京都和菓子の老舗「甘春堂」の魅力をご紹介!茶寿器や人気メニューとは

四季折々の趣を取り入れた、美しく奥深い和菓子の世界。そのなかでもとりわけ強い輝きを放ち続けるのが京都の老舗和菓子店「甘春堂」です。神社御用達の伝統菓子からパフェなどのカフェメニュー、さらにはオーダーメイドでの和菓子作りもお願いできるなど、その魅力はとどまるところを知りません。

今回はそんな「甘春堂」の魅力を、人気メニューや和菓子作り体験といった店舗情報を中心にお伝えします。ぜひ京都観光の際の思い出作りや祝い菓子選びの参考になさってくださいね。

甘春堂はどんなお菓子屋?

甘春堂は慶応元年(1865年)創業の京都和菓子の老舗で、現在は六代目の方がお店を切り盛りされています。「豊国神社」「旧六条御所」といった伝統菓子の御用達を務める傍ら、各年代ごとにその時代に寄り添った創作菓子も手がけるなど商品バリエーションは実に豊か。お菓子のクオリティから包装まで全てにおいて完成度が高く、手土産やギフトにもおすすめです。

店舗は京都に本店・東店・嵯峨野店の3店舗を展開しており、東店・嵯峨野店では併設の茶房「撓」にてイートインも可能。そのほかにも関東や中国・四国地方の百貨店を中心に販売店を構え、公式ホームページ上でオンライン注文にも対応しています。また、和菓子屋さんでは珍しくオーダーメイドによるオリジナル和菓子の作成もお願いできるので、披露宴の記念品など祝い菓子がご入用の際は相談してみてはいかがでしょうか。

甘春堂の人気和菓子ベスト5

甘春堂の人気和菓子をご紹介します。

干菓子

甘春堂は、和三盆・落雁・有平糖・干錦玉・生砂糖など100種類以上ある干菓子を一つから販売しています。種類が豊富で購入もしやすいので、あれもこれもと色々な味を楽しみたい方にぴったりです。お重に入った「干菓子とこんぺい糖の詰合せ(各1箱 1,296円)」は松嶋菜々子さんも買っていかれたのだとか。

上品な味と100年以上の伝統を誇る甘春堂の千菓子は、ご年配の方や目上の方への贈答品として最適です。贈答用にギフトセットのラインナップも充実しているので、選ぶのに困ることはないでしょう。価格も和三盆・落雁6個詰合せ(486円 税込)など、購入しやすい価格帯から用意されているのも嬉しいですね。

茶寿器(ちゃじゅのうつわ)

茶寿器はお菓子でできた器のことで、その昔、献上菓として特別な祝宴のときにだけ作られていた祝い菓子です。まるで本物に見える抹茶茶碗のなかには、季節の落雁と州浜、黒砂糖羊かんがセットで入っています。

干菓子なのでもちろん割って食べられますし、数回程度なら実際にお茶をたてることもできます。最後にいただくと砂糖の甘さとニッキの香り、しみ込んだ抹茶が絶妙にマッチしておいしいですよ。9パターンほど商品がラインアップされているので、お茶を好む方へのプレゼントやさまざまなお祝い事におすすめです。

価格:桐箱1個入(一番人気)3,240円(税込)

羊羹

歴史ある甘春堂には、羊羹だけでも楽しめるくらいにたくさんの商品があります。金箔を散らした「鳳凰の京舞(小 864円 税込)」や昔ながらの手法で練り上げられた練り羊羹、さらに夏には透明感があって涼やかな季節工芸菓「清滝川(小 864円 税込)」も登場。まったりした京都らしい味わいはもちろんのこと、見た目でも楽しませてくれます。

特に人気があるのが、大粒の栗がごろんごろんと入った「栗蒸し羊羹」です。ホクホクの栗とねっとりした羊羹の食感が絶妙なハーモニー。賞味期限は約20日と日持ちがよいので、贈り物にも最適です。

大仏餅

甘春堂の名物「大仏餅」は、やわらか~い白いお餅の中に丹精込めて作ったお店オリジナルの餡が包まれていて、もっちり感がやみつきになる逸品です。現代でも江戸時代の製法と同じく、石臼と杵つきで職人がお餅をついて作るほどのこだわりぶり。「京大佛」の焼き印も当時からのものだそうですよ。

