和菓子はカロリーも脂質も低いお菓子?ダイエットにオススメな理由とは!

和菓子は本当に低カロリー&低脂質?太らないは嘘?

甘いものが食べたいけどカロリーが気になる時、和菓子なら低糖質で低カロリーだからダイエット中でも大丈夫!という話を聞いた事はありませんか?

もちろんその量や質は意識しなければいけませんが、辛い我慢を続けるより、適度にお菓子を取り入れた方が、ダイエットが成功しやすいとも言われています。

コンビニやスーパー等で気軽に買える和菓子。手に取りやすいからこそ気になる、和菓子のカロリーや糖質、本当に太らないのか?など、詳しく見ていきましょう。

和菓子・洋菓子のカロリー&脂質を一覧で比較

和菓子と洋菓子のカロリーと脂質を、メジャーなお菓子別で見てみましょう。

【洋菓子のカロリー(脂質)】※1個分
・ショートケーキ・・・300〜400kcal(脂質 15g程度)
・シュークリーム・・・200〜300kcal(脂質 15g〜)
・プリン・・・100〜150kcal(脂質 4g程度)

【和菓子のカロリー(脂質)】※1個分
・大福・・・150〜250kcal(脂質 0.5g程度)
・どら焼き・・・200〜300kcal(2.6g程度)
・みたらし団子・・・50〜100kcal(脂質 0.2g程度)

1個分の大きさ(重さ)の違いの影響はありますが、1個分の満足度から見て、カロリーも脂質も比較的和菓子の方が低いと言えます。

和菓子も洋菓子も同じ“甘いもの”として食べる時、その差はカロリーにも脂質にも出るという事を覚えておきましょう。

ダイエット中にお菓子を食べるなら洋菓子より和菓子!

一覧で見た通り、やはりダイエット中に選ぶべきは和菓子です。

1個食べた時の満足度にほとんど差が無いと考えた場合、同じ食べるなら、低カロリーな和菓子を選びましょう。

和菓子を選べば、甘いものを我慢する事なく、反動で食べ過ぎてしまう事も避けられるのでおすすめです。

脂質が低い和菓子はダイエットに最適

栄養バランスを崩すことなく食事制限をする場合、参考にしたいのが「PFCバランス」です。

PFCとは「P=たんぱく質」「F=脂質(脂肪)」「C=炭水化物」を示し、通常1日に摂るべき脂質量は50〜80gと言われていますが、ダイエット中はその半分の25〜40gが理想です。

その点、和菓子は洋菓子に比べ脂質を低く抑える事ができるので、ダイエットに最適と言えるでしょう。

和菓子のカロリーが低いのはなぜ?ヘルシーと言われる理由は

では、和菓子のカロリーが低いのは何故なのでしょうか?

同じ甘いお菓子なのに、洋菓子に比べて低カロリーになる和菓子の秘密を探っていきましょう。

脂質が低い・ほとんど脂質がないものも!

洋菓子にはバターや生クリーム、チーズなど、脂質を多く含む材料が使われます。

それに比べ、和菓子の主な原材料は小豆、砂糖、米粉、餅粉など、脂質の少ないものが多く使われます。

そのため、甘くても脂質が低いお菓子に仕上がるのです。

中には脂質が1g未満の、ほとんど脂質がない和菓子もあります。

例えば最中、寒天ゼリー、栗きんとんなどは脂質が0.3g以下と非常に低く、脂質が気になるダイエッターさんの強い味方になってくれるでしょう。

甘みが強く小さくても満足感がある

和菓子にはたくさんのお砂糖が使われます。

お菓子自体は小さくても甘味が強いため、少量でも満足感があるのも和菓子の特徴です。

ただし、早食いは食べ過ぎのもと。

ゆっくり咀嚼して味わいながら食べましょう。

水分が多い

和菓子の中でも「生菓子」と呼ばれる餅などのお菓子には、水分が多く含まれます。

ケーキやクッキーなどの焼いて水分を飛ばした洋菓子に比べ、水分が多い和菓子は、その分ヘルシーでカロリーを低く抑える事ができるのです。

和菓子の原料は植物性のものが多い

洋菓子が生クリームやバター、牛乳などの動物性の材料を多用するのに対し、和菓子には大豆、小豆、米などの植物性の材料が多く使われます。

植物性の材料は、動物性の材料に比べカロリーが低く抑えられるため、やはり和菓子の方がダイエットや食事制限向きのおやつと言えるでしょう。

食物繊維豊富なものが多い

和菓子には小豆(あんこ)や大豆(きな粉)など、食物繊維が豊富な材料が多く使われます。

食物繊維は腸内環境を整える、ダイエットに必須の成分です。

美味しく手軽に食物繊維が摂れる和菓子は、やはりダイエットの強い味方です。

低カロリーでも心配?和菓子の太りにくい食べ方を紹介

和菓子が低カロリーな事は知っていても、やはりダイエット中に“甘いもの”を食べるのは、少し罪悪感や不安が残るかもしれません。

そんなあなたに、低カロリーな和菓子を、より太りにくい方法で食べられる方法をご紹介します。

14時から15時の時間に食べる

和菓子を含むお菓子全般に言える事ですが、お菓子を食べるのに適した時間帯は、食事から3時間以上経ったあと。

いわゆる「3時のおやつ」の時間が最も適しています。

その理由は、脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするタンパク質の分泌量が夜になると多くなるため、おやつは夜以外の朝〜夕方までに食べるのが適しているのです。

なおかつ、昼から晩の食事の間であるおやつの時間に食べる事で、口寂しさを紛らわせ、間食をした満足感が得られるので、おやつは14時から15時あたりが最適と覚えておきましょう。

