写真映え間違いなし!可愛らしいおはぎが揃う「森のおはぎ」

食欲の秋と呼ばれるほど、秋は美味しいものがあふれていますよね。和菓子好きの方は秋になると恋しくなる和菓子も多いのではないでしょうか。モンブランや栗きんとんなど数多くの和菓子がお店に並びます。餅米を甘いあずき餡でくるんだ「おはぎ」も秋になると食べたくなる和菓子のひとつではないでしょうか。おはぎは素朴で味わい深いお菓子のひとつですよね。でもお世辞にもオシャレなスイーツとは言えないため、若い人にはあまり人気がないと思っていませんか?しかし、大阪にそんなおはぎを現代風にアレンジして人気を博しているお店があるんです。今回はそんな人気のおはぎを扱っている「森のおはぎ」についてご紹介していきます。森のおはぎはどんなお店なのか、ぜひお店に訪れた際の参考にしてみてくださいね。

どんなお店

オシャレなおはぎを販売している森のおはぎですが、どんなお店なのか詳しくご紹介していきます。森のおはぎは2010年にオープンして以来、大阪の手みやげの新定番となっているほど。日よけの黒テントに覆われたシックな外観が目印ですが小さなお店で、間口がせまくぼうっと商店街を歩いていると見過ごしてしまうので注意してくださいね。お店の建物は3坪ほどで、店前にはすぐカウンターがありガラス製のショーケースに入れられた可愛らしいお菓子が並んでいます。ショーケースを載せているカウンターは、水屋たんすという台所に置かれて使われていた昔の食器棚というこだわりが特徴。カウンター後ろのガラス扉は手延べの板ガラスで、今ではとても貴重なものです。手延べ独特の映りこむ風景がゆがんで見えるのが味わいで、内観もすごくこだわっています。店主のセンスの良さを感じられる雰囲気の理由は、デザイナーをしていたという異色の経歴をもっているから。つくることが大好きでもっとお客さまの近くで仕事がしたいという思いからおはぎ屋さんをはじめたそうです。2014年には大阪市の北新地に姉妹店「森乃お菓子」もオープンし、ますます人気が高まっているんです。森のおはぎのオシャレさがお店の魅力だけでなく、もちろん美味しいおはぎが魅力でもあります。オシャレな森のおはぎで販売している、オシャレなお菓子について詳しく紹介していきますね。

森のおはぎの人気メニューは?

一般的にはシンプルでお世辞にも派手とはいえないおはぎをオシャレに、そして美味しく販売している森のおはぎ。温かみのある木のショーケースにならんだおはぎは色とりどりで、見た目もとても可愛く輝いて見えるほど魅力的です。そんな森のおはぎにはどんなメニューがあるのでしょうか。森のおはぎに訪れた際は購入してほしい人気メニューをいくつかご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

おはぎ

森のおはぎという店名の通り、森のおはぎはおはぎが看板商品。しかしおはぎは別名「ぼた餅」ともいうように、大きめのサイズなのが通常ですよね。しかし、森のおはぎはかわいらしいサイズ感も魅力のひとつで、女性でも2〜3個食べれるほど小ぶりに作られています。おはぎのもち米も雑穀米や黒米、よもぎ入りや大豆入りなど多いときで毎日4種類も蒸し分けるこだわりを持っています。これだけの手間をかけているからこそ、こんなにおいしいおはぎがつくられているだと納得できる味です。定番商品で1番人気のおはぎは「大納言雑穀もち」というおはぎで、北海道産の大納言小豆でなめらかに炊き上げたあんこと雑穀のぷちぷちしたもち米の食感が楽しめる逸品。見た目は普通のおはぎのようですが、森のおはぎらしいこだわりの詰まったメニューになっています。それだけでなく、京都から取り寄せた大豆を香ばしくなるまで炒ったきなこを使った「深炒りきなこ雑穀もち」や京都の老舗から取り寄せたほうじ茶を使った「ほうじ茶黒米もち」、みたらし団子の串からこぼれ落ちたような「本醸造みたらし雑穀もち」など種類も豊富。季節限定のおはぎもあり「ずんだ黒米もち」や「焼きとうもろこしもち」などその時しか食べられない美味しいおはぎもそろっています。どのおはぎも小豆そのものの素材の味がちゃんとするように、砂糖の量のバランスをギリギリまで追求してつくられました。こだわりのつまった森のおはぎのおはぎをぜひご賞味ください。

