余ってしまった生クリームを大量消費できるアイデア!お菓子やパスタにも

少量加えるだけで旨味が一段と増す生クリームは、お菓子作りやお料理に大活躍の食材です。

しかし消費量の少なさが原因で余りやすく、次は何を作ろうかと悩んでいるうちに消費期限切れ、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

そんなときは食材を最後までおいしくいただくため、思い切って一度で大量消費してしまいましょう!

おやつにぴったりなケーキやがっつり大満足なクリームパスタなど、お役立ちの生クリーム大量消費レシピをご紹介します。

余った生クリームはどう使う?上手な活用方法は?

生クリームは焼き菓子や生菓子、パン、洋食など、幅広いジャンルの料理で活用できる大変便利な食材です。

野菜スープのベースにしたり、生クリームをたっぷり混ぜ込んでスイーツ作りと、可能性は無限大。

せっかく余ったのであれば、生クリームのおいしさを十二分に楽しめる大量消費レシピで、一滴残らず最後まで食べきってしまいましょう。

生クリームの大量消費レシピ「スイーツ・お菓子編」14選

冷やして固めるだけ、混ぜて焼くだけの簡単なお菓子からパティスリー顔負けの本格的なスイーツまで、さまざまなレシピをご紹介します。

自身のレベルに合わせて作りやすいものから挑戦してみれば、スイーツ作りがどんどん楽しくなること間違いなしですよ。

1.「パンナコッタ・パフェ」生クリーム消費100ml程度

パンナコッタの作り方はとても簡単。

ふきこぼれに注意しながら生クリームと牛乳、グラニュー糖を温め、ゼラチンで冷やして固めるだけです。

さらにひと手間かけて、イチゴのマリネやオレンジシャーベットを盛り付ければ、ひんやりおいしいパフェの完成です。

2.「いちごのババロア」生クリーム消費100ml程度

生クリームをふんだんに使った、口当たりまろやかなババロアです。

生または冷凍いちごをピューレ状してトッピング。

コクのあるミルキーな風味のなかにフレッシュな果肉の酸味を感じる、さわやかな一品です。

3.「本場のチョコがけプレッツェル」生クリーム消費100ml程度

プレッツェルは、生地を一度お湯で茹でてから焼き上げるドイツの定番パンです。

生地にたっぷりの生クリームと重曹を使用することで、モチモチ・カリカリのくせになる触感に。

そのままプレーンでいただけば食事パンとして、チョコレートソースをかければおやつとして楽しめます。

4.「プロ級生キャラメル」生クリーム消費150ml程度

口に入れると舌の上でトロリととろける新触感…その正体こそが生クリームです。

材料はたった5つで、コツは焦げないように鍋でじっくり煮詰めるだけ。

おうちで生キャラメル専門店の味が楽しめますよ。

5.「3種の濃厚ガナッシュクリームで作る本格生チョコ」生クリーム消費60~80ml程度

いちご、抹茶、チョコの3種類のガナッシュを使用した濃厚な生チョコレート。

ガナッシュクリームはケーキのトッピングなどさまざまなスイーツに活用できるので、多めに作ってストックしておくのもおすすめです。

7.「チョコレートムース」生クリーム消費300ml程度

ビターチョコとミルクチョコを合わせて、コクとまろやかさを引き出した本格ムースです。

ムースの上に砕いたクッキーをトッピングしたり、フルーツソースと合わせたり、自由なアレンジが楽しめます。

10.「いちごと桜のスフレロールケーキ」生クリーム消費400ml程度

生地の中にたっぷりとホイップクリームを包み、さらにケーキの上にホイップクリームをトッピングと、一度に大量の生クリームをおいしく消費できる最強レシピです。

コンフィチュールはお好みの果物で作ってアレンジを楽しむこともできます。

11.「チョコモンブラン」生クリーム消費200ml程度

チョコレートスポンジ・生チョコ・ホイップクリーム・チョコマロンペーストの4層で食べ応え十分な、見た目にも華やかなチョコモンブランです。

工程は多いけど作り方はシンプルなので、1層1層丁寧に仕上げて組み立てれば初心者でもおいしく作れます。お土産やギフトにもぴったりです。

12.「ブラウニー」生クリーム消費100ml程度

バターの代わりに生クリームを使用することで、まるでガトーショコラのようにしっとり濃厚なブラウニーに。

冷蔵庫で一晩寝かせてからいただくのがおすすめです。生クリームがまだ余っているようならホイップしてトッピングにしてもいいですね。

13.「スコーン・マフィン」生クリーム消費50ml~100ml程度

スコーンもマフィンも生クリームを混ぜると軽い触感に仕上がります。

焼きたてスコーンは外はサクサクで中はしっとり。マフィンは抹茶を入れたり紅茶を混ぜたり、たくさんのアレンジを楽しめます。お好みのレシピを見つけてみましょう。

14.「クッキー」生クリーム消費100ml程度

生クリームで作るクッキーは卵不使用、さらに生地を絞り袋に入れて天板の上に絞り出すので、クッキー型も必要ありません。

卵アレルギーが不安な方やスイーツ作り初心者でも挑戦しやすいお菓子です。

生クリームを大量消費するなら!「おかず・料理編」6選

生クリームといえばお菓子、の固定概念にとらわれるのはもったいない! あの料理に使われていた、なんて発見もあるくらい、お料理にとっても生クリームはポピュラーな食材です。

甘いものばかりで飽きてしまった、というときにも心強いですね。

1.パスタなどの麺類

パスタ料理は生クリーム大量消費レシピの宝庫。カルボナーラにトマトクリーム、きのこクリームに明太クリームと、どれも大人も子どもも大好きなメニューです。

作り方は、生クリームを焦がさないようにじっくりフライパンで温め、ゆでたてスパゲティと手早く混ぜるだけ。

普段はパスタソースを使っているという方も、この機会に挑戦してみては?

