【素朴な味わいが大人気】奈良市「こたろう」一丁焼きの鯛焼き
1909年頃から存在していると言われ、今では日本の定番お菓子となった鯛焼き。最近は可愛らしい見た目で、日本人だけでなく海外の方からも人気を集めています。
奈良市東向南町に店舗を構える「こたろう」は、鯛焼き愛好家の中でもファンの多い、昔ながらの一丁焼きのたい焼きを提供するお店です。地元の方からも愛されていて、口コミでも高評価を獲得しています。
今回は、そんな「こたろう」で食べられる一丁焼きの鯛焼きについてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
奈良に着いて、最初の食べ物! #こたろう #鯛焼き pic.twitter.com/mcWtkMRPOn
— WhiteNUTS (@White__NUTS) September 30, 2019
目次
「こたろう」はどんなお店?
「こたろう」は、ならまちのはずれにある小太郎町で2009年に開店した、一丁焼きのたい焼き屋さんです。これまでに2回移転されています。小太郎町で創業後、2018年に西寺林町へ、2020年からは現在の奈良市東向南町の店舗で営業中です。
現在の「こたろう」の店舗は、より近鉄奈良駅から近く便利になりました。白い壁に格子の窓がついた素敵な外観。店先には年季の入った木製の鯛焼きの看板が掛けられていて、趣が感じられます。
「こたろう」では、注文してから丁寧に焼いてくれる鯛焼きがとっても美味しいと評判です。待っている間に気さくな店主さんが、鯛焼きの歴史などを教えてくれるのも人気の秘密。お店は興福寺へ行く坂の途中にあるので、食べ歩きにも最適です。
お久しぶりの一丁焼き(鯛焼き)、だいぶ前にこたろうさんがまだ京都の仁王門通にあってそこで食べて以来。出来立てアツアツに撮る前に思わず齧り付いてしまったやで(笑)
食べながら、店主と仁王門時代のお話と狐菴さんのお話などしてきたよ〜。(狐菴の店主がこたろうにて鯛焼き修行してはる) pic.twitter.com/UbRyIOiMgi— コウ○○ (@akoatcmm) June 26, 2021
「こたろう」一丁焼きの鯛焼きとは?
「こたろう」で提供している一丁焼きとは、鉄板などで一度にたくさん焼く鯛焼きではなく、鋳物の焼き型を使い一匹ずつ焼いていく昔ながらの製法のこと。一本焼きや天然鯛焼きとも言われています。
一丁焼きは100年前から続く焼き方で、「こたろう」では100年物の型を使用して強火で一気に焼き上げていきます。全体を均一にこんがりとした焼き加減にするため、約3kgの鋳型を高速回転させて焼くのが、「こたろう」流の一丁焼きだそうです。
「こたろう」のこだわり
「こたろう」の鯛焼きは、素材にもこだわっています。皮生地には砂糖や卵を使わず、小麦粉とわずかな上新粉のみを使用しているので、パリパリ香ばしい素朴な味わいです。餃子のようなハネがついているのも特徴。
自家製のつぶ餡は北海道産の製餡用小豆を使用し、白ザラメだけであっさりと炊き上げています。皮の中にはたっぷりと餡が入っていますが、甘さ控えめなのであっさりと頂けます。飽きの来ない美味しさで、皮との相性もバッチリです。
作り置きをしないことにもこだわっていて、注文を受けてからコンロに火を入れ焼いていきます。季節や天候によっても焼き時間が変わるそうです。
これだけ手間暇をかけ、こだわっているからこそ「こたろう」の鯛焼きが最高に美味しいと絶賛されているのでしょう。
こたろう鯛焼き @ 奈良奈良
鯛焼き
小腹が空いたので一丁焼きの鯛焼き
注文聞いてから1匹1匹焼き上げるので時間は少々掛かりますがアツアッ pic.twitter.com/vlhpTf2lp1— コーラ。 (@cola1co) December 16, 2020
「こたろう」にはどんな種類の鯛焼きがある?
