『【今出川】予約なしで購入できる!「塩芳軒」の粋な和菓子』

京都には老舗和菓子店が多く存在します。そして、どのお店にも代表銘菓があり、それを全面に打ち出す店も少なくはありません。
そんな数ある老舗和菓子店の中から今回ご紹介するのは、生菓子、干菓子ともに扱う店「塩芳軒(しおよしけん)」です。塩芳軒は創業百有余年の老舗菓子屋です。

通常、和菓子店の多くは、生菓子か干菓子のどちらかを専門とすることが多いのですが、塩芳軒はこの両方をバランス良く取り揃え、またその見た目も愛嬌たっぷりなのが特徴です。

敷居の高い京都の和菓子店、そんなイメージを良い意味で覆す塩芳軒を、詳しくご紹介させて頂きます。

塩芳軒が人気の秘密とは?

京都の数ある老舗和菓子店の中でも、塩芳軒が人気の理由は色々あります。

和菓子は言うまではありませんね。生菓子、干菓子の両方があり、季節を感じられ、味も良く見た目も美しいこともあり、とても人気です。そして、立地や風格ある店舗の建物。立地は、あの豊臣秀吉が建てた聚楽第の跡地のそばであること、そして塩芳軒の建物は京都を代表する有形文化財に指定されています。建物もみる価値がありますよ!

ついでですが、聚楽第という言葉でピンときた方もいるかもしれませんが、京都には「聚」という漢字が店名についた「聚洸」という人気の和菓子屋がありますが、塩芳軒は聚洸の店主のご実家だそうです。

塩芳軒の和菓子を購入する際は賞味期限の確認を!

塩芳軒では生菓子、干菓子ともに扱う店とご紹介しましたが、生菓子、干菓子では賞味期限が大きく異なります。

生菓子の賞味期限は短い一方、干菓子は結構日持ちします。塩芳軒で和菓子を購入する際は、賞味期限も考慮した上でお菓子を選ぶようにしましょう。

塩芳軒のおすすめ和菓子

ここからは塩芳軒のおすすめ和菓子をご紹介します。

ころりん可愛い和三盆糖『雪まろげ』

塩芳軒が生み出す干菓子。その中でも大変人気の高い『雪まろげ』。ころんとした丸いシルエットの和三盆糖が箱の中に陳列する様子は、まさに愛嬌そのもの。口の中に入れると、その名前の通り、雪のように口の中で溶け広がります。
味は2種類。白と淡いピンクの『紅白』と、京都らしい『抹茶』。それぞれお値段は20個入り800円。

『雪まろげ』の賞味期限は常温保管で30日。干菓子のため日持ちが長く、手土産にも最適です。

塩芳軒の雪まろげは京都土産にもおすすめです。

干菓子の名作、塩芳軒の『さざれ石』

『さざれ石』は京都「塩芳軒」に数ある干菓子の中でも特に名作と言ってよいのではないでしょうか。その見た目は、やや歪。しかし、そんな不揃いの様子に、しっかりと愛嬌と”古き良き”までもが存在しています。
口どけの良さと、ほんのりと優しい甘みは、ついつい手が伸び、程よくクセにもなります。
お値段は一箱821円。
塩芳軒の『さざれ石』、ぜひ一度、ご賞味あれ。

ピンク化粧した『花びら餅』

年末年始、全国の和菓子店にお目見えする『花びら餅』。

もちろん塩芳軒でも取り扱っています。
白味噌とごぼうを餅で挟んだ『花びら餅』は、その見た目がまさに”花びら”のようであることから、そのような名前になりました。
近年、ほとんどの『花びら餅』には、ごぼうが1本入っているのがスタンダード。しかし、塩芳軒は昔ながらの伝統そのまま、2本のごぼうが入り、ほんのりとピンク色に化粧されたお餅がなんとも愛らしいのです。新年、家族みんなの健康を祝いながら塩芳軒の『花びら餅』を頂く。そんな時間の過ごし方も良いのでは。

塩芳軒の代表銘菓・聚楽

初代から作られているという塩芳軒の代表銘菓です。豊臣秀吉が建てた聚楽第跡が近いことから名づけられたそう。独特な風味の生地と、聚楽用に作った餡がよく合っていて美味しいです。