夜21時以降は食べない

先程と同じ理由で、和菓子を含む夜の間食はおすすめしません。

同じお菓子でも、食べる時間によって脂肪細胞が溜まりやすくなるので、夕食を食べ終わった夜21時以降は食べないようにしましょう。

クリーム入りは避ける

最近では、和菓子と洋菓子のいいとこ取りのようなお菓子も増えています。

和菓子をベースに洋菓子の要素を取り入れ、大福などの餅にたっぷりのクリームが入ったもの等が代表的です。

せっかく低カロリーな和菓子を選んでも、乳製品がたくさん使われたカロリーも脂質も高いクリームが入っていたら、意味がありません。

「和菓子」に見えるパッケージに飛びつくのではなく、どんな具材が入っているのか?確かめてから選ぶようにしましょう。

お茶と一緒に食べる

より太りにくい食べ方として、お茶と一緒に食べるのもおすすめ。

お茶に含まれるカテキンには、糖の分解酵素の働きを妨げ、ブドウ糖の吸収を抑制する働きがあります。

このため、糖から作られる脂肪が減り、肥満防止に繋がります。

和菓子とお茶は相性も抜群なので、ぜひお茶と和菓子をセットで食べるようにしましょう。

ゆっくりと時間をかけて食べる

和菓子に限らず、ゆっくりと時間をかけて食べる事は、健康にも肥満防止にも効果的です。

時間をかけてしっかり咀嚼する事で満腹感が得られ、食べ過ぎ防止にもなります。

時間をかけて味わう事で、和菓子の素材の味を楽しむ事もできるので、一石二鳥です。

低カロリー和菓子のおすすめランキングBEST3

では、低カロリーな和菓子のおすすめランキングを見てみましょう。

低カロリーBEST3を参考に、ダイエットや食事制限の参考にしてみてください。

意外な低カロリー和菓子が見つかるかもしれませんよ!

【1位】水ようかん

水ようかんのカロリーは100gあたり約75kcal。

原材料の小豆や寒天は、食物繊維やビタミン、ミネラル等が豊富で、これらの栄養成分には糖質を吸収しにくい性質や、エネルギーとして消費してくれる性質もあります。

水ようかんは意外なダイエット向きの低カロリー和菓子、と覚えておきましょう。

【2位】葛まんじゅう

葛まんじゅうのカロリーは、100gあたり約202kcal。

一般的な大きさは50g程度なので、1個あたり101kcalが目安です。

小麦粉に比べ葛粉の方が使用量が少なくて済むため、一般的な饅頭よりもカロリーが低くなります。

【3位】わらび餅

わらび餅のカロリーは、100gあたり約170kcal。

低カロリーに加え、もちもちした食感で満腹感も得られやすいため、ダイエット中のおやつにもピッタリです。

ただし、きな粉や黒蜜などのトッピングでカロリーが高くなってしまうので、味付けは最小限で食べるようにしましょう。

プロが作る和菓子のレシピを紹介!

ダイエットにもいい和菓子を、食べたい時に食べられるように、ぜひ手作りしてみましょう!

プロが教えるレシピだから、初心者の方でも本格的な味に仕上げる事ができますよ。

アレンジしやすい♪ほんやり葛餅

片栗粉無しの、葛粉のみを使用した本格レシピです。

手作りの葛餅を使ったおしゃれなパフェもご紹介。

シンプルな葛餅だからこそ、アレンジのしやすさも抜群です。

【葛粉を使ったプロレシピ 片栗粉なしの葛餅とアレンジパフェのレシピ・作り方】

片栗粉で作る ぷるぷるの水まんじゅう

片栗粉を使って、お家にある材料だけで作れる水まんじゅうのレシピです。

水まんじゅうの材料は3つだけ!

あとは自由にアレンジできるので、ぜひ手作りの水まんじゅうで、オリジナルの和菓子を完成させてください。

【おうちにある材料で♪ぷるぷる食感の片栗粉で作る水まんじゅうのレシピ・作り方】

宇治抹茶で作る 抹茶わらび餅

片栗粉は使わず、わらび粉で作る本格わらび餅です。
宇治抹茶を使った抹茶わらび餅と、あんこと黒蜜のトッピングが相性抜群ですよ。

【宇治抹茶でほっこり和スイーツ 抹茶わらび餅のレシピ・作り方】

大納言小豆の甘納豆

大納言小豆を使った本格甘納豆のレシピです。
手作りする甘納豆は、素材の味がしっかりした優しい味。
少し手間はかかりますが、その分美味しさは格別ですよ。

【本格和菓子】大納言小豆で作る甘納豆のレシピ・作り方

和菓子の基本!なめらかこしあんの作り方

小豆から手作りするこしあんのレシピです。
しっとりしたなめらかな口当たりのこしあんは、和菓子の他、パンや洋菓子にもアレンジ自在です。
この優しい甘さは手作りならではなので、ぜひ一度作ってみてください。

小豆を煮て作る!しっとり口当たりの良い簡単こしあんの作り方・レシピ

コンビニやスーパーで低カロリーおやつを選ぶなら和菓子一択!

コンビニやスーパーに並んだたくさんのお菓子。

流行のお菓子やSNSで話題のお菓子など、魅力的なお菓子がたくさんありますが、低カロリーなおやつを選ぶなら、やっぱり和菓子がおすすめ。

同じお菓子を食べるなら、ぜひ低カロリーで満足感も得られる和菓子を選びましょう!

ginchanジンジャーブレッドちゃん 愛称:ジンちゃん

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男勝りの2児の母 ジンジャーブレッドちゃんのジンちゃん
町のお菓子屋さんのお菓子を通じてお菓子の文化を広めるために活動しています
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