2.クリームシチューなどのスープ系

生クリームのこっくりとした甘み・旨味を楽しめるクリームスープ。そのまま加えても十分おいしさを楽しめますが、生クリーム・バター・小麦粉で作ったホワイトソースで仕上げれば、とろみも旨味も倍増します。具材は野菜、鶏肉、アサリ、きのこなど、お好みの食材をお楽しみください。

3.グラタンやキッシュなどの焼き物

グラタンは、たっぷりの生クリームを練りこんだホワイトソースをチーズの下に忍ばせて、手作りならではのボリューミーさを楽しみましょう。

キッシュはパイ生地から香るバターと濃厚な生クリーム・卵の組み合わせが絶妙なフランスの家庭料理です。

冷蔵で2~3日保存可能なのも嬉しいですね。

4.クリームコロッケなどの揚げ物系

普段は少々ハードルの高いクリームコロッケですが、生クリームが余ったこんなときこそチャレンジ! 

王道のカニクリームコロッケのほかにもコーンクリーム、エビクリーム、かぼちゃクリームなど、一度慣れてしまえばお好みの食材でアレンジが可能です。

5.チーズフォンデュなどのメイン系

生クリームとチーズを混ぜるだけで簡単に作れる、おしゃれでおいしいパーティーメニュー。

最近では酸味やスパイスが癖になるトマト味・カレー味、豆乳・白みそなど和の食材を混ぜてあっさり食べやすくするなど、多種多様なアレンジが楽しまれています。

6.マッシュポテトなどの副菜系

もったりと舌触りなめらかなポテトからあふれる、生クリームとバターのコクが魅力の一品。

お肉料理の副菜としてはもちろん、ボール状に丸めてカラッと揚げればお弁当のおかずにもぴったりです。

生クリームが少し余った時はちょい足し「ドリンク編」4選

お料理やお菓子作りに使うまでもない、そんな微妙な残り具合のときは、ドリンクでアレンジを楽しんでみては。

生クリームを少し加えるだけで、普段よりリッチで特別な一杯に大変身します。

1.珈琲のミルクとして

深入りのビターなコーヒーと脂質の高い生クリームは相性抜群。

一口飲めば濃厚まろやかな生クリームがコーヒーの苦みを包み込み、舌の上にほろ苦い余韻が残る極上の味わいです。

さらにお好みでホイップしてコーヒーの上に浮かべれば、ウインナーコーヒーの完成です。

2.紅茶に入れてミルクティー風

生クリームを加えるなら、ミルクに負けない強い風味とコクを持つアッサムティーがおすすめ。

そのほか、ホットミルクにティーバッグを入れ、さらにスプーン一杯分の生クリームを加えれば、ワンランク上のロイヤルミルクティが出来上がりです。

3.ココアにコクをプラス

インスタントココアなら、お湯または牛乳で作ったココアに大さじ1杯分の生クリームを加えてみましょう。ミルクの風味とカカオの香りがさらに引き立った、特別な一杯を楽しめます。

4.エッグノッグでお洒落に

エッグノッグは、牛乳・生クリーム・生卵・バニラエッセンスを混ぜて作られるカスタードクリームのような味わいの飲み物です。

本場・北米ではクリスマスに飲む特別なドリンクで、ブランデーなどを加えて大人の飲み物として楽しむこともあります。

余った生クリームの冷凍保存法

冷蔵庫保存ではすぐに賞味期限が迫ってしまう生クリームですが、ホイップした状態で冷凍すれば3週間も保存することができます。

おすすめ方法は、まず生クリームを角が立つまでしっかりホイップ。絞り袋に詰めたら、バットやタッパーに一口サイズで絞り出し、一粒一粒くっつかないように冷凍します。

冷凍した一口ホイップクリームは、温かい料理や飲み物に加えて使いましょう。

凍ったままのホイップクリームをホットコーヒーに浮かべたり、シチューやクリームパスタに加えたりと、解凍する手間もなく便利に活用できます。

ホイップ済みの生クリームが余り困ってしまったときにもぴったりな方法です。

生クリームは最後まで上手に消費しよう

生クリームのような乳製品は食品の中でもとくに消費期限がシビアで、すべて使い切るのが難しい食材です。

ですが生クリームをメインの料理に使ったあと、余った分を消費するための献立まで計画的に考えられれば、上手においしくフードロスを減らすことができそうです。

ぜひ生クリームが余るたびに大量消費レシピのレパートリーを増やして、おうちの食卓を豊かに彩りましょう。

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男勝りの2児の母 ジンジャーブレッドちゃんのジンちゃん
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