鯛焼き
「こたろう」が初めての方には定番の鯛焼きがおすすめ。一度に2個焼き上げるので、2個つながった跳ね鯛焼きを買って帰る方も多いです。
(現在は1個での販売を行っていないとの情報もありますので、ご確認ください)
値段 1個 200円、跳ね鯛焼き 400円
散歩🚶♀️行って来ました。
帰りに久々にこたろう鯛焼き
お昼に食べよっと😋 pic.twitter.com/JWXIJmySof— あけみ (@6TbQerDwMuZ1EV8) November 9, 2020
うす焼き
地球上で一番薄い鯛焼きの「うす焼き」も人気。ぺちゃんこですが、味はちゃんと鯛焼きになっています。
値段 300円
地球上で一番薄いたい焼き‼️
これがその「うす焼き」奈良市(東向商店街)の一丁たい焼き
【こたろう】さんにて😋 pic.twitter.com/Z9F3as9Zo2— ミコチャン (@mikotyan2011) January 8, 2021
鯛の形以外の鯛焼き
「こたろう」には、鯛の形以外の鯛焼きもあります。焼き加減が異なり焼くのが難しいため、他のお店ではなかなか扱っていないようです。鮎や鶴と亀など珍しい形のものが食べられますので、ぜひ味わってみて下さい。
値段 鮎焼き 600円、鶴亀焼き 400円
こたろう親方の一丁焼きたい焼き❣️
おめでたい㊗️鶴亀をいただきました✌🏻#たい焼き #奈良 #こたろう pic.twitter.com/60vUovwAoi— nabedon🐶♪#、 (@nabedon_306) January 9, 2018
「こたろう」の鯛焼きはテイクアウトできる?
「こたろう」の鯛焼きを手にしたら、まずは焼き立てアツアツの状態を食べてみて下さい。出来立ての鯛焼きのパリパリ感はたまりません。もちろんテイクアウトして持って帰ることも可能です。希望すれば紙袋に入れてもらえます。
「こたろう」の鯛焼きは日持ちするの?賞味期限は?
「こたろう」の鯛焼きは天然モノですので、できるだけ早めに食べてください。冷めてから食べる場合は、トースターで温めるとパリッとした食感になります。
その日のうちに食べられないものは冷凍保存も可能。一匹ずつラップで包んで冷凍庫へ入れてください。食べる時は常温で解凍すればOKです。
「こたろう」の混雑状況は?予約はできる?
「こたろう」は、時期やタイミングによっては行列ができている日もあるようです。注文を受けてから焼くので、混雑していなくても5~10分ほどの待ち時間は必要。焼き立ての美味しさは待つ価値が十分にありますよ。
予約については、お電話(090-3238-0297)でご確認ください。
こたろう いま「うす鯛焼き」が評判になっている 奈良市 pic.twitter.com/tLOECiIb1Y
— 松永洋介/ならまち通信社 (@narapress) October 21, 2020
「こたろう」の店舗情報
アクセス方法は?駐車場はある?
「こたろう」へのアクセス方法は、近鉄奈良駅から南へ約150m。近鉄奈良駅2番出口からひがしむき商店街へ。アーケードの途中で興福寺への坂を上がります。30mほど歩いたら右手側に見えてきます。
専用駐車場はないようですので、お車を利用される場合は近隣のコインパーキングを利用してください。
営業時間・定休日は?
「こたろう」の営業時間は、9:00〜19:00です。年中無休となっています。
(営業時間等が変更になっている場合がありますので、公式HP等をご確認ください)
お店の最新情報は公式SNSで確認できる
「こたろう」の最新情報は、公式Instagram・Facebook・ツイッターで確認できます。商品の情報などが投稿されていますので、来店前にはチェックしてみてくださいね。
#こたろう#鯛焼き
一丁焼きで作る鯛焼き
美味しい❤ pic.twitter.com/GcnWwoKDW6— kotokoto6 (@kotokoto624) February 15, 2021
住所:奈良県奈良市東向南町16
営業時間:9:00〜19:00
定休日:無休