わらびもち

森のおはぎでなぜか名物になっているのが「わらびもち」。もちっとしながらも口の温度で溶けていくという食感を目指して、独自製法にたどりついた森のおはぎの店主こだわりの一品。コシがあるのに柔らかい店主理想の食感に仕上がったわらびもちは、よく伸びてやわらかい究極の逸品。通年販売しているので、いつでも楽しむことができるのもうれしいですよね。ひと口サイズのわらび餅は、王道のきなこ味と抹茶味の2種類あります。どちらもぜひ食べてほしい商品になっているので、食べ比べてみてはいかがでしょうか。森のおはぎのわらび餅はスーパーなどのわらび餅とは全く違うので、その食感と味に虜になることまちがいなしですよ。

かりんとう

森のおはぎの人気メニューの中にかりんとうがあります。このかりんとうは「黒糖ねじねじかりんとう」と言い、その名の通り黒糖を使った生地をねじった形が特徴のかりんとうです。長さ10cmほどあり、普通のかりんとうより大きいと感じる方も多くいます。そのためその見た目から歯が立たないのではと心配する方もいますが、口に入れると思いのほかサクッとした軽い歯ごたえをしているのも魅力のひとつ。厚く絡められた黒糖は単なる甘味だけではなく、コクと旨味も感じられる濃厚な味わいが楽しめるかりんとうになっています。

限定人気商品

森のおはぎの人気メニューをいくつかご紹介しましたが、その時期しか食べることが出来ない期間限定のメニューもあります。そんな期間限定の人気メニューについてご紹介します。

ちとせ最中

森のおはぎには少し変わったちとせ最中というメニューがあります。細長い最中になっていて、一口ずつ味が変わるへんてこ最中。最中の中にはあんず、くるみ、かぼちゃの種、くこのみ、松の実、くるみ、パイナップルなどなど気まぐれに入っているので最後まで飽きずに楽しむことが出来ます。しかし、この細長い最中を作るにはあまりに繊細な作業が必要になるそう。土曜のみ夏季休止に加えて、10本程度しか作っていないという貴重な逸品。お店で見かけたらぜひ買ってほしい森のおはぎのおすすめメニューです。

木の実のおこし

森のおはぎという店名の中にもある、森という名にぴったりの商品でもある「木の実のおこし」。その名の通り木の実がたっぷりと入ったお菓子になっていて、胡桃、アーモンド、カシューナッツ、黒豆、南瓜の種、クランベリー、はと麦パフなどが使われています。ザクザクとした食感が楽しめるメニューで、おはぎよりも日持ちもするのでお土産にもおすすめです。この商品は土曜限定メニューになるので注意してください。

店舗情報

いかがでしたでしょうか。森のおかしはオシャレな空間とオシャレなお菓子、そして素材の味を生かした味が魅力のお店です。見ているだけで癒されるような可愛らしいおはぎがたくさんあり、話題になっています。おはぎは生菓子なのでお取り寄せはできませんが、森のおはぎの店舗以外でも、百貨店などで購入することもできるようです。森のおはぎ公式ホームページに掲載されるイベントなどをチェックして、ぜひお店にいけない方は行ってみてください。森のおはぎの店舗は梅田駅や新大阪駅までのアクセスも良い豊中市にあり、阪急宝塚線・岡町駅から商店街を抜けて徒歩7分ほどの場所になります。黒いテントとグリーンで空間をつくられたお店が特徴。伊丹空港からも近いので、駅からのアクセスが良いのはうれしいですよね。オシャレな空間で、オシャレなおはぎやお菓子を楽しむことができます。お土産にも喜ばれること間違いなしのメニューばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

店舗情報
店名:森のおはぎ
住所:大阪府豊中市中桜塚2-25-10
営業時間:10:00~13:00、14:00~売切
定休日:日曜、月曜(お正月とお盆は休みがあります。お彼岸はもちろん開いてます)