【食レポ】千疋屋総本店と銀座千疋屋のフルーツゼリー食べ比べ

高級フルーツ専門店として有名な千疋屋。歴史は古く1834年に初代社長 大島弁蔵氏が庶民に向けた安い果物店として店を開いたことに由来します。そんな千疋屋ですが、実はのれんわけがされており、のれんごとに味が違うらしい。どれほど違うのかを確認するために今回は食べ比べをしてみました。

 

千疋屋のルーツ

千疋屋の歴史は古くできた当初は庶民が誰でもフルーツが手に入ることをビジョンに「水菓子、安売り処」と看板を掲げ、今とは全然方針が異なり安売り店でした。
2代目の文蔵の代で、料亭などに千疋屋の果物が取り扱われるようになり高級路線へとシフトし、徳川家御用達になるまでになりました。
3代目になると洋風3階建ての店舗を建設し、海外産のバナナ、パイナップルなどを買い付け国産果物の品種改良にも取り組んだ。

この頃から、番頭を独立させ、のれん分けする戦略をとるようになりました。
のれん分けをした理由には合理的な理由がありました。
果物は旬の時期を考えて仕入れても売り切れないリスクがありました。経営方針としては、食べ頃を逃した果物は販売しないと決めていたので、果物の調達が非常に難しかったと言えます。
国産、外国産と取り扱う果物も増加したため、在庫リスクが経営を圧迫するリスクが高まっていました。

そのためリスク分散のために、複数の店と共同で仕入れたり、残った果物を融通しあう必要性があると考えたため、のれん分けを行いました。この頃、のれんをもらいうけた1つが銀座千疋屋だと言われています。

千疋屋総本店と銀座千疋屋のフルーツゼリーを比較

そんなのれんがいくつかある千疋屋。今回は千疋屋総本店と銀座千疋屋との比較をしてみました。

こちらが千疋屋総本店のフルーツゼリー
総本店は深緑を基調として、昔ながらの印象を与えます。

こちらが銀座千疋屋のフルーツゼリー
銀座千疋屋は黄緑を基調として、総本店よりも若さやフレッシュさをイメージさせる印象を与えます。

中をみてみましょう

 

こちらが千疋屋総本店のフルーツゼリー
フルーツがごろっと入ったフルーツゼリーという感じ。
香りもお酒の匂いがちょっとします。

一口食べてみると、
千疋屋総本店は、果物を丸ごと食べているという感じです。
フルーツゼリーというよりは、果物をブドウ糖で何日か漬けた感じですね。
こんな風な果物を食べるのは初めてです。

こちらが銀座千疋屋のフルーツゼリー
総本店とは1つ1つは小ぶりでゼラチンのゼリーも一緒に入っています。

一口食べてみると、
銀座千疋屋は、総本店と全然違いゼリーという感じです。果物の食感もまだ、繊維が残っていて食感がしゃりしゃりしていて美味しい。
ゼラチンもとても果物の味が染み込んでいてとても爽やかな味です。

まとめ

千疋屋総本店と銀座千疋屋は、同じようで全く違うゼリーでした。個人的には銀座千疋屋の方がさっぱりとしていて食べやすい感じでした。果物を食べているという感覚をしたい人は総本店がおすすめかもしれないです。ぜひ、千疋屋も違いを意識して食べてみると良いかもしれません。

株式会社SweetsVillage 創業者。 3度の飯よりスイーツが好き。お菓子屋さんの取材を50件以上実施。様々なスイーツの企画にも携わり、スイーツの商品開発などにも携わる。