クレープは冷凍保存できる?生地・生クリームの冷凍のコツや解凍方法も!

「クレープが余ってしまったけど、冷凍保存って可能なの?」

「クレープ生地ってどうやって解凍したらいいの?」

このように感じた人もおられるかもしれません。

今回の記事では、これらの疑問にお答えし、生地や生クリームの冷凍・解凍のポイントもしっかり説明していきます。

食べきれないクレープは冷凍保存ができる?

食べきれないクレープは冷凍保存ができる

結論からお伝えすると、クレープは冷凍保存が可能です。

とはいえ、クレープの中身によって保存方法が異なるため、1つずつ説明していきますね。

冷凍させたいクレープの粗熱を取り除き、空気が入らないように密閉させることによって、解凍したときに風味を失わずに美味しく頂くことができます。

では、どのようにすれば上手く冷凍保存出来るのか、その方法についてお伝えしていきますね。

クレープの冷凍保存方法は?

クレープの冷凍保存方法は

冷凍保存したいクレープの中身としては下記のようなものが挙げられます。

クレープの生地だけ保存
クレープの生地+生クリームを保存
クレープの生地+生クリーム+フルーツを保存

クレープの中身によっては、冷凍保存することによって風味を失ったり、解凍したときにべちゃべちゃになってしまうものがあります。

もう一度美味しく頂くためには、それぞれのクレープの中身に合った保存方法をすることが大切です。

順番に見ていきましょう。

クレープの生地だけを冷凍保存する方法

クレープの生地を冷凍するための手順は次のようになります。

  1. 焼いたクレープの粗熱をとる
  2. 一枚ずつラップで包む
  3. 包んだクレープをフリーザーバックに入れる
  4. 冷凍庫に入れる

大切なのは、クレープをラップで包むときに空気が入らないようにすることです。

空気が入ってしまうと酸化や乾燥が起きやすくなり、風味が失われてしまうため、しっかりと密閉するようにしてください。

また、急速冷凍するため、生地が厚くなりすぎないようにする必要があります。

同じフリーザーバックに入れる生地は、5枚程度までにしておきましょう。

クレープの生地+生クリームを冷凍保存する方法

生地だけを冷凍保存するときにの手順のうち、始めの粗熱をとる作業以外を同様に行えばOKです。

大事なポイントも同様で、風味が失われないように、クレープをラップで包むときにはしっかりと密閉しましょう。

クレープの生地+生クリームにフルーツを冷凍保存する方法

こちらも冷凍保存の方法は生地だけのときと同様に行えます。

しかし、フルーツを一緒に冷凍してしまうと、解凍する際にフルーツの汁が出てきてしまい、クレープの生地がべちゃべちゃになってしまいます。

可能ならば、フルーツは生地とは別にして冷凍すると良いでしょう。

冷凍保存の注意点やポイントは?賞味期限はどのくらい?

冷凍保存の注意点やポイントは 賞味期限はどのくらい

冷凍保存が出来るといっても、あまりにも長い時間冷凍保存していると、せっかくのクレープの美味しさも激減してしまいます。

どの程度の期間なら冷凍保存が可能か、賞味期限はどの程度なのかを知り、解凍したクレープでも美味しく頂けるようにしましょう。

市販品や自家製・手作りクレープの冷凍保存方法に違いはある?

