京都の老舗「老松」の和菓子でおもてなし!ぜひ一度ご賞味あれ

京都最古の花街『上七軒』に本店を構える、創業明治41年の老舗『老松(おいまつ)』。

由緒正しき最古の花街には、京都ならではの厳かな雰囲気があり、この老松も店内の照明を絞り、折の正しい接客でその雰囲気を存分に味わえる和菓子屋さんです。

今回は、昔ながらの日本人の心を感じられる京都の老松をご紹介します。

老松について

100年以上の歴史をもつ老舗和菓子店として知られてている老松。

老松は、京都の上七軒に本店を構えています。町家の店舗は京都らしさ、老松の積み重ねてきた歴史を感じることができます。現在4代目に引き継がれています。老松に行くと、ショーケースには様々な和菓子があり、どれも美しく、惹かれてしまいますよ。

老松は北野にある本店以外にも、嵐山、百貨店の大丸でも店舗があります。また、東京でも新宿伊勢丹に店舗があり、毎日生菓子と干菓子を特別輸送しています。

和菓子作り体験も!老松の和菓子作りへの思いとは?

老松が持っている和菓子への思いは『和菓子はおもてなしの一つ』であるということ。お茶会などでふるまわれる茶菓子はおもてなしの心そのもの。

どの店舗でもオーダーメイドを受け付けているのが老松の大きな特徴の一つなのですが、それも『もっと身近に自由におもてなしを楽しんでほしい』という心から。

老舗となると敷居が高そうに感じますが、そうではなく、お茶に普段から親しんでない人でも、気軽にお菓子におもてなしの心を反映することで、その楽しさを感じてほしいということでした。

だから盛況の京菓子作り体験を開催している老松の店舗もあるのですね。

老松の京菓子体験をブログで載せている人も多いですが、5つ作れて2500円(税抜き)というお手ごろさや、一つはその場でお茶と一緒に食べ、4つはお持ち帰りという粋なスタイルから楽しかったというお声も多いです。

10日前までに予約が必要なので、興味がある方は体験を実施している老松の店舗まで電話で予約して下さいね。予約の際の電話番号は075-463-3050(北野店)、075-881-9033(嵐山店)です。

実際の体験の段取りも、一つ一つ京菓子の作り方を丁寧に説明するというよりは、材料が与えられて、一通り実践を見せてもらった後は自由に作ってくださいというものだとか。

あくまで作法通りに同じものを作らせるのではなく、一人一人が思いや考えを込めて作ることで京菓子と向き合わせるスタイルは、『文化教育活動』として京菓子を広めている老松らしい素敵な空間だと感じます。老松のある京都の歴史や季節感も感じられるはずです。

老松のおすすめ商品をご紹介

さて、ここまで老松の和菓子への思いや、老松の京菓子作り体験教室のお話をしてきましたが、老松は和菓子屋さん。もちろん老松が作っている和菓子も販売しています。

そのなかで老松のおすすめの商品をいくつかご紹介します。

御所車

まず御所車。こちらはお値段6個で692円(税込み)で、現在老松を切り盛りする4代目ご主人のお父様、3代目が考案したお菓子です。3センチほどの小さな白い皮に甘さ控えめの粒あんが入っており、お年寄りや甘いものが少し苦手な男性からも人気のお品です。

香果餅

1つ194円(税込み)の『香果餅』は、見た目こそ華やかではないですが、収穫祭で餅を分け合う中国の文化を元にしてできたお菓子で、木の実や果実をそぼろ状の記事で焼き上げたもの。

その他のお菓子

他にも老松には、先代から受け継がれてきた定番菓子はもちろん、職人さんが自由な発想で作る創作菓子、季節のフルーツを使用した限定菓子など、数多くの和菓子に出会うことができます。

オーダーメイドも含め、1つ500円程度というお手ごろな価格帯。ぜひ一度ご賞味ください。

老松の通販事情

老松はオンラインストアがあるので一部商品はお取り寄せ可能です。お家でも老松のお菓子を楽しみたい方、贈り物にしたい方などはぜひ利用してみて下さい。

ご利用はこちら↓

老松のオンラインストア

老松 まとめ

老松をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

日本人で良かったと思える和菓子に出会えますよ。京都に行く際には、老舗・老松にぜひ足を運んでみてくださいね。

店舗情報
店名:老松 北野店

住所:京都市上京区北野上七軒

定休日:不定休

営業時間:8:30-18:00

店舗情報
店名:老松 嵐山店

住所:京都市右京区嵯峨天龍寺

定休日:不定休

営業時間:9:00-17:00