値段:1個130円(税込)、5個入り648円(税込)
賞味期限:3日間

パフェ・あんみつ・抹茶セット・かき氷(夏季のみ)

は伝統菓子を作る一方、創作菓子作りにも意欲的で、パフェやかき氷などカフェの定番メニューも充実しています。茶房「撓」は、東店・嵯峨野店のみの利用となりますので、訪れる際は店舗を今一度確認しましょう。

■撓(しおり)パフェ
昔懐かしの、喫茶風テイストが強い「撓パフェ」。なかには抹茶かんてんとバニラアイスが入っていて、トップには抹茶アイスクリームとさくらんぼ、バナナなどがのっています。クリームのまろやかさと抹茶寒天のほろ苦さが相性バツグン!最後までペロリと完食できちゃいます。

■撓ごおり
ふわふわ氷の上にたっぷりの小豆、抹茶かんてん、バニラアイスなどがトッピングされています。夏季のみの限定販売ですので、シーズンになったらぜひオーダーしてみてくださいね。

■撓あんみつ(黒蜜添え)
アイスクリームとバナナ、白玉、栗、小豆、抹茶かんてんなど、一皿でにたくさんの味を堪能できる「撓あんみつ」は、やみつきになる方が続出している人気メニュー。そのまま食べてもおいしいのですが、別添えの黒蜜をかけて召し上がっていただくとさらに和の味わいを楽しめますよ。

■抹茶セット
抹茶と上生菓子・干菓子がセットになった「抹茶セット」は、京都の趣を味わえるおすすめメニューです。煎茶のお好きな方には「煎茶セット」、コーヒーのお好きな方には「コーヒーセットがそれぞれ用意されています。抹茶が苦手な方でもゆっくりくつろぐことができますよ。

甘春堂のお菓子は通販/お取り寄せできる?

甘春堂では千菓子の詰め合わせをはじめ、季節の和菓子や上生菓子、お店の人気メニュー「大仏餅」や「栗蒸し羊羹」などさまざまな商品を公式ホームページから注文できます。カテゴリーだけでも15項目近くあるほど商品が豊富なので、一年を通じてさまざまなシーンにおすすめです。

ハロウィンの干菓子(378円 税込)や七五三のお干菓子こっぽりセット(2,160円 税込)など、季節や行事にぴったりな商品もあるのでこまめにホームページをチェックしましょう。

甘春堂の混雑状況は?七條甘春堂との違いなど知っておきたい店舗情報

甘春堂の店舗情報をまとめました。

混雑状況は?予約はできる?

茶房併設の東店・嵯峨野店では予約もできるようです。混雑状況に関しては残念ながら有力な情報は得られませんでした。入店まで何時間も待った、という意見はありませんでしたので、比較的スムーズに入店できるのではないでしょうか。

七條との違い

甘春堂と七條甘春堂は同じ系列の会社ですが、販売会社を甘春堂、製造会社を七條甘春堂と分社化しています。そのためホームページや取扱商品、直営店舗などが違うことを覚えておくとよいでしょう。

ちなみにネット上ではランチができるとの口コミが見られますが、提供は七條甘春堂の本店に併設の喫茶「且坐喫茶」です。「お昼の御膳 御赤飯セット(1,200円)」はランチにぴったりなメニュー。御赤飯にだし巻き卵などおかず6種、汁物とデザートの羊羹がセットになっており、実に京都らしい粋な内容です。

予約必須!和菓子作り体験もできる

甘春堂の東店・嵯峨野店では、和菓子作りの体験教室が開催されています。材料の都合上、2~3日前までに予約を済ませておきましょう。一般コースは上生菓子3個、干菓子1種類を作る内容で、費用は2,300円+税です。満員になるほど人気があるそうですよ。

甘春堂の行き方は?

甘春堂の本店は京阪七条駅から徒歩3分、茶房併設の東店は京阪七条駅・清水五条駅から徒歩約8分のところにあります。本店には駐車場はありませんが、東店・嵯峨野店は駐車場を完備しています。

店舗情報
店名:甘春堂 東店
住所:京都府京都市東山区茶屋町511-1
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休(ただし臨時休業あり。元旦は休業)