結論から言うと、市販品と手作りクレープの冷凍保存方法に違いはありません。

前述したように、空気に触れないようにしっかりと密閉して冷凍することが、クレープを解凍したときに美味しく頂ける大切なポイントになります。

基本は急速冷凍!冷凍庫を開けないのもポイント

クレープを冷凍するときには急速冷凍をするようにしましょう。

これは、一気に冷凍することで、クレープ自体の美味しさを外に逃がさないようにするためです。

冷凍庫を何度も開け閉めしていると、その分冷凍するのに時間がかかってしまい、風味も逃げてしまうため、急速冷凍している間は冷凍庫を開けないようにしましょう。

冷凍したクレープの賞味期限や保存可能な期間

市販クレープの場合、未開封だと賞味期限は製造日から1年前後とされています。

手作りの場合は冷凍したクレープ生地は2週間程度までなら保存が可能です。

いずれにしても、開封後はなるべく早く食べきることを推奨されているため、解凍後はすぐに食べるようにしてくださいね。

冷凍クレープを上手に解凍する方法

冷凍クレープを上手に解凍する方法

ここまでは、クレープの冷凍方法についてお伝えしてきました。

実は、解凍方法にも、クレープを美味しく頂くためのポイントがあるのです。

解凍の仕方によっては衛生面に問題が出てきてしまうものもあります。

安全に美味しく頂ける解凍方法を説明していきますね。

冷蔵庫での解凍がおすすめ

まず、クレープを解凍するときには、衛生面を考慮し、冷蔵庫で解凍するようにしましょう。

細菌は5~60度程度で繁殖するため、15~20度程度の室温は細菌にとって最適な環境となり、食中毒を引き起こしやすくなってしまいます。

冷蔵庫での解凍は、常温や流水による解凍よりも時間がかかってしまいますが、その分衛生的であり、味を保つことができます。

常温やレンジでの解凍はできる?

冷蔵庫で解凍する他にも、もちろん常温や電子レンジを用いての解凍は可能です。

しかし、常温で解凍した場合だと、前述したように衛生面が冷蔵庫での解凍するときよりも劣ってしまうだけでなく、解凍のしすぎにより生地を傷めてしまうことがあります。

電子レンジの場合は、冷蔵庫や常温での解凍に比べてかなり短時間で解凍が可能ですが、クレープ生地が冷凍前よりもパサついた食感になってしまうというデメリットがあります。

フルーツ入りクレープは完全解凍ではなく半解凍がおすすめ

フルーツが入っているクレープは、半解凍で食べることがおすすめです。

完全解凍してしまうと、フルーツの汁が出てきてしまい、せっかくの生地もべちゃべちゃになってしまうためです。

フルーツが噛めるくらいの硬さまで解凍できたら食べると良いでしょう。

冷凍クレープを解凍すると生地のもちもち感はどうなる?

クレープのもちもち感は、冷凍する際にしっかりと密閉しておけば解凍しても損なわれません。

正しく冷凍・解凍を行えば、解凍しても美味しいクレープ生地を楽しむことが出来ますよ。

プロが作るクレープレシピもご紹介!

プロが作るクレープレシピもご紹介

家でも簡単に作れるプロ直伝のクレープレシピをご紹介していきます。

どのレシピも本当に気軽に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

【プロ直伝】もちもちクレープ生地レシピ

こちらはクレープ生地のみのレシピになります。

クレープ生地にはもちもち系とパリパリ系がありますが、今回はもちもち系のレシピを紹介しています。

作るときのポイントまでしっかり説明されていますので、初めてクレープを作る方でも簡単に作れておすすめです。

王道のチョコバナナクレープ

クレープと言えばチョコバナナクレープと思う方が多いほど、定番のクレープですよね。

そんなチョコバナナクレープを家庭で気軽に作れるレシピです。

動画も用いて説明しており、作る手順もイメージしやすくなっています。

米粉のいちごクレープ

米粉を使った、少し変わったタイプのクレープです。

いちごを使ったレシピなので、春にピッタリのスイーツと言えますね。

小麦アレルギーを持つ方やお子様がおられる家庭でもクレープを楽しめるレシピとなっています。

食べきれなかったクレープは冷蔵より冷凍保存がおすすめ!

今回の記事を通して、下記の内容をお分かり頂けたと思います。

クレープは冷蔵だとすぐに消費しなければならないが、冷凍すれば最大2週間程度まで美味しく食べられる
衛生面や食感を保つためにも、冷蔵庫での解凍がおすすめ

食べきれなかったクレープでも、正しく冷凍すればもう一度美味しく頂けます。

今回紹介した内容を踏まえて、クレープの保存方法について工夫してみてくださいね。

ginchanジンジャーブレッドちゃん 愛称:ジンちゃん

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町のお菓子屋さんのお菓子を通じてお菓子の文化を広めるために活動しています
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