二十四節気と和菓子

日本では冬至や夏至のように全部で24の季節を表す表現があります。カレンダーに書いてある場合もあります。塩芳軒ではこれらの24の暦を和菓子で表現しています。二十四節気それぞれに1つずつ和菓子があり、毎年和菓子は変わります。塩芳軒のHPで過去の和菓子を見ることができます。

ぎふとにおすすめ!ぱっと華やぐ、『千代結び』

京都へ旅行へ行った際の手土産に京都らしいものを選びたいけれど、ちょっと変わったものがいい・・・そんな方に是非ともおすすめしたいのが塩芳軒の『千代結び』。
色とりどりの飴が並ぶその様はもちろん、現代的なスタイリッシュなパッケージも魅力。まるでカラフルなガラス細工のように繊細さを併せ持つ、可愛らしい飴なのです。
女性へのギフトに大変おすすめの一品。

塩芳軒のその他の和菓子

塩芳軒でおすすめの商品はここでは紹介しきれないほどたくさんあります。

水無月やちまき、久里最中や丸最中、みのる里、季節の蒸菓子、季節の御干菓子などなど。季節によっても異なるので、いつ行っても素敵な和菓子と出会えますよ。

塩芳軒の和菓子は予約がおすすめ

京都に数多く存在する有名和菓子店、そのほとんどは、完全予約制でないと入店できないことが多いです。しかし、塩芳軒の和菓子は、予約しなくても買えるといえば買えます。ただ、お目当ての商品が売り切れていたということになるかもしれません。特に、ちまきや水無月といった京都の風習と結びついた季節の和菓子は予約も難しいことがあるそうです。

塩芳軒は有名店ということもあり、売り切れることも多いため、電話で確認するのが一番確実です。もしも予約なしで塩芳軒に行く際は、午前中をおすすめします。

塩芳軒では季節によって取り扱い商品が異なるので、予約の際は商品があるかどうか確認した上で予約するようにしましょうね。

「塩芳軒」の通販情報

今までは一部商品に限られますが、高島屋オンラインストアや伊勢丹オンラインストアで塩芳軒のお菓子の取り扱いがありました。売り切れていることが多かったのが難点でした。

そんな塩芳軒にオンラインストアがオープンしています。
2020年4月25日に公式HPでお知らせが出ています。

塩芳軒のお菓子をより購入しやすくなりますね。
ぜひ一度塩芳軒のオンラインストアを覗いてみて下さいね。

塩芳軒のオンラインストア

大人の嗜み、『和菓子×日本酒』のペアリングイベントを開催

京都の老舗和菓子店とあれば、”昔ながらの伝統”に重きを置くことが漠然と多いイメージがあります。しかし、塩芳軒は、その”古き良き伝統”と”現代”とをうまくマッチングさせ、大変ユニークなイベントを開催しているのです。それが『和菓子×日本酒』のペアリングを楽しめることを目的としたイベントなのです。

「和菓子といえば、お茶と一緒に嗜むもの」そう私たちは思いがちですが、実は意外にも日本酒とも相性が良いのです。改めて思えば、どちらも日本の文化、ですものね。合わないわけがありません。塩芳軒が和菓子と日本酒の相性の良さに気づかせてくれます。

2018年の12月2日(日)にも、文筆家、君野倫子さんのファシリテーションにより、このイベントが開催されました。『和菓子×日本酒』の最高の組み合わせに出会い、毎日を、より肉厚で、豊かなものにする。そんな経験に触れるのも悪くないのでは?

「塩芳軒」とは

塩芳軒は京都の老舗和菓子店です。創業は1882年。

塩芳軒が作り出す京菓子とともに、印象深いのは、その店構えです。黒染めの長のれんと水引のれんを象徴に、その風格ある店舗は、京都市歴史的意匠建造物にも指定されたほど。塩芳軒のお菓子だけでなく、店の佇まいに惹かれて塩芳軒を訪れる人もいるはず。初めての方でも躊躇せずぜひ塩芳軒を訪れてみて下さい。塩芳軒の店員さんも丁寧に接客してくれます。

塩芳軒は、京都の老舗和菓子店「塩路軒」から、初代・高家芳次郎が別家し、創業されたお店なのです。以来、塩芳軒は「京の楽しみを 御菓子にうつす。」ことをモットーに、京都らしい京菓子を作り続けています。

塩芳軒 店舗情報

店舗情報
店名:塩芳軒

住所:京都府京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180

定休日:日曜・祝日・月1回水曜日(不定)

営業時間:9